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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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July 17, 2020
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一人一人の名前を挙げて、トルコで現役の木版バスク(ブロックプリント)の師匠・職人さんが11人しかいない・・・なんて言っているうちに、国内で大ブームになり、今ではその職人さんに弟子入りしたり、市民講座で学んだり、または自力で始めた人を含めて、私が知っているだけでも3桁を軽く超える作家さんたちが活躍している。
わずか数年間の出来事である。

その多くが女性たちというのも面白い。
女性ならではの感性を活かして、今までのバスクの域を超えた作品を目にする機会が増えた。
中には伝統に忠実なものもあるけれど、伝統とオリジナルを合わせたものから、技法がブロックプリントというだけで全く違う世界を表現していたり、さらには現代に合った新しい技法も生まれている。
またこれらも未来の世界では、2020年頃の伝統として残っていくのだと思う。




今まで、私が頑張って集めてきた古いブロックプリント作品も、これが本当の伝統の・・・と言いつつ、実はその時代の流行りだったのだと思う。
トルコだけで約650年のブロックプリントの歴史があるとしたら、650年前と、300年前と、100年前では作られたものが当然違ったはず。
作られるものが異なれば、また当たり前の話だけれど、それに合ったデザイン、技法などが取り入れてきたと想像できる。長い歴史の間には新たな技法や染料も開発されたことだろう。

伝統とはその時々の流行を含めた変化の連続なのだろうと、今になってつくづく思う。
変わらないものはない。
少しずつ形を変えながら、ある同じ思いを伝えてきたものだとしたら、伝統のなんとかは、本当は目に見えるものを使って目に見えないものを伝えることなのかも。




それは私がトルコに滞在したわずか28年の間にでさえ、起こったことである。
新しいものは、伝統と形式を異している。だから新しいものはもう「伝統のー」とは呼べない。
そう思い込んできた。
でもその間ですら、新しかったものが市民の間で広まり、モチーフやデザインの名称が残り、25年も経てば伝統のデザインと呼ばれる。
25年というのは短いようで、親から子へ、そしてその子が自分の子に伝えるのに十分な時間である。

私が長い歴史の中のほんの一時代のトルコのブロックプリントを集めることによって得ることができたのは、さらに遡った歴史と、それが作られた時代の背景と当時の技法と、それを代々伝えてきた人々の思いを想像することぐらいだったのだろう。
人生って短いね、自分の道を見つけてからはなおさら短い。

情報がほとんどない中、集めるのにかなり苦労したから、手持ちのコレクションはまだ全部処分する勇気はないけれど、少しずつ、興味ある方にお譲りしていきます。

↓↓↓↓↓
トルコの木版バスク(ブロックプリント)のアンティーク布

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Last updated  July 17, 2020 04:31:49 PM
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