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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 26, 2021
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カテゴリ:トルコの手工芸
約40年前に廃業した糸メーカーの倉庫から出てきた糸たち。
今ではもちろん手に入らない面白いものがあったりします。

紙ボビンに巻かれたシルク糸は以前ご紹介した通り。
当時はこんな風に売られていたんだなあ・・・と思わせる、貴重な資料でもあります。



さらにスンニーイペッキと呼ばれる人工シルクの刺繍用糸が大量にあって、これがまた艶々していて綺麗なんです。
何千箱とあり、倉庫から出てきたものを少しずつ整理しているので、何色がどれだけあるのかないのかも把握できていない状態ではありますが、出てきたものから順次、発売しています。



手書きの番号だけ見ると、もしかしたら1000色近くあったのかなと思わせる微妙な色の違いがあって、トルコの刺繍文化の深みを感じさせられます。

刺繍糸はトルコでは古くは「オスマンル刺繍」としてシルク糸が使われていました。
その流れでシルクの光沢を持つ人工シルク糸が作られました。

素材としては人工シルク糸を使うならシルク糸を使えばいいのに・・・と単純に思いますが、当時は手間暇のかかるシルク糸はやはり高価だったり、手に入りにくい存在だったのです。
それに代わって安価な人工シルク糸の登場はある意味、伝統手芸の存続に有意義だっただろうし、おかげで庶民の間でも広まることができたのだと容易に想像されます。

現在、ブルサで作られている手作りシルク糸と同じ作りですので、刺繍にはもちろん、イーネオヤなどにもお使いいただけます。
未撚りの人工シルク糸とも、アクセサリー作りに適している固く撚ってあるボビンの人工シルク糸とも違う、撚る手間がない上に古いシルクのイーネオヤで見られるようなシルクのふんわりとした雰囲気も出せる糸です。

またトルコ語でチャルパナと呼ばれるカード織りにいいのじゃないかなあと思っていたのですが、
試しに作ってもらったものはツヤツヤとして糸の太さといい光沢といい、とてもいい感じです。
お値段が安いのでたっぷり使えてうれしいですね。



ところでチャルパナはトルコの遊牧民文化で伝えられてきた伝統手工芸のひとつです。
テントの紐や、チュワルのベルトなどとして作られてきました。
穴の空いたカードに色糸を指定の場所に設置して回転させて文様を浮き出していく織りものです。
トルコ以外の国にもありますし、日本でもカード織りとして既に紹介されていますのでご存知の方も少なくないことでしょうが、トルコにはトルコ独特の素材や文様もあり、追ってご紹介していきたいと思っています。

作り手が数えられるほどしかいなかったのですが、新たに習得し、女性たちに教えるプロジェクトも進行中です。

※イナンイペッキのオヤ用ナイロン糸が25色前後であります。
箱(10本入り)単位になりますが、お値段がめちゃくちゃお安いので、もし販売や作品製作などにお考えの方は弊社までご連絡ください。

※艶々人工シルクの刺繍糸は弊社のショッピングサイトで60色で発売中です。

下のミフリのショッピングサイトからお入りください。

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Last updated  December 26, 2021 06:56:32 PM
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