2013/05/19(日)04:58
トルコ・バラ紀行~ウスパルタにバラ摘みに行く
ウスパルタの昨夜の天気はちょっと雨。
そして今日は快晴・・・・となると、バラの花が威勢よく咲いているだろうな・・・なんて、勝手に開花予想をして出かけたら、お見事、最高のバラ日和。
「今日の花は開きも良くて、なんていったて色がいい。カメラがあったら写真撮るのにねえ~、なんて話していたら、アンタが来たんだよ」
知り合いの畑を訪ねて行ったら、おばちゃんたちにそう言われて、大歓迎された。
何回かウスパルタのバラ畑に来ているけど、確かに今日のバラ畑はピンクの度合いが高い気がする。
「いい日に来たみたいね~」
「今年、最高のバラ日和だよ。アンタ運がいいねえ」
朝5時から摘んでいるそう。
普通は11時ごろには終わる。
でも今日はバラの花の量が多くて、午後2時ぐらいまでかかるかな、なんて言っていた。
たくさん摘めば摘むほど収入になるので、今日は私もおばちゃんたちも気分がいいわけである。
私も袋を腰に下げて、バラ摘み。
花の部分をがしっと掴んでポキッと折るわけであるが、そう難しくないとはいえ、村の女性たちとはスピードが違う。
私が1つ摘んでいる間に、おばちゃんたちは両手で20個袋に入れている。
畑には大人だけでなく、子供たちも一人前の働き手としてバラ摘みに来ている。
家族の一員としてしっかりお手伝い。
こんなに摘んだのよ~、と袋の中を見せてくれた。
私が摘めたのは、これだけ。
バラ摘みを手伝ったのか、写真バシバシ撮って、仕事の邪魔していたのか、わからないけど、後で見たら首筋やら腕がしっかり日焼けしていた。
最後に畑の人たちと記念撮影。
今年は温かかったせいか、開花が早かったようだ。
5月1日ごろから始まって、今月末には終わるだろうという予想。
ディナールやウスパルタの農村からこの時期だけのバラ摘み出稼ぎに来て、テント生活している人たちもあと10日間ぐらいしたら自分の村に帰ると言っていた。
この地は標高850mなので、さらに上の1200m地帯では逆に今ごろからバラ摘みが始まる。
さてこの私がバラ摘みのためだけに朝っぱらからウスパルタまで行ったりするわけはない。
本編はこれからである。
摘まれたダマスクローズの行き先を追って、バラ紀行は続く・・・・。
(また尻切れトンボか?)
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