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カテゴリ:絨毯・キリムの話
楽しい「織り」の前に、整経とか綜絖とか、機に経糸を張り、組むという作業が待っています。
トルコの絨毯、キリムはシャトルなどを使用せずに手と指で糸を通し、織ります。 まずは地面に2本の金属杭を打ち、そこに経糸を掛けていきます。 この作業にも最低3人が必要です。 糸を掛けていく人、杭のところで糸の順番が入れ替わらないように、糸でチェーンを掛けていく人が両サイドに1人ずつ。 今回は時間の都合上、事前に準備したものを使います。 そしてその経糸を垂直機に組みます。 機は木製や金属製、その形態により、多少の作業内容や困難さが異なりますが、一度コツを覚えてしまえばそれほど難しくはありません。 ただ、上手に張れるかどうかは経験がモノを言います。 経糸の張りは、横糸を作るときのきれいさに影響しますので、絨毯の出来不出来にかかわると言っても過言ではありません。 糸が張れたら、糸が1本おきに交互に前後するように組みます。 掛け間違えると、織るときに糸が正しく出てきませんので、慎重に‥‥と言っても時々間違えてますが・・・・。 それでも途中で直す方法もありますので大丈夫・・・と。 今回は金属製の機を使いましたので、上部についているネジを工具で締めたり緩めたりしながら、張り加減の調整をしていきます。 これで下準備完了です。 ------------------------------- ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 6, 2017 07:00:05 PM
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