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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 8, 2024
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★Youtubeでギリシャからトルコへの陸路出入国の話をライブで公開しています。
ブログと一緒に一緒に視聴していただくとさらにわかりやすいかと思います。
↓↓↓↓
陸路ギリシャからトルコへ

トルコからギリシャへ陸路で行く一番シンプルなルートは、トルコのエディルネのイプサラゲートを出国してギリシャのキピゲートから入国する方法。

イプサラのゲートに向かう道路を、何キロにも渡る名物のトラック行列を右手に見ながらまっすぐに進む。
イプサラのゲートが見えてくる。



そこではまず通関。特別申告することがなければノーチェック。
次に事前に入手しているクルマの保険とそれぞれのパスポートを提出し、カメラで顔認証を行った後に出国スタンプが押される。

前進し国境のマリツァ川に掛かる橋を渡る。
その中央にトルコとギリシャの国旗が掲げられたボーダーがある。
道路の色が変るのでそこから先がギリシャになる。



しばらくするとヘラスと書かれたキピのゲートが見えてくる。
ヘラスとはギリシャの古名であり、ギリシャでは自分たちをへレネスと呼び、国をヘラスと呼ぶのだそう。

入国審査はクルマの窓からパスポートを渡すだけ。
顔認証などはなく、私たちはクルマに乗ったまま。



トルコとブルガリアと日本のパスポート3種を提出したわけだが、陸路でギリシャに入国する日本人はそんなに多くはないせいか、私のパスポートだけかなり時間をかけて見られていた。

それを過ぎると荷物検査。
クルマのドアとトランクを開放し、見てもらう。クルマのシートの下などを含め念入りに調べられ、最後は女性2人のバックの中身とクルマのダッシュボードを見せるように言われた。

トルコからEU圏のギリシャにクルマのトランクなどに隠れて人が密入国する例があるようなので、検査は慎重。でもバックの中身まで見られたのは初めてのことであった。

もちろん、出国後、入国前のドュティフリーショップに立ち寄る。
お買い物はトルコに戻る時にするので見るだけ、とトイレ休憩。
トルコはアルコールや香水などの国内販売価格が特に高いので、ドュティーフリーショップを利用する人は少なくないようだ。

ギリシャに無事入国。
両国ともゲートでの待ち時間はほとんどなく、とてもスムーズだった。

そこから先は有料の自動車専用道を通ってイスケチェ(ギリシャ名:クサンチ)へ約150kmを走った。
周囲は昨年の広範囲に渡る山火事で焼け野原の跡が生々しく、自然災害の脅威を感じながら、時折見えるモスクのある小さなトルコ人村などを眺めていた。

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Last updated  December 8, 2024 10:32:04 PM
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