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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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2006年09月03日
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カテゴリ:トルコ人と日本人
友人のメフメットが日本へ行った。
無事、入国もでき、今は日本にいるというメールが届いた。
7年ほど前に一緒に日本へ行ったことがあるが、そのとき以来、日本への憧れが強く、なぜ自分はトルコへ戻ってきたのだろう・・・と自問自答してきたという。

前回トルコへ戻ってきた理由には家族のことがある。
一人でなら貧乏旅行でもなんでもできるけど、家族を残したまま旅行を続けることはできない。
今では日本で暮らしたい、子供にも日本で教育をうけさせたい・・・・そう考えているという。

気持ちはよくわかる。
私がトルコへ初めてきて以来、同じような思いを抱いていた。
トルコのトの字を見ただけで、聞いただけでトルコへの思いを馳せたし、どうやったらトルコで暮らせるのだろうか、かかわりをもてるのだろうか・・・・漠然だけど考えた。

どうして、と聞かれるとわからない。
感情がその地にピタリと一致するとか、魅かれるとか・・・・・・。
そして住んでしまえば、思ったのとかなり違ったりもするけど、慣れたらその地が故郷である。

メフメットにとっても日本はそんな気持ちにさせられる土地なのかもしれない。
トルコが嫌で逃げ出したいだけなら、近いところならヨーロッパがある。実際、ヨーロッパで暮らすトルコ人も少なくない。その親戚を訪ねる人もいる。

それがなぜか日本・・・・。

メフメットはかつて働いていたアンタルヤの国立交響楽団のツテを頼って、都内のプライベート・シンフォニーを訪ねると言っていた。運がよければそこで仕事が見つかり、将来的に日本に滞在できるチャンスを得られるかもしれないという。
全てが簡単にすすむとは思わないけど、自分のことを考えれば、住みたいところで住める幸せを得る権利は誰にでもあると思う。

夢やぶれたとしても、彼の今回の日本滞在で、7年間憧れ待ち続けた日本を満喫して、無事帰ってくることを祈りたい。





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Last updated  2006年09月03日 19時52分57秒
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