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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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March 22, 2018
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これまたマニサに暮らすムハジルたちが作った古いオヤの話。
ムハジルというのは厳密にはどう解釈するのかわからないけれど、一般にはブルガリアから来たトルコ系移民のことを指す。
ちなみにギリシャからのトルコ系移民をギリットという。

オヤの名称として、村人たちは「ギョベイ・トゥル」というので、一瞬頭がこんがらがったけど、「トゥル」は村の話言葉で正確には「ギョベイ・トゥイル」。
直訳すると「へそに毛が生えている」の意味。
まあ、そのまんまですね。





マニサのムハジルのいる2つの村のみ見られる形態のオヤで、イズミルのコットン糸を使ったかぎ針オヤの中心部に密度の濃いポンポンが入っている感じ。
ポンポンが細かくて、手を抜いていない。
もし売るために作っていたら、ここまで密度高くポンポンを入れなかったんじゃないかと思う。
単純作業とは言え、手間暇かかっただろうな・・・と想像できる。
ブルガリアから来た人たちの発想によってできたオヤである。

トルコにも似たようなものがないかと言えば、花芯部分にポンポンのようにフカフカにした糸を入れているものはある。
でもここまで定番として同じタイプのオヤスカーフを作っているのはこの村ぐらいじゃないかと思う。

ただこれもひと昔前の話で、村を探しても譲ってもらえそうなものはほとんど残っていない。
7点手に入れて、自分の資料用に2点残して5点は事前販売で買い手がついてしまったので、残念ながらショッピングサイトに載せることはできないけれど、こんなトゥーオヤスカーフがあって、マニサのムハジルたちが作ったんだよーということを言いたかっただけです。

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Last updated  March 22, 2018 02:00:04 AM
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