1225490 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

mihri-kilim

mihri-kilim

Calendar

Category

Recent Posts

Keyword Search

▼キーワード検索

July 14, 2022
XML
夜中の3時半にブルサを出発した。
5時半に日本からイスタンブール空港に到着するお友達2人をお迎えに行くためである。
ブルサからイスタンブール空港までは自動車専用道が繋がっていて、混雑さえなければ約2時間で到着する。

その間、2つの大きなつり橋を渡ることになる。
ブルサを出発して、まずマルマラ海に架かる全長2682mの「オスマン・ガージ橋」。
2016年7月に開通した世界で4番目に長いつり橋である。
この橋の完成により、ブルサからイスタンブールの行き来が簡単になった。
それまではマルマラ海沿いにイズミットまで回るか、フェリーを使って対岸に渡るかだった。

オスマン・ガージ橋をゲブゼに渡ると、その先にボアジチこと、ボスポラス海峡に架かる3つのつり橋のいずれか、もしくは海底トンネルを渡ってイスタンブールのヨーロッパ側に入ることになる。
南側から

1. アヴラシアトンネル(2016年建設、全長14.6キロメートル )
2.7月15日殉教者大橋(1973年建設、全長1074メートル)
3. ファーティフ・スルタン・メフメット大橋(1988年建設、全長1090メートル)
4. ヤウズ・スルタン・セリム大橋(2016年建設、全長1400メートル)

ファーティフ・スルタン・メフメット橋の建設には日本企業が参加している。

今回は黒海に一番近いヤウズ・スルタン・セリム大橋を渡ることにして進んだ。
夜中の3時半にブルサを出発したので特に混雑もなく、順調にイスタンブール空港に着いた。



到着フロアへ行くと電光板に羽田からのターキッシュエアラインズが時間通りに到着する旨が表示されていたので、正面のカフェでお茶を飲みながら待った。
そのうち着陸に表示が変わり、予定時間より少しだけ早く到着したことがわかり、荷物のピックアップ時間を計算して出口で待っていたのだけれど、待てども待てども出てこない。
同じターキッシュエアラインズから降りてきただろう旅客はいたけれど、お友達の姿が見えない。
心配しているとかなり遅くなってやっと出口から出てきた。
荷物の1つが別室に届けられていたため、その荷物を探して時間がかかったようであった。
なんにせよ、無事に会えてよかった。

出口付近の銀行で日本円からトルコリラへの両替、携帯会社でトルコのSIMカードの購入などを済ませて、空港を離れる。

いよいよギリシャに向けて出発である。
イスタンブールから西に途中まで自動車道を使い、テキルダーからケシャンに向かう。

途中のドライブインで簡単な朝食を取った。



スープとパチャンガ。
パチャンガはユフカと言う薄い小麦粉生地に、溶けるチーズ、パストゥルマを巻いて焼いたり、油で揚げたボレキの一種。
古い歴史のあるものではなく、1980年代に考案されて広がったものらしい。
名前の由来は1960年代に全世界的に流行したキューバのダンスミュージックらしいと言う話がある。パストゥルマは香辛料と塩で作られた干し肉のことでトルコではカイセリなどが有名である。



トルコからギリシャへの陸路での国境越えが可能な門は3つある。
北からパザルクレ、ウズンキョプル、イプサラ。いずれも国境の県であるエディルネにある。

一番メジャーなイプサラからギリシャのキボイへ抜ける道を使う。
自家用車を使って陸路で国境越えをするのは、5年前のブルガリア以来である。



国境名物のトラックの行列。
門まで何キロも続く。

乗用車とトラックでは検査門が異なる。



乗用車も多少は列が出来るものであるが、今回は全く並ぶことなく、すぐにトルコ側の出国口であるパスポート検査に進むことができた。
クルマを降りて一人一人の顔をパスポートを照合されたが、車内の荷物検査などはなかった。

緩衝地帯を流れるマリツァ川を越えるとそこはギリシャである。

(旅は続く)

ここから先のギリシャ滞在記は今週7月16日(土)20:00~21:30にzoomを使ったオンラインで開催されるお話会「ギリシャの中のトルコ~イスケチェに伝わるイーネオヤ文化」でご紹介します。

旅の行程とギリシャのトルコ人村の歴史、そこで暮らす人たちはいったい誰なのか、そして彼女たちが作るイーネオヤ文化について取材した内容を現地のイーネオヤの写真をふんだんに載せたパワポを用いてお話します。



どなたでもお申込みできます。
初めての方も大歓迎です。
詳細・お申込みはオヤマニアの会さんのブログをご覧ください。→ 

お申込み先は以下のいずれかに、
お名前
zoomの表示名
電話番号
の3点を添えてお願いいたします。
締め切りは7月15日(金)です。

オヤマニアの会さんのメールアドレス ⇒ e-mail
オヤマニアの会さんinstagram ⇒ instagram

------------------------------------------------------------------
YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。
トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。
新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤

ikumi nonaka チャンネル

------------------------------------------------------------------

ミフリのショッピングサイトはコチラ↓
20151106_b7d37a_Fotor.jpg
ミフリ&アクチェ

にほんブログ村 ハンドメイドブログ トルコ手芸・オヤ・キリムへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村


その他・全般ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 15, 2022 05:46:36 PM



© Rakuten Group, Inc.