国境の旅~おまけ
旅の「まとめ」のはずが「おまけ」になってしまった・・・・。同じようなものなので、まっいいですね。最後はトラブゾンの町まで戻り、空港から飛行機でイスタンブル経由、アンタルヤへ戻りました。トラブゾン空港は国際空港でもあるのですが、小さくて、飛行機も徒歩で乗り降りします。トルコは国内線が安くて便利ですので、遠くに行くにも飛行機で一っ跳び。飛行機とレンタカーの組み合わせの旅がとても気楽にできます。もちろん道路事情はいろいろですので運転には気をつけてくださいね。さて、今回のトルコ国境の旅。イラン、アルメニア、グルジア(ジョージア)国境を巡る旅でした。それぞれの国を遠目にですが、見てきました。と同時にトルコの高原地帯を走る旅でした。そして私はこの旅で思わぬミスをしていました。気がついたのはエルズルムに着いてから。ホテルのチェックインで身分証明書の提出を求められてパスポートを探したのですが、バックの中にパスポートがない~!!あれっ? どうしたっけ?トラブゾンのホテルに預けたまま、受け取らずに来てしまっていました。慌ててトラブゾンのホテルに連絡して、パスポートの確認をし、1週間後にトラブゾンに戻ってから取りに行く話をしました。旅でパスポートがないのは困ります。でも今からトラブゾンまで戻るわけにもいきません。身分証明書としては滞在許可証、就労許可証、トルコの運転免許証がありますのでホテル宿泊などは問題ありませんでしたが、旅先で油断していますねー。実は私はパスポート忘れの常習犯。たいての宿泊先は各都市の定宿ですので、登録があり、パスポートの提出を求められることは稀で、求められたとしてもコピーを取ってすぐに返却してくれます。1泊の宿では同行者が気を利かしてくれれば忘れませんが、私自身はぼーっとしていますので、今までも何度か忘れたことがあります。ウルファのホテルで忘れたときは、シリア国境に向かったので、電話して確保してもらい、その帰りに取りに行きました。途中で思い出して良かったです。そうでなければアンタルヤまでパスポートがないことに気がつかなかったです。エスキシェヒールではクルマのスペアキーを忘れてきたこともあります。それは宅配便で送ってもらいました。トルコがそういう面でとても安全な国で良かったです。上の画像はカルスのガチョウです。カルスはガチョウ料理でも有名なのです。トルコはガチョウを食べる地域や人もいますが、一般的ではありません。カルスがロシア統治の時代があった影響なのかな・・・と思いますが、どうなのでしょう。カルスでガチョウ料理を・・・・と思ったのですが、ガチョウは冬のみ。夏は出すところがないそうです。これは黒海沿いのリゼのレストランで「魚のスープ」。ハムシ以外の魚料理と言えば、トラブゾンやリゼの人がここを薦めていました。たまたま泊まったホテルに併設されたレストランでした。あとは何を食べたかな・・・・。東部や黒海沿いは食文化に関しては西や中央部と大きく異なり、珍しいものもたくさんあります。肉料理などもボリュームも値段も違います。西のリゾート地や観光地に比べると不便だったり、外国人にはわかりにくいところもあるかもしれませんが、その分、新鮮な体験もたくさんできます。仕事の旅の上、肝心の画像のほとんどが行方不明のため、部分的なレポートになってしまいましたが、トルコの北東部の雰囲気を少しでも味わっていただけて、また興味を持っていただけたら幸いです。旅のレポートは終わりましたので、次回からは「乙嫁語り」に掛けて「布支度」に関するシリーズでも書こうかな・・・・?にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ