2021/11/29(月)20:56
ローマ時代の古代円形劇場
先週の日曜日にぺルゲに行ったあと、そこから東へ約25kmにあるアスペンドスへも出かけた。
アスペンドスもパンフィリアの都市のひとつで、ぺルゲと同時期に同じ支配を受け、セルジューク朝まで続いた。一番栄えたのはローマ時代で、現在残っている遺跡のほとんどが当時のもの。
上の都市と下の都市に分かれていて、実際は見るところがたくさんあるが、たいていの人がアスペンドスと言うと円形劇場をメインに訪れることだろう。
円形劇場は2世紀に地元出身の建築家ゼノンの設計によるもので、舞台裏や観客席の上方にはVIP席が取り付けられた造り。
セルジューク朝時代にはキャラバンサライとして使われたという異色の経歴があるが、その後のオスマン朝時代には放置され、共和国後の1930年にこの地を訪れた初代大統領アタチュルクの命により修復・復活したのだそう。
現在もオペラやバレエなどが上演される現役バリバリの劇場である。
夏の夜に開催される古代の円形劇場での観劇、想像するだけでもゾクゾクするぐらい素敵なんでしょうねえ。
少し時間がかかりましたが、Youtubeに公開しましたのでご覧ください。
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古代都市遺跡アスペンドス
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