2024/07/26(金)20:58
お鍋はハンドバック説
ムスタファケマルパシャに地元遊牧民系住人たちの式典があるというので行ってきた。
大昔にムスタファケマルパシャの山村に民俗衣装を着る女性たちを訪ねて行ったことがあるが、その時に見た衣装を身に纏っている女性たちの姿があって当時を懐かしく思い出した。
この日は各グループが町にある公園に集合し、そこで楽団と共におのおのダンスを踊ったり、歓談した後に町のメイン通りをアタトゥルク像のある広場まで行進するというスケジュールであった。
私も遊牧民の証、赤、緑、黄色と鮮やかな色のケフィエ(エフェオヤに使われるスカーフ)を肩に掛けてもらい、一緒に楽しんだ。
行進に使われるラクダの写真を撮っていると、女性たちのグループから軽やかな太鼓のリズムと歌声が聞えてきた。
使われている太鼓は銅製の鍋。
それをひっくり返して両手で叩く。
まずはショート動画でご覧ください。
鍋の太鼓と遊牧民女性たちの歌声(ショート) → ★
そして行進が始まることになり、ラクダや民族衣装の男性、女性たちが列に並んだ。
女性の手には太鼓として使った銅製の鍋も。
そして鍋の中にはスカーフやら個人のお財布が入っていた。
うーん、これはまさに女性のハンドバック。
普段、トルコに遊びに来た日本人の友人たち(の一部)にこういう鍋を買って日本に持って帰りたいけれど、荷物に入らないからなあ・・・と相談されることがある。
そういう時、私は「ハンドバック」と言って腕に掛けていけばいいんじゃない? と返答しているけど、あくまで冗談で言っていたわけで。
でもここでお鍋はハンドバック説が証明されたので、これからは迷うことなく、ハンドバックとしてお持ち帰りいただけます。
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