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カテゴリ:日本滞在記
ここ数年は帰国の度に、いつも思い出の地を訪れてみたいという気持ちがあります。 ただ短期間でイベント込み、商談込み、実家の片付け込みとなるとなかなか時間的余裕も精神的余裕もなく、いままで叶うことがありませんでした。 それでも今回は会いたい人に会いに行くを目標に小さな旅をしてきました。 それは短い時間でしたがとても充実して幸せで、これが最後になったとしても会えてよかったと思うことができ、何か肩の荷が下りたよう気がします。 今回はこれで満足しようと思っていたのですが、最後の最後に弟夫妻が声をかけてくれたことで思いがけず、気になっていた場所へ行くことができました。 以前会った時にこれらの場所について行ってみたいんだよね、と言う私の言葉を忘れないでいてくれ、誘ってくれたのです。 1つは現在の実家に引っ越してくる前に住んでいた都内の某所。 幼稚園から小学校1年生までをそこで暮らしました。 家の周辺の風景、幼稚園や小学校までの通園・通学路の様子は未だに思い出され、当時住んでいた家を見つけることができるかもしれないと思っていました。 住所は母が覚えていましたが、住所の改正があり、現在では別の町名に変わっています。 またそのころは区内と言えども周辺には林や空き地、田畑が多く、今は住宅地になり様相が変わっているだろうことも想像できました。 それはそうですよね、55年も前の話です。 だいぶ変わった住宅街で見覚えのある創業昭和44年のお豆腐屋さんを見つけました。私の記憶は確かだったようです。 もう1つはそれよりは新しい40年前の居場所。 大学生活を送った長野県南箕輪村です。 母がよく自分の大学時代の話をしていたのを聞いて、もうそんな大昔の話・・・とか思っていましたが、自分がその立場になってみると、大学生だった自分はつい最近だったようにも感じて、40年も経っていたことの方が不思議になります。 南箕輪村は伊那市の隣にある村で、国立大学を有する唯一の村なんだそうです。大学のキャンパスも南アルプスと中央アルプスを望む標高770mの広大な敷地にあり、まるで森の中にいるようでした。 ![]() 日曜日だったため構内には誰もいませんでしたが、正門から校舎をぐるっとクルマで回ってみました。当時と変わらない姿に時間が経っていることすら忘れてしまいそうでした。 大学を出て、ついでに最後に住んだアパートを勘を頼りに探してみましたが、意外とあっさりたどり着くことができました。 アパートも当時と同じまま残っていました。 都内と違って、この辺りは大きな変化はなく、記憶にあるスーパーや食堂、そして当時ですらボロアパートとして有名だった建物が未だに同じ形で残っていたりと、身体だけがタイムスリップしたような時間でした。 55年前のまだ小さかった私、そして40年前の大学生の自分がそこに生きていたことを確認し、そしてその頃の自分に恥じることなく会いに行けた今の自分がいることに、とても幸せな気持ちになりました。 最近の私は自分の人生を振り返る段階に入っているかのようです。 ありきたりの言葉ですが、人生て長いようで短いものです。 人生の半分以上を過ごしたトルコ、そしてアンタルヤのことも、いつかこんな風に振り返る時が来るのかも知れないですね。それが近い将来なのか、いつなのかそれは私にもわかりませんが…。 ↓↓↓↓↓ Youtubeライブ人生を振り返る旅 ------------------------------------------------------------------ YouTubeの「ikumi nonaka」チャンネルで動画を公開中です。 トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介しています。 新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ ikumi nonaka チャンネル ------------------------------------------------------------------ ミフリ&アクチェのショッピングサイトはコチラ↓ (国際送料なしでお買い物ができる「日本国内から発送」カテゴリーの商品は日本のアクチェから発送中しておりますので、ぜひご利用ください) ![]() ミフリ&アクチェ ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() その他・全般ランキング ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2025 09:25:20 PM
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