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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 2, 2021
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カテゴリ:トルコの手工芸
イーネオヤがシルク糸で作られていた時代が終わったきっかけは、1970年代にナイロンのボビン糸が市販、流通されるようになったことでした。



それまでのシルク糸は基本的に自分で蚕を育て繭から糸を引き、紡ぎ、染色してこそ、使えたのです。
手間もかかり面倒な作業。
そこに色数も豊富で面倒のないナイロン糸が売られるようになったのです。
女性たちが飛びつかないわけはありませんよね。
そしてトゥーオヤ全盛の時代に突入したわけです。
それは同時にイーネオヤ衰退の理由でもありました。



その頃にシルク糸が手に入りにくくなったことは確かですが、まだ刺繍などにシルク糸が使われることもあり、多少の需要はあったので糸メーカーの一部がシルク糸を生産して販売していました。

特にシルク関連の工場があったブルサではシルク糸を生産していたメーカーもあり、それがどんな形で店頭で販売されていたのか、わかる資料となる在庫品が残されていたのです。



写真のものは実はコットン糸ですが、シルク糸も同様の形式で20色ほどあります。
店頭で売り出される形で箱ごとに同じ色が入っています。
同じ色だけあっても困るし、どうせなら箱ごとコレクションしたいですよね・・・!?

…といわけで、色をミックスさせたらお披露目、販売したいと思っています。
このメーカーは40年ほど前に廃業した糸専門の会社で、この箱入り糸たちは20世紀半ばの頃のもの。

気になる方もいらっしゃると思います。また実際に使用していただけるもので、当時のシルク糸でイーネオヤや刺繍をしてみたいと思われる方もいるかと想像します。
どうぞ、わくわくドキドキしながら下にあるリンクのショッピングサイトに掲載されるのをお待ちくださいね。

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Last updated  December 2, 2021 05:39:48 PM
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