|
カテゴリ:トルコの手工芸
手作業のローズオイルの抽出法であるが、
この鳥頭型の釜をにバラの花とたっぷりの水を入れる。 分量は決まっていて、事細かく教えてもらったのが、いつものように書いたメモが見当たらないので省略する。 (ミフリ社長はだらしがないので、こういう時に気が利いて、細かい作業が苦にならないアシスタントが必要なんだって・・・) でも分量って言ったって、絨毯やキリム糸の草木染めを村でやるときと同じで、昔の水保管容器に3杯とか、頭の周囲と同じ長さに揃えるとか、具体的な数値は自分で計算しないといけない。 そして釜を火にくべ、約2時間煮る。 その際に、この鳥頭のくちばし部分に管をつなぎ、その管部分を水槽の水の中に通るようにして、水槽の外部に繋がる口に容器を用意する。 この水槽は20年ぐらい前の手作業で行う最後の時期に、この地区で共同で使ったものとのこと。 新しく作られたものなのであまり雰囲気ないけど、この中に水を流し、蒸気を冷やすことで水滴にする。 その水滴を容器にためる。そうすると油部分は上に浮かび、下に水がたまる。 そして抽出されたローズオイルを保管するガラス瓶。 蓋は布を巻いた手作り。瓶も昔の手作りガラス。 とっても素敵で欲しかったのだけど、「これちょうだい!?」と言うのはあと数回通ってから・・・・。 最後に釜に残った、すっかり油を取られて変色したバラの花を取りだす。 取っ手が縦に二つついているのはそのためである。 考えれば当たり前のことのようだけど、実際に作業を見ないとピンとこないこともある。 ミフリからのお知らせ イーネオヤ体験会に参加しませんか? 「刺繍糸で作るイーネオヤ」 内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。 日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00 場所:清澄アートギャラリー 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅より徒歩5分 持ち物:糸切りハサミ 定員:各5名程度 参加費:3000円(材料費込み) 講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員 参加を希望される方は、参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中までメール(mihri@infoseek.jp)でお知らせください。 初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。 お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。 ミフリの展示会期間中になります。 古いイーネオヤやイーネダンテル、民族衣装、その他トルコの手工芸品を展示、販売もしておりますので、貴重な手工芸品を実際にお手にとってご覧いただけます。 みなさまの参加をお待ちしております。 また今回講師をしてくださる小島優子先生のイーネオヤ教室は以下の通りです。 現在、東京と京都で継続的に開催されています。 興味がある方は直接問い合わせしてみてください。 ■ オヤの会 イーネオヤ教室 ■ 縫い針1本で作るトルコのレース、イーネオヤとイーネダンテル専門の教室です。 初心者の方から丁寧にご指導します。 東京【越前屋】(東京都中央区京橋1-1-6) ・第1木曜(9:45~12:45) ・第1木曜(13:30~16:30) ・第1土曜(13:00~15:30) お問い合わせ先 小島優子 e-mail yunnta@u01.gate01.com 東京【自由が丘産経学園】(東京都目黒区自由が丘1-30-3 自由が丘東急ビル5階) ・第1火曜(18:30~20:30) ・第1土曜(17:00~19:00) お問い合わせ先 自由が丘産経学園 Tel 03-3718-4660 e-mail jiyugaoka@sankeigakuen.co.jp 京都【日本トルコ文化協会】(京都市中京区室町通錦小路上ル 三洋室町ビル505) ・第3水曜日(13:30~16:00) お問い合わせ先 日本トルコ文化協会 Tel 075-255-7530 e-mail nitto@silk.plala.or.jp にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月28日 00時50分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[トルコの手工芸] カテゴリの最新記事
|