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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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October 4, 2016
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カテゴリ:アンタルヤの話題
休みの日に休めない日々を過ごしています。
一度でいいからもういいやってぐらい寝てから起きてみたい。
と言いながら、人の一生なんて短いなあ・・・と今更ながら思っているところです。
まだまだ「やること」「やれること」がいっぱいあるのに、そのうちって後回しにしていたらいったいいつできるの? って。
(相変わらずやる気なし子なので「やりたいこと」「やるべきこと」とは言いません)
私の計算ではあと300年ぐらい生きないと無理。
そのためにはワンピル(トルコ語でバンパイヤ、たぶん英語表記をローマ字風に読むとそうなる?)になることも厭いませんわ・・・。

・・・・って無駄な前置き。

アンタルヤから30kmほどのところにある「古代都市テルメッソス」に登ってきました。
「登る」がまさに当てはまる立地と見学コース。
1665メートルのギュルルック山の斜面にできた都市で、その周辺を含め国立公園指定地域です。

アンタルヤから行くとコルクテリ方面への幹線道路を22km進み、看板のあるところで左折します。(コルクテリ行のバスなどを利用した場合はそこでおろしてもらう)
100~200m先にゲートがあり、そこで入場料を払います。
そこから駐車場まで約9kmの道のり。
しかも結構急な上り坂です。

観光シーズンはゲート付近でタクシーとか待っているかもしれませんが、基本的に公的、定期的な足はありませんので歩くか、ヒッチハイクするか・・・?
ツアーを利用するか、町中から待ち時間も含めてタクシーを利用するか・・・ですね。

駐車場にクルマを停めて、そこから登り道。



見学コースの始点まで約300メートルって言われましたが、体感距離は2kmです。
この日は人が少なかったので、道ですれ違う人もほとんどなく、後ろから「早く、早く」って威圧される感じがなかったので自分のペースでラクでしたが、行列できていたらつらいかな・・・って。



崩れ落ちた石の上を上ったり、降りたりしながら、向かいます。
こういった古代遺跡としては残っている石率(?)が他の遺跡に比べて多いなあ・・・と思ったのですが、近くに村があるわけでもないし、石を持っていかれて家の壁にされることもなく、持って行くには山が高すぎた結果ですかね。
有名な伝承ですが、かのアレクサンダー大王がテルメッソスを見て攻落するのを諦めた・・・ということです。
それぐらいですから戦争で破壊されることなく、地震で崩れたようです。
だから良い状態で残っているのですね。



こんな風に道なき道だったり、探検気分です。
ただメジャーな古代遺跡ですので、道案内やポイントごとの看板などがあって見学ルートは比較的わかりやすかったです。



そしてこれがテルメッソスで一番の見どころの円形劇場跡。
1150メートルの山の崖っぷちに建っています。
そこに立つと山々の間から遠く、アンタルヤの町が見えますが、その分風通しがいいというか、風が強い日は吹き飛ばされるほどじゃないかと想像します。

実はとってもしばらくぶりに来たのですが、前回までの印象は円形劇場で風に吹き飛ばされて崖から落下する・・・しかなかったものですから。

でも壁の向こうは奈落の底の円形劇場の石段に座って風をうける・・・・なんて気持ちの良いこと。私も大人になったなあ・・・とアンタルヤでの20年間を感慨深く(!?)振り返りました。

それにしてもアンタルヤに住んで約20年、トルコに来て24年間が過ぎたわけですが、そしてあと300年は生きようしている私の人生も、この都市の歴史に比べたらミジンコほどもないわけです。
でもその短く儚い一生の中で他の誰でもない、自分自身が納得して幸せを感じながらやれることが1つでも見つかったらいいなあ・・・と。

遺跡は山頂まで続いていて軽めのトレッキングコースとしても十分楽しめます。
山頂の監視塔まで行くとチャイをごちそうしてくれて訪問者ノートに記帳するようです。



遺跡のところどころで石の間から可憐なお花が咲いていました。
サフランかとも思ったのですが、別の野生ランの一種ですかね。

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Last updated  October 4, 2016 06:30:45 PM
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