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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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October 3, 2017
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ブルガリアにケネ(イーネオヤのこと)を調べに行ってきました。
事前にコレクターさんや、イーネオヤの作り手の女性たちとコンタクトを取り、準備をしてもらっていたので短期間でしたが、それなりに効率良く、いろんなことを知ることができました。
テクニックや基本事項の知識はありますので、あとは細部なのですが、ブルガリア語ートルコ語の通訳がいてくれたことはとてもプラスになりました。

今後も何かの形でブルガリアの手芸を通した文化交流ができたらいいなと思っています。

そのひとつとしてブルガリアの「ガイタン」という手芸をご紹介したいと思います。
実際はトルコにもあり、私たちは「カイタン」と呼んでいますが、古い民族衣装などの縁などの装飾に使われていることがあります。





コード刺繍って言えばいいのでしょうかね?

これだけだと地味だし、現代の手芸にどう紹介、応用していいのか迷うところなのですが、プロブディフでガイタンの壁飾りを見て、かなり気になりました。
テクニック的には他の国にも当然あるだろう手芸だし、もしかしたらご存知の方も多いことかと思いますが、私にとってはガイタン(カイタン)って骨董衣装の上にあるもの・・・って認識だったので新鮮でした。





こんな風にできるのなら、きっと興味を持たれる方もいるんじゃないか・・・って思います。

ただ若い人たちは作らなくなっているので、あくまである程度の年齢の女性たちの中にやり方を知っている人がいる・・・て程度なのだそうです。
でもケネや刺繍など手芸をやってきた年配の女性たちは作った経験があり、「こうやってやるのよ」とすぐに説明してくれます。





「縫い針に慣れている人ならテクニック自体はすぐに覚えられるわよ。あとは綺麗に作る方法と途中で投げ出さない根気が必要ね」

ガイタンに使われるのは細いウール糸を12本使って組んだコード。





このコードも大昔は手作業で作られたようですが、たぶん19世紀後半ぐらいからはガイタン専用の機械で製造されています。
その機械自体も博物館に展示されているぐらいですから、すでに一般的には必要とされない過去のものというのも理解できます。





別の都市のアトリエでガイタンでアクセサリーを作っていた女性。
「これをやる人はこの辺では他には見つからないわ。私は難しいものは作れないけど、ブルガリア中を探せば大作を作れる女性もいるはず」





たしかにテクニック自体は想像できるけど、きれいに作るコツはありそう。
ただ私には説明されてもコードの裏表すらわからない・・・・・。
それに数年前からウールアレルギーなのであんまり触れないの。
綺麗なアトリエもガイタン職人さんも見つけたことだし。
これなら私にもできそうだと一瞬思ったのだけどなあ・・・・残念。

というわけでトルコ経由ブルガリアへガイタン習得の旅・・・なんていかがでしょう?

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Last updated  October 3, 2017 07:00:08 PM



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