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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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July 12, 2018
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ブルサのレッスンは正味1時間半ぐらいしかありません。
何を作ろうかと思っていたところへ、先生がこんなものを持ってきていました。




馬の尻尾の毛である。

これがあるならエフェオヤができる。
イーネオヤは大きなモチーフでは形を保つために縁にテグスが必要なものがある。
現在はテグスだけど、昔は馬の尻尾の毛を使っていた。
張りがあり、細いので何本かまとめることで太さを調整できるから。

エフェオヤなどの年代ものにも、馬の尻尾の毛が使われている。
ところがこの馬の尻尾の毛、切っただけだとなかなか「いいにおい」がする。
洗ってみたことがあるが、なかなか臭いが抜けない。

先生にこれどこで手に入れたの? 
と聞くと、知り合いが飼っている馬の尻尾の毛をもらった、と言う。
臭いがあったでしょう。
でも先生のは無臭である。
ただ洗うのではなく、最初に3日間水に浸けるのだそう。
それからシャンプーで洗う。

ブルサでは刺繍用に撚られたシルクの糸を1本取って使用している。
チャマシュル糸と呼ばれるもので、自分でシルクを作らなかった地域や、年代ではイーネオヤに刺繍用のシルクをバラして使っていたという話をよく聞く。




というわけで馬の尻尾の毛とシルク糸で吊ったエフェオヤ(まだ途中の様子)。

この後、ブルサでイスケンデル・ケバブを食べて、イスタンブルに行き、問屋街でお買い物というミッションが残っていたので先を急いだ。
それぞれ目的のものを手にいれて、帰国組を空港まで見送り、続行組はホテルへ。




過去のどのオヤツアーよりもハードだったと思われるオヤ、オヤ、オヤの内容でしたが、参加のみなさまにとっても何かひとつでも得るものがあったら、幸いです。
本当にお疲れさまでした。

オットマン刺繍・修行ツアーへと続く。
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10月21日ー27日のトカット滞在のイーネオヤ&バスクツアーにもぜひご参加ください。
トカットツアーのお問合せは旅工房さんの秘境専門デスク TEL 03-5956-3148 まで。

オヤフェスのお問合せ・出展参加お申込みは私まで → 
よろしくお願いいたします。
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Last updated  July 12, 2018 06:36:53 AM
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