2016/06/30(木)21:00
日常と平常
長かった断食月も来週の月曜日で終わります。
私は断食はしていないのですが、周囲に断食している人がいると、全く気を遣わないというわけにはいきません。
しかもこの暑さと、夏至前後の日の長さ。
断食が解禁されてその日の食事がとれるのが(イフタルといいます)、今年は夏場のためアンタルヤで20:30前後。
冬場でしたら16:30頃にイフタル時間になるので、断食している人に合わせて一緒に食事をすることはできますけど、夏場は無理です。
20:30に夕食取っていたら、私の場合はさらにさらにコロンコロンになってしまいますから。
ということで、今年は各家庭から招待されましたが、夜遅いし、訪問した以上、食べないわけにはいかなくなるので全てお断りして、断食する人のイフタルにお付き合いすることができませんでした。
それでも一度は身内を招待しよう・・と、コンヤアルトゥの屋外のお店へみんなでイフタルに行きました。
来た人の半分は断食している人、半分は断食していない人。
だけどこういうのは交流会、親睦会みたいなものですから、理由はなんでもいいんです、こうして断食月に集まって、みんなで食事をして近況報告・・・・。っていつも顔を合わせている人たちばかりなので、たわいもないおしゃべりでみんなでわいわい。
食事の後は道路を挟んで反対側にあるコンヤアルトゥビーチで夕涼みしようと思ったのですが、23時過ぎてもビーチは人でいっぱい。公園をお散歩して解散しました。
食後のスイーツに、その近所にある有名なキュネフェ屋さんに行こうと思ったのですが、考えることはみな同じでクルマの置き場もないし、店内満席。であきらめました。
キュネフェって何?
シリア国境のハタイの名物で、そうめん状の細い小麦粉生地を固めた中にチーズが入っていて、火でじっくり焼いて、アツアツのシロップとピスタチオの粉末を掛けた甘いデザートです。
上にアイスクリームか生クリームを載せることもできます。
ところでこのキュネフェ。
日本語で書いてあるのを見ると、人によってはキュネフェだったり、クネフェだったし。
カタカナ表記はいろいろです。
カタカナ表記と言えば、アンタルヤも同じです。
人によって「アンタルヤ」、もしくは「アンタリヤ」。
トルコ語表記で母音のない部分にどの日本語の母音を当てはめるかで変わりますが、どちらも正解でどちらも正解じゃないと思います。
直前の母音がAなので、母音調和でI(イの口でウと発音する)を当てはめて「アンタルヤ」と私は書いていますが、別に正しいわけじゃない。
正しくは「ANTALYA」なんですからね。
他に地名ではイーネオヤのナウルハン。
ナルルハンと書いてもいいんですけど、LLと母音が間に入らず2つLが並びますので、私は耳で聴こえる通り「ナウルハン」。
これはイーネオヤで通い始めたころに、カタカナ表記をどうしようかと迷ったときに、最初は文字通り「ナルルハン」って書いたんですけど、ルル二つ並べると、日本人は最初のルを強く発音してしまうので、トルコ人に伝わらないという話を聞いて、和らげるために発音に一番近い「ウ」にしちゃいました。
これはよく人に聞かれるんですけど、別にどちらでもいいんです。
自分が正しいと思うもの使ってください。
どちらも正解じゃないですから。
これはトルコ語から日本語の「訳」ではなく、固有名詞ですから「カタカナ表記」の問題ですね。
発音するときは「NALLIHAN]でお願いします。
犠牲になった方のご冥福を心からお祈りいたします。
私にできること。
今まで通りの生活をこれからも続けていきます。
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