絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

2007/12/20(木)19:55

犠牲祭の朝

社長の一人言(103)

この前、午前10時まで寝ていられたのはいつのことだったろう・・・・・。 と思いながら、目覚ましのならない時計を見て、笑ってしまった。 時計の針は10時をまわり、別に今日は何もすることがないし、起きる必要もないので、せめて正午までは寝ようと頑張って布団にもぐりこんでいたものの、我慢ができなくなった。 いや、久しぶりに寝たいだけ寝た。 これも「犠牲祭」のおかげである。 昨日の午後から、官公庁、学校などはいっせいに休みになり、今日から日曜日まで連休になる。 今朝は犠牲祭の1日目で、あちらこちらで犠牲の牛や羊、山羊などが切られて、肉になっていることだろう。 友人宅でも昨日は、家族が集まり、甘いものの準備や、パンの買いだめ、食料の仕入れと忙しかった。今朝も午前中は牛と山羊を切っていると思う。 我が家は関係ないので、とくに何もしないが、私は犠牲の肉の臭いが苦手なので、この間は肉のあるところにできるだけ近寄らないようにしている。 決められた場所で屠られた肉を、いまごろ一家総出で分別しているところだろう。 今日のアンタルヤは天気もいいし、きっと昼にはバーベキューをする家庭も多いだろう。 今日は店も休みなので、夕方には誰かの家を訪ねることにして、息子と家に引きこもりを決め込む。 何もしなくてもいい、貴重な一日を楽しもう。

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