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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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March 13, 2016
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外国籍の私と息子は当然なのですが、トルコに外国人として滞在するための許可(居住許可イキャーメット)を取得して暮らしています。
私の場合、かれこれ20年以上、その手続きをしているわけです。
現在は8年以上、間を開けずにイキャ―メットを取得して、さらに海外滞在期間が規定内であれば無期限の滞在許可をもらうことができます。
(婚姻などでトルコで連続8年間以上のイキャ―メットをもらっていても帰国期間が長かったり、海外滞在が長い場合はもらえない場合があります)
先日、移民局に確認してもらったら私が所持している現在のイキャーメットの番号では99年から連続して許可がありますので、17年。
8年以上という無期限滞在許可の期間をクリアしています。
なのに今までどうして取得していなかったかというと以前はこのシステムがなく、最高5年の許可をもらうか、就労ビザの期間をイキャ―メット期間としていたからです。

現在の内務省管轄であり、実務としては県の移民局に権限が移る一昨年前までは外国人のイキャーメットは県警の外国人課の管轄でした。
私が95年に最初のイキャーメットを取得したころは、アンタルヤの担当警察署はチャルルにあり、外国人課は閑散とし他に申請に来る人は見かけない状態でした。
月に数十名来るかこないかだったと想像します。

当時は滞在期間の90日が切れる前日ぐらいに行って、申請書は手書きが禁止でしたので、外部のタイプライター屋さんに有料で打ってもらい、パスポートのコピー、照明写真、月額100ドル相当の両替証明書を持っていくだけで翌日、手帳を発行してくれました。もしくは先に労働社会保健省(当時は内務省の管轄でした)から就労ビザをもらい、その期間をもとに外国人課でイキャ―メットを発行してもらいました。

その手帳がパスポートのように記載するページがなくなるまで使えることを知らず(インターネットもないし、そういう情報を得る機会も外国人の知り合いもいませんでしたので)、申請するたびに新しい手帳をもらっていました。それでも特に問題はなかったのですが、イキャーメット番号も統一されなく、それらはトータルの滞在期間に入っていません。

当時、新設されたウンジャルの警察署内に外国人課が移ってからは手帳が繰り返し使えることを教えてもらい、同じ番号を使用しています。それが99年以降の話です。

私の場合は先に就労ビザを取得して、イキャ―メットの更新をすることがほとんどでしたので、申請の際もパスポートのコピーとアンカラから届いた就労許可証と証明写真を持っていくだけでした。

ウンジャルの外国人課は次第にアンタルヤに滞在する外国人の増加により、慢性的に混雑するようになり、それでも番号札とかはありませんでしたので、窓口にならんで手続きをしてもらっていました。
手帳の発行も翌日から1週間後になり、申請するために早朝窓口が開く8時30分前に列を作る・・・というのが当たり前になり、その日のうちに手続きができればラッキー、タイミングが悪いと翌日・・なんてこともありました。

最初は建物の中で手続きしていましたが、申請者の急激な増加により、窓口を建物の外に移し、番号札が渡されるようになりました。
以前のように列で待ち続ける必要がなくなり、待たされるは待たされますが、ちょっと席をはずしたり、お茶を飲みに行ける時間が作れるようになりました。


申請者がすごい数で増えたのだと思います。それでもイスタンブルなどのようにインターネットでの事前予約は必要なく、当日行って番号札をもらって受付してもらえましたので、息子の1年ごとの就学ビザの申請も2、3日前に行けば問題なしで特別不便な思いはしませんでした。

さてイキャ―メットの手続きが移民局に移行して2年近く(期日に関しては適当です)になると思いますが、昨年の3月ごろまでは以前の外国人課で受付だけはしていましたので手続きも旧システムのまま、とくに問題なく息子の就学ビザの延長をすることができました。

そしていよいよ、今年です。
私にとって初めて移転した新しい県庁の敷地内にできた移民局での手続きになりました。

それ以前もお友達の手続きで場所やおおよその内容は聞いていましたが、実際に自分でするのは初めてです。
まずインターネットで申請しなければならないというのが一番の変更点。

息子の場合、就学ビザの延長だけですから、インターネットで申請し、必要書類を郵送すればいいだけです。
ところがパスポートを新しくしたので、登録されている番号と一致しないためか、面談日を設定しなければならなくなりました。
面談日をインターネット上で予約して、たぶんこれとこれとこれがあればいいだろうと・・・・という経験上の知識で念には念をいれて、余分なものまでいろいろ用意していきました。

息子の就学ビザの延長申請には、いつもは手書きの申請書、パスポートのコピー、写真2枚、在学証明書(学校からもらえる)、親権者のパスポートのコピーぐらいでした。

でも今回は絶対いろいろ請求される・・・という予感のもとに持って行って大正解。
ただ事前の噂による「公的証明のあるパスポートのトルコ語翻訳文」とか日本大使館から発行してもらう「出生証明書」は不要でした。
面談日以前にアンカラまで取りに行こうかとも思ったのですが、費用も時間もかかることだし、一度面談に行ってからにしよう・・・と取りませんでした。

滞在場所が証明できるものとして、住民登録してある区役所住民課から私と息子の住民票、保護者である私名義の家の権利書と不動産税金支払い証明書、私名義になっている家の水道、電気代金の領収書、私と息子の就労ビザに基づく社会保険の加入証明書、学校の来年度の授業料の支払い済証明書、私の就労ビザのコピー、私の銀行口座の残高証明書、親権者が母親の私であることを証明できる書類・・・基本書類にプラスしてこれだけ用意して持っていきました。


面接官は若い女性で、とても親切に丁寧に対応してくれました。
入口にプライベート警備会社の警備員がいて、建物内には申請する本人のみ、または配偶者ビザを取得する場合は配偶者のみが一緒に入れます。
あとは公的委任状を持参した弁護士や代行業者などの代理人。
昨年の5月ごろにお友達が申請したときは他人でも一緒に入れたらしいです。
トルコ語ができない人はどうするんでしょうね。
きっと英語の担当者はいるのかと思いますが、みんながみんなトルコ語や英語ができるとは限らないです。

息子は未成年者ですので親権のある母親である私が付いていきました。
たいてい子供のビザの場合、有料の家族ビザを取得するか、就学ビザでも大学生以上の年齢の場合が多いので、息子は少ない例だと思います。
移民局の外に設置されている、またはソークス地区の税務署内にあるアンタルヤ市ムラトパシャ区の会計にカード代金の58.5TLを支払い、その支払い証明書と書類を同封して移民局宛てに郵送すればいいだけです。
就学ビザは無料ですのでビザ代はありません。

書類は面接官以外の別の部署で目を通され、書類に不備がなければイキャ―メットカードが住所に届きます。
2か月程度で届くと言われていますが、周囲を見るとそれ以上かかっていることもあるようですね。

実際は面談に行って、「なんで来たの? 息子さんの場合は面談必要ないし、わざわざ来なくてもよかったのに」と言われましたが、インターネットのシステム上、面談日を設定するに強制的になってしまうのですから仕方がないです。
それに面談日の日程設定の際にシステムに入れないという不都合が続きました。
これも噂には聞いていたのですが、ブラウザをエクスプローラー以外にしたらすんなり入れました。

今回のことで思ったのですが、今回の変更により直接書類を持っていっての申請ができなくなりましたので、パソコン操作やシステムの理解ができないお年寄りには手続き困難で、私は今のところなんとかついていけてますが、年を取って現役を離れたときに新システムや新しい操作がわからず、絶対まごまごしてしまいます。
そういう人はどうしたらいいの? の問いには、自分でできなければ金を支払って弁護士に任せなさい、ってことなのだと思いますが、外国人が外国に住んでいるのだから、弁護士に支払う余分なお金がない、という言い訳はできない、わけですよね。

でも結婚などの理由で滞在し、トルコ国籍の夫、または妻と一緒に暮らす外国籍の人の場合、二重国籍でも取得しない限り、滞在も就労も就学もこうして毎回許可を取らなければならないってことです。
経済的に手段がある人と、ない人が絶対いると思います。

聞くところによると、日本は6年以上正規に滞在している外国人には選挙権以外の権利を含む永久ビザをくれるそうですね。そして実際はその後、日本に滞在しなくても2年ごとに出頭すれば手続きが延長されるとか。(調べたわけでなく当人たちから聞いた話なので間違っていたらごめんなさい)

そろそろ日本が条件付きでもいいから二重国籍を認めてくれるか、トルコが条件付きでもいいから婚姻による滞在者には日本みたいに就労の権利を与えてくれるとか、してもいいんじゃないかなあ・・と思うのですが。
もう旦那だけが働いて女性は家にいて主婦をするものって世習じゃないし、実際の生活も経済的に夫婦共働きじゃないと追いつかなくなっている、と思うのですが・・・。

(手続きに関しましては県ごとにシステムや条件が多少異なる場合がありますので、かならず居住している県の移民局にお尋ねください。)

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Last updated  March 14, 2016 05:32:18 AM
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