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2011/03/07(月)11:04

佐野洋子

読書♪(32)

佐野洋子さんと言えば絵本「100万回生きたねこ」が有名だけれど、この方のエッセイがヒジョーにいいとりあえず、絵本作家は優しげでおしゃれで・・・という勝手なイメージは佐野さんに関してはことごとく吹っ飛ぶ。「歯に衣着せぬ」という表現が本当にぴったりだしたまに本当に吹き出してしまった。(←本読んで笑うのあやしい)ときに意地悪ばあさんかと思うような行動をし知り合いだったら怖いかもと思うくらい毒舌なときもあるけれど、ぼーぼーに泣く(この表現がいい)ところなんてまっすぐで胸をうつ。強いけど繊細な方・・・なんだろうな。 ガンを患ってからもさらにパワーアップしていく豪快で潔よい生き方は、ひたすらすごいと思う。 昨年に亡くなられたのが本当に悲しくて残念で。ちなみに、詩人の谷川俊太郎さんの妻だったこともあると知ってまたびっくりだった。 「神も仏もありませぬ」私が最初に読んだエッセイで、佐野さんにはまったきっかけの本。佐野さんが群馬の田舎で暮らしている頃に綴ったもの。周囲のお友達の話や猫の話が胸を打った。「役にたたない日々」このエッセイでガンになったことを告白。機嫌が悪いんだけど、面白いし、なんだかすごい。そして老いること、その生き様に考えさせられる。 【送料無料】覚えていない  【送料無料】100万回生きたねこ 【送料無料】おじさんのかさ「おじさんのかさ」はカズの国語の教科書に載ってた。おじさんがかわいいお話。カズと読んだ児童書「おぼえていろよ おおきな木」も良かったな。 へんくつな主人公を書くのがうま過ぎる。(エッセイを読んで、妙に納得したけど) これから「しずこさん」を読む予定。めちゃ楽しみです。 

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