祭のあと

August 9, 2022

イスタンブールのブユックチェキメジェ市主催「第23回国際文化＆手工芸フェスティバル」が終わり、２週間ぶりにアンタルヤに戻ってきました。

７月25日に準備のためにイスタンブールに向かい、フェスティバル本番は７月27日～８月６日まで、７日に片付け。合計13日間、閉館時間が毎日23時半というハードスケジュールでした。
こんなに長い期間のイベント参加は初めてでしたが、とにかく賑やかで人が多くて忙しくて、でも楽しいことがたくさんで気が付いたら終わっていたという感じでした。

様々な国の人との交流も楽しかったです。
片言の英語やトルコ語で話をし、それでも理解し合えるのは手芸、もしくは手仕事という共通項があってのことだと思いました。

いろんなことがあり過ぎて、何からお話をしていいのかわからないほどですが、機会があれば少しずつご紹介していけたらと思います。

今年は手を挙げてくださる方がいらっしゃらなかったので日本ブースは空きのままでしたが、来年こそは日本の伝統手工芸をご紹介してくださる職人さん、作家さんが参加してくれることを熱烈歓迎しています。

今回は私はトルコのイーネオヤを紹介する立場での参加でしたので、日本の販売物は時間的にも用意もできなかったし、特に持っていきませんでしたが、小さな記念になるようなものでも日本のモノを希望される声が実に多かったです。
足を止めてくださる方が多かったので日本のモノはないけれど、代わりにトルコの女性たちが作ったアクセサリー小物やお手頃なオヤスカーフが驚く勢いで売れていきました。
他のトルコブースも数日後には商品追加したり、最終日には売り物がほとんどなかったりの状態でした。このフェステバル自体への市民の関心が高さがわかります。

また会期中に仲良くなったトルコ各地の職人さんからいろんなことを教わりました。
織りはもちろん、木工、木版バスク、銅細工、角細工、皮革、カード織り、刺繍など。
知らなかった手工芸がまだまだありました。
体験もさせてもらいました。

これをご縁に私の修行旅は今後も様々な方面で続いていきそうです。
身体が１つしかないってホント不便です・・・。

-----------------------------------------------------

６月のオヤ修行旅のベルガマ滞在記と村でのイーネオヤ修行の様子を８月20日（土）20時～21時半zoomでご紹介いたします。
「お姑さんからお嫁さんへ～コザック遊牧民のイーネオヤ」でパワーポイントを使ってお話します。

この地、独特の筒編みタイプのイーネオヤ。
伝統のモチーフを作り続けてきた71歳のお姑さんと、彼女からイーネオヤを習ったのをきっかけに現在は自分なりのモチーフを生み出しているお嫁さんのそれぞれのイーネオヤを、この村の女性たちの生活の様子を交えながらご覧いただきます。

どなたでもお申込みできます。
詳細・お申込みはオヤマニアの会さんのブログをご覧ください。→　★

お申込み先は以下のいずれかに、
お名前
zoomの表示名
電話番号
の３点を添えてお願いいたします。

オヤマニアの会さんのメールアドレス　⇒　e-mail
オヤマニアの会さんinstagram　⇒　instagram

------------------------------------------------------------------
YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。
トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。
新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤

ikumi nonaka チャンネル

------------------------------------------------------------------

ミフリのショッピングサイトはコチラ↓