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ブルサで開催されたオットマン刺繍の修行ツアー。
オットマン刺繍の修行ってなんだ? って思う方が多いかと思いますが、簡単に言うと県所属の公的機関でオスマン帝国時代の貴族の家に残された刺繍作品の数々を、古いテクニックと素材を紐解きながら再現するプログラムです。 学校であり、博物館であり、研究所であるこの場所で、4日間に渡り、ここは本当にトルコか?と思えるほどの厳しい規律と細かい作業指示の元、トルコの刺繍界で名実ともにトップの先生方に手ほどきを受けてきました。 針の持ち方、針の長さ、木枠の持ち方、姿勢、指の使い方、糸の触れ方・・・など事細かく指導。 そしてそれら全てに理屈があり、話を聞いて納得できるというのも素晴らしい。 特に金属リボンを使ったテルクルマ、テルサルマ、テルカプラマなどは今や動画などでも見ることができますが、実際に細かい指の使い方などを見ることで短時間で上達します。 村の女性たちから生活の中での自然な形での伝統文化を学ぶのも、生活環境を目の当たりにしながらとても面白く身になる体験ですが、指導のプロである先生たちに学ぶのも、またそれと異なり、とてもためになりました。 手芸をしている人にとっても、手芸を学ぶ姿勢や、何を目指して手芸をするのかなどを改めて意識させられる機会になったかと思います。 オットマン刺繍は細いシルク糸による細かい目と、金属リボンや糸を使った複雑で繊細な刺繍技術です。現在では手に入らない材料や道具を特注することで完成させることができます。 いろいろ説明したいことはありますが、まずは興味を持った方には参加していただくのが一番だと思います。 次回オヤフェスの後の10月1日~5日を予定しています。 プログラムの内容上、また今回の経験から、可能であれば1週間ではなく2週間を都合していただくとベストかなとは思います。 博物館であり資料を持つことのできる場所で、生徒たちは本物を見ることができるというトルコでも稀少な環境で学んでいます。手に取れるもの、目にできるもののレベルが他所とは違うのですから各自の技術もそれに合わせて向上していきます。 この貴重な機会をぜひご利用ください。 そしてメンバーを入れ替えつつ、修行旅はウズベク刺繍に続きます。 -------------------------------------------------------------------- 10月21日ー27日のトカット滞在のイーネオヤ&バスクツアーにもぜひご参加ください。 トカットツアーのお問合せは旅工房さんの秘境専門デスク TEL 03-5956-3148 まで。 オヤフェスのお問合せ・出展参加お申込みは私まで → ★ よろしくお願いいたします。 ------------------------------- ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 18, 2018 04:06:42 AM
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