続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

2014/10/04(土)14:58

北キプロスを旅する~聖ヒラリオン城

ミフリ社長のプライベート話(35)

すみません・・・途中いろいろ省略して北キプロスの旅シリーズ最終回です。 すっ飛ばした部分はまたいつかの機会に・・・・・。 さて、北キプロスに来る2日前までトルコの黒海からシリア、アルメニア、グルジア国境の旅をしていました。 黒海と言えばトラブゾンなんですが、トラブゾンではスメラ僧院になんと20年ぶりに登って来ました。 良くも悪くも、予想以上に変わっていました。 まず観光客の多さにびっくりです。 特にトラブゾンはどこ行ってへも中東系の観光客で大賑わいです。 スメラ僧院はマチカからさらに山奥に進んだ場所の山の崖っぷちに作られた修道院です。 崖斜面をひたすら登って辿り着きます。 人里離れた、出入りの困難な場所で修行していたってわけですね。 20年前は冬だったこともあり、その崖道を滑りながら上がったわけですが、 今回はそんな体力はありません。 で、車道で上まであがり、1kmほど登山道をスメラ僧院の入り口まで歩きました。 崖を上がるよりはよほどラクだったのですが、それでも息切れ、ヒーッ、ヒーッです。 地中海のクズカレシにあるアダムカヤラルとか、天国と地獄とかも上り降りで苦労しました。 心の中でもう二度と来ないって決めています。 ところがスメラ僧院もアダムカヤラルも天国と地獄も、聖ヒラリオン城に比べたら子供のお散歩でした。(普通に来れる観光名所レベルとして・・・・って意味です) キプロスは北に山脈があり、その山の上に聖ヒラリオン城はあります。 途中に教会やらいろいろあるのですが、頂上に見張り台とヒラリオンの宮殿跡があります。 途中まではちょっとしたのぼり坂ですが、ワンピースとサンダルで普通に観光できるレベル。 キッチン跡などがある辺りは上下、前後に迷路のようです。 その先、急な登り道があり、それを上がっていくと景色はとても素晴らしいのですが、先が見えないのです。 登れど登れど辿り着かない。 しかもサンダルで来るなんてあまかったです。  ↑ めちゃくちゃ疲れて機嫌が悪い  しかも道がとても急で、足を一歩踏み外したら崖を転がり落ちるしかありません。 標高が高いので風は涼しくて気持ち良いのですが、進むにも戻るにも汗だくで足もガクガク。 ひゃーっ、やめておけば良かった・・・・です。 でもここまで登ってしまったので、見張り台まで登ろうと頑張りました。 見張り台まで行ったら、宮殿跡まであともう少し。 服も顔も汗でドロドロ、足元も砂と土だらけ。 でも山頂からの景色は一見の価値ありの絶景でした。 思ったより時間がかかったので、降りたときには入場門は閉められ、管理人も下山したあとでした。 ------------------------------------------------------------------------- 10月3日(金)から7日(火)までの5日間犠牲祭の公休になります。 公的機関、学校などもお休みです。 にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る