絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

2006/05/10(水)03:36

引き回されの刑・・・!?銀行編

社長の一人言(103)

よくある話なんだけど・・・・。 トルコの某大手プライベート銀行のG銀行のインターネットバンキングで、他行D銀行宛に送金をした。 ところがうっかり口座番号だけを全く関係ない番号で打ち込んで、先方から「お金が届かないよ~」との連絡で、気がついた。 翌日にテレフォンバンキングで、キャンセルの手続きをとってもらい、「他行宛なので2、3日はかかります」とのこと。まあ、戻ってくるならなんでもいいや、とそれは置いておいて、送金をしなおして、支払いは無事終了。 ところが8日経って、インターネットで見たら、まだ戻ってきていない。 8日経つまで見ない私も私だけど。 仕方がないので、G銀行まで出向いていった。 そしたら「お金は当行へまだ戻ってきていない、D銀行から返金の手続きがなされていない。 D銀行へ行って、事情を説明してくれ」 という。 で、行くって、言ったって、他市のD銀行の支店に送っているのだから、当然アンタルヤの支店に問い合わせに行った。 そしたらD銀行のアンタルヤ支店の女行員。 「その送金はここの支店宛にしたわけ?」 「違いますよ。U市のおたくの支店にしたんですよ」 「よその支店のこと、わかるわけないじゃない、ふん」 って・・・・。 実際はトルコ語なんだけど、日本語訳はこんな感じ。 で別の人が「当行のインターネットバンキングに問い合わせしてください」と番号をくれたので、店に戻ってから電話をした。 事情を説明すると、「送金部門に問い合わせのメールを送っておきますので、12時過ぎない時間にもう一度電話してください」。 なんだか面倒になってしまって、家に帰ってからもう一度G銀行のテレフォンバンキングに連絡した。 他行宛の送金のキャンセルを伝えると、調べてくれて「今実行中ですので、2、3日中に口座に振り込まれます」との返事。 「つまり、2、3日中にキャンセルになった分のお金が戻ってくるってことですね?」 って念をおすと「もちろんです」と対応はいつも丁寧でいいのだけどね。 普通だったらG銀行との取引なんだから、G銀行が客に「D銀行に行って聞け」って言うこと自体、変だよね。でも待ってて何もしてもらえないぐらいなら、自分たちでさっさとやってしまおう、って思うのがトルコ生活の知恵(!?)。 間違って送金した相手も言っていた。 「僕も以前、間違って送ったことがあるのだけど、何はともかく戻ってきてくれることを願おう」 全くその通りです。はい。

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