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カテゴリ:トルコの手工芸
ケチェ・・・トルコ語でフェルトの意味。 もともとは地面の上に直に作られた床の上に敷いたり、遊牧のテントにしいて暖を取ったり、 遊牧民の冬のマント、ケぺネッキになったり、鞍の中敷きに使ったり。 イズミルの山間の町ティレはケチェ職人がたくさんいたところ。 15年ぐらい前には一角が全てケチェ屋で、生活に密着した素朴でシンプルなフェルト製品を作っていた。 いつからか跡継ぎの若い世代が、観光客への対応としてマットや座布団、室内履き、スカーフなども作るようになり、昔ながらの古い職人さんは姿を消していった。 未だ伝統のフェルト製品を作っている職人さん。 遊牧民のマント、ケぺネッキを作っている。 今どき、いったい誰が使うのだろう・・・と思ったら、冬が長く寒い東部から注文が入るそうだ。(2010年9月 ティレ) にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 18, 2013 11:51:17 PM
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