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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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May 21, 2019
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自分では日本でのイベントの準備をボチボチしているつもりなのですが、なにせ時間が経つのが早い。
イベントはいずれも7月スタートなのでまだ時間に余裕があるようで、実は帰国直前まで県外出張の連続なので、実質準備期間があと1週間というところまで迫っています。

そして私にとっては重要な用件がたくさんあり過ぎて、身体がひとつしかないことに本当に身悶えします。

今週だって行くべきところがあるのに調整不可の別件で行けない。
わがままが許されるなら放って行っちゃうところだけど、そこは責任のある大人だからねえ・・・そういうことはしない。

で、イベント準備の中で掘り返した素敵ヤズマコレクションを選別しているところなのですが、久しぶりに見るとありゃー、これは素敵~♡♡♡と、手が止まっちゃうわけです。




イスタンブルの工房の職人さんの手仕事だと思われる古いヤズマ。
1950年代以前のもので、もちろん木版のハンドプリントです。
色塗りは筆を使ったフルチャ・イシ。

花びらのあるお花のモチーフ。
実際はお花なんでしょうが、ユルドズモチーフと呼ばれるヤズマです。
ユルドズは「星」を意味します。
よく見ると星の受け皿のような三日月の形のモチーフも見られます。




ってな感じでヤズマしか見ていなかったのですが、イーネオヤのモチーフもなんだか可愛い。
当時のメモを見たら「ロクムオヤ」って書いてある。(ちなみにオヤの製作地はブルサです。)

ロクムってターキッシュデライトと訳されているトルコに古くから(15世紀頃から、現在の形には19世紀以降)あるお菓子です。
砂糖とコンスターチに、ナッツ類や果汁、マスティハ、ミントなどをそれぞれに加え、見た目にも味的にも種類が豊富です。


(画像は借り物)

サイズは小さいものから大きめなものとありますが、いずれも一口で摘まめる、コーヒーやお茶のお供ですね。

このサイコロ状にカットされた感じがオヤに表れています。
最初からロクムとして作ったわけではなく、出来て見たら小さな正方形がロクムに似ていたところから通称「ロクムオヤ」と呼ばれるようになったという可能性も残しつつ、オヤスカーフが義理のお母さんやお嫁さんへの贈り物として作られたものであればロクムそのものであった可能性もありますね。




イーネオヤもバスクも調べ始めたら簡単には片付かない、奥の深さに、今更ながらヒーヒー言いつつ、今年の9月にはいよいよマルディンのミデヤットを拠点に近隣の村へイーネダンテル探訪の旅に出かけます。日程なども決定していますので、もし一緒に行きたい~! という方がいましたら早めにご連絡ください。クルマの都合であと1名、もしくは2名ぐらいなら大丈夫かな。

そして来週からはトータル5週間に渡るトルコ各地の伝統手工芸が盛りだくさんな旅のスタートです。
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Last updated  May 21, 2019 12:10:07 AM
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