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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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絨毯・キリムの話

December 16, 2018
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カテゴリ:絨毯・キリムの話
「ミフラップ」より「ミフラーブ」の方が通じるかな?

モスク(ジャミィ)の中にあるメッカ(メッケ)のカーバ(キャーべ)神殿の報告を示すキブラ(クブレ)壁のロケット型の先の尖がった窪みを指す。
※( )内はトルコ語の音をカタカナ表記したもの。

トルコ語では「ミフラップ」と言うので私はそのまま使っていたけど、一般的には使わないようですね。私はトルコに来るまで「ミフラーブ」という言葉も知りませんでした。トルコで「ミフラップ」として覚えたからミフラップなんですけど・・・。
どうりで「ミフラップ」で検索すると、私の過去ブログかサイトがゾロゾロと出てくるわけです。

過去ブログにもちょこちょこ載せていますが、基本的に絨毯は家での使用以外では自分用に分けないのですけれど、ミフラップのある絨毯はデザインが面白いので集めています。
お祈り用に使われる目的のものなので一人で畳んで運べる小ぶりサイズなのも気に入っています。




天井からランプが下がったモスクの内部を表したもの。
先の尖がったミフラップの中に生命の樹があったり、無地だったり、いろいろありますが、ミフラップモチーフのものではこのタイプもよく見ます。
カンディル・ゲジェシという宗教上の特別な日がありますが、カンディルはカンテラのことで、手提げランプを意味しますが、その下に人が集まりホジャ(イスラムのお坊さん?)のお説教を聞いたりしたことからカンテラやランプ自体に宗教的な意味が含まれているのだと思います。




こちらは昔の墓石を象ったモチーフ。ロケット型の上に頭のような丸みのあるモチーフがついているものです。
モスクに隣接している墓地に行くとこのタイプの墓石を見ることができます。




これはメッカ巡礼のカーバ神殿だろうと思います。




これは上が二分離されていて左側にカーバ神殿、右側はなんでしょうね。
いずれも宗教的な意味を持つモチーフでしょう。

ミフラップのある絨毯はお祈り用に使われるものとして作られました。
ミフラップの先の方をメッカ方向に向けて敷き、足を下の方、頭がちょうど中央から少し上になるように着けます。
そのせいでしょう。
古い使用されただろうミフラップの絨毯を見ると、足の置き場と、額が着く辺りの起毛が摩耗によりなくなっていることがあります。

ミフラップは方向を示すものであって、それ自体は神格化されたものではないので踏んでもいいわけですね。古くはモスクに寄進され、中にミフラップのある絨毯が敷き詰められていることもありました。
ただ生活空間での普段使いの敷きっぱなしの絨毯ではなく、家庭ではお祈りの時のみに使われたのだと想想像します。自分の額を着ける場所ですから多数の人の足で踏まれたところはいくら清潔にしていても限界があります。絨毯の場合は丸めてしまっておきますが、キリムには横に輪っかになった引っ掛ける場所がついていて、お祈りに使ったあとは壁の高い位置にある釘などに掛けておいたのでしょう。

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Last updated  December 16, 2018 11:50:10 PM
December 12, 2018
カテゴリ:絨毯・キリムの話
「ドラゴンとフェニックス」と書こうか、はたまた「龍と火の鳥」か。
でトルコ語の「エジデルハーとアンカクシュ」にした。

なんの話かと言うと、最近、在庫の絨毯の整理をしているのだけれど地元柄「ドシェメアルトゥ」の絨毯がないないと思っていたら大小合わせて20点ほど出てきた。




ドシェメアルトゥは私が暮らすアンタルヤの中心地から北に約40kmの高台にある地区で、「舗装路」を意味する地名だけれど、その昔ローマ時代に山間に石で道が造られたことから。その石畳はブルドゥルーウスパルタへと現在もなお「古代の道」として残っています。




ブログに時々登場する20年来の友人アイシェの暮らす村もドシェメアルトゥ地区のひとつです。
アイシェと一緒にアンタルヤ商工会議所のPR動画でも絨毯を織りました。
日本からの糸紡ぎ、草木染め、絨毯織り研修などでも村生活体験と共にお世話になっています。

ドシェメアルトゥの絨毯は中央部のデザインにいくつかパターンがあるものの、ボーダーはほぼ同じ、使われているモチーフもほぼ同じ、色遣いもほぼ同じです。
色遣いに関しては村で採れる植物に由来するからあり得る話なんだけど、例外のデザインがほとんどないというのが特徴的で面白い。

話によるとドシェメアルトゥ絨毯は ハヤットアージュ(生命の樹)があり、エジデルハー(ドラゴン)とアンカクシュ(フェニックス)の闘いが描かれているそうです。
中央のデザインが異なるものもあるので全部ではないですが、マダリオン型でないものは該当します。それはいずれも生命や長寿を意味するもので、遊牧民として移動し、最終的にこの地に定住した彼らが旅の途中で取り込んできたものなのでしょう。

で、タイトルにエジデルハーとアンカクシュの死闘の物語・・・って書いたにも関わらず、話はその部分じゃなくてボーダーの話なんですが・・・大笑い大笑い大笑い

20年前から村に通って一緒に絨毯織ったり、見たりしていますので知っているつもりだったモチーフのひとつが「あれっ? コレなんだったけ?」と思うものがあったので、忘れないうちにココに書いておこうと思います。




中央の赤と青のモチーフは「デべ」こと「ラクダ」。形からもわかりやすいですが、これは彼らが遊牧民であったことを主張したもの。




5つ菱形っぽい丸が並んだモチーフの間に星型のあるボーダー部分。これはたいていのドシュメアルトゥ絨毯で見られるものですが、全く同じモチーフがベルガマの絨毯にもあります。
人によっては「ベシ・タシュ」、つまり5つの石という誰もが知っている石を投げる子供の遊びを意味します。
星のモチーフは「ザックム」で「キョウチクトウ」の花だそうです。人によってはベシ・タシュと合わせて「ザックム」と言います。




これが思い出せなくて「う~ん」ってなってしまったモチーフですが、触覚のある蝶にも見えるし、地面から出てくる何か・・・だったような気もする。アイシェは何て言ってたかな・・・・。ってもう20年前に聞いてメモしただけのことを思い出そうと頑張りました。
「コジャス」のモチーフ。直訳すると巨大な水ですが、水の湧いているところ、泉などのことです。言われると確かにドシュメアルトゥは水を蓄えた西トロス系山脈の山裾にあり、村のあちらこちらから水が湧きだしています。時期にもよりますが水量も半端ではありません。
噴き出している水って思うとそれにしか見えなくなるので不思議ですねえ。

ということでエジデルハー(ドラゴン)とアンカクシュ(フェニックス)とハヤットアージュ(生命の樹)の話はまた次回~!!

ドシェメアルトゥの絨毯を始め、在庫のオールド絨毯を放出中。
大きめのウールの手織り絨毯がびっくり価格です。
糸紡ぎ、染め、織り、仕上げの過程、それに費やす労力と歳月を知っている立場からすると、いくら日本に比べて物価の安いトルコとは言え、本当に申し訳ない価格ですが、仕舞っておいても仕方がない。興味ある方、使っていただける方にどんどんお譲りしていきたいと思っています。

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Last updated  December 12, 2018 10:58:52 PM
November 16, 2018
カテゴリ:絨毯・キリムの話
トルコの東部にシールトという県があります。
主にそこの伝統で、嫁入り持参品の必需品「シールト・バッターニエ」というものがあります。




バッターニエは「毛布」を意味するトルコ語。
ウールやゴートのナチュラル毛で手織りした織物のことです。
東部ではこれを今でも毛布代わりに使用するそうです。
サイズがちょうどシングル、ダブルの毛布サイズ。
横糸は100%ウールですから、それは温かいことでしょう。

小さいサイズのものはミフラップモチーフになっていて、お祈りのときのナマズルックとして使われたようです。



さて、シールトバッタニエは水平機でメキッキを使って織ります。
女性の織り手ももしかしたらいるかもしれませんが、基本的に男性の仕事です。

元々、トルコの織物で、絨毯やキリムは女性の仕事、布やシールトバッターニエなどは男性の職人さんの仕事・・・というのが定番です。

シールト・バッターニエの特徴のひとつに、染めをしていないナチュラル毛の糸を使うというのがありますが、もうひとつに起毛させることでモチーフを描く・・・・というのがあります。




この画像でわかるかな?

白い部分に毛の方向があって、それが連続の菱形モチーフになっています。
これは織りながら、ブラシ、または鉄の櫛を使って毛の方向をつけていくからできること。
そのため、通常は糸はポアポアと長い毛が出ているものを使います。

ただし、クリーニングに出してしまうとこのモチーフも自然と消えてしまいますから、クリーニング前の新品の証です。



・・・とここまで読んで、なんか前にも同じ内容のブログを見たことあるな・・・と思った方は大正解。以前暑くなった頃に書いたブログ、季節感ないのもいいところでしたが、今回はちゃんと季節を考えて出してみました。

ナチュラルウールのシンプルなトルコ東部の織物です。
敷いてもよし、掛けてもよし。
今回とってもお安くしていますので、加工用に使ってもいいぐらいの値段です。

ミフリ社長・・・4年半後の年金退職に向けて、ぼちぼち店仕舞いを考えています。
膨大な在庫をただ持っていても仕方がありませんので、なんでも大特価です。
興味のある方、使ってくれる方にお譲りしたいと思います。
お買い物は以下のリンクからお入りください。
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Last updated  November 16, 2018 07:36:07 PM
May 29, 2018
カテゴリ:絨毯・キリムの話
トルコの東部にシールトという県があります。
主にそこの伝統で、嫁入り持参品の必需品「シールト・バッターニエ」というものがあります。




バッターニエは「毛布」を意味するトルコ語。
ウールやゴートのナチュラル毛で手織りした織物のことです。
東部ではこれを今でも毛布代わりに使用するそうです。
サイズがちょうどシングル、ダブルの毛布サイズ。
横糸は100%ウールですから、それは温かいことでしょう。

小さいサイズのものはミフラップモチーフになっていて、お祈りのときのナマズルックとして使われたようです。





さて、シールトバッタニエは水平機でメキッキを使って織ります。
女性の織り手ももしかしたらいるかもしれませんが、基本的に男性の仕事です。

元々、トルコの織物で、絨毯やキリムは女性の仕事、布やシールトバッターニエなどは男性の職人さんの仕事・・・というのが定番です。

シールト・バッターニエの特徴のひとつに、染めをしていないナチュラル毛の糸を使うというのがありますが、もうひとつに起毛させることでモチーフを描く・・・・というのがあります。




この画像でわかるかな?

白い部分に毛の方向があって、それが連続の菱形モチーフになっています。
これは織りながら、ブラシ、または鉄の櫛を使って毛の方向をつけていくからできること。
そのため、通常は糸はポアポアと長い毛が出ているものを使います。

ただし、クリーニングに出してしまうとこのモチーフも自然と消えてしまいますから、クリーニング前の新品の証です。




なぜか毎年、暑くなり始めると、絨毯とかキリムとか靴下とかウールものを出したがるミフリ社長ですが、本来は逆ですよね。
寒くなり始めたころにご紹介するべきでした。

わかっちゃいるけど、いいものはいい・・・だけで、商売に戦略がないのが明らか。

在庫にあるのに、ショッピングサイトにシールト・バッタニエを載せたわけでもないのです。
(今から頑張って載せよう・・・・・。)
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さて、イーネオヤツアー、旅行会社からの催行決定の連絡待ち状態です。
さらにさらに濃厚に行きたいと思います。
今から楽しみです。参加される方は楽しみにしていてください。

7月5日(木)出発ー7月11日(水)帰国
…*◆《初級編》トルコの伝統手工芸「オヤ」の心に触れる旅◆*…【トルコ在住20年以上・オヤに精通した野中幾美さん同行】 タウシャンルゆったり2連泊でオヤ三昧&作り手と交流する4泊7日間【成田夜発/ターキッシュ エアラインズ利用】
(上のタイトルをクリックすると旅工房さんのお問合せ・お申込みページに飛びます)

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Last updated  May 29, 2018 12:10:10 AM
August 8, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
5泊6日の村に滞在しながらの絨毯織り修行でした。
この短期間で基本の全行程を体験してもらうべき、いろいろ考えながら、臨んだわけですが、スケジュールは途中、時間の都合上、端折りながらもなんとか消化でき、二人の絨毯がみごとに完成したことをうれしく思っています。




過去にも日本の友人・知人に、アイシェや他の村などで絨毯織りを習ったり、村生活を経験してもらう機会がありましたが、特に謝礼を求められることもなく、いずれもご当人とご家族の好意によって実現してきたものです。

彼女たちの生活は私たち日本人の基準から考えると、みなさんが想像されているより経済的には厳しいです。
日本の一般家庭で、外国人のお客様をお迎えするのとわけが違います。
それでもお客さんを迎えるための精一杯をいつもしてくれます。
自分の庭で果実を採り、ご近所さんの畑から野菜を分けてもらい、それを手間暇かけて丁寧に調理して食卓に並べます。
お客さん専用の立派なお布団はありません。
でも自分が織った絨毯を底冷えしないようにタイルの上に敷き、その上に干したお布団と洗濯したてのシーツを掛け、パジャマの心配までしてくれます。

お腹は空いていないか、喉が渇いていないか、日本の家族が恋しくないのか・・・・。
そんなことにまでに気を遣ってくれます。

今年はたまたま草木染めをする機会がありましたが、前回はもう何年も前の話で、それも私と一緒に行ったのが最後だったそうです。

スタンダードに絨毯市場が開かれていて、アイシェの収入になる絨毯織りの仕事があるうちは、草木染めも糸撚りも織りもタイミングさえあえば見ることができましたが、残念ながら全行程を見ることができるのは、おそらく今回が最後の機会・・・。

今後もアイシェの体調とやる気さえあれば、絨毯織りの体験は可能だと思います。
ただこれからはアイシェの日常の中の出来事ではなく、わざわざやってもらう作業になりますので、それなりの対価は当然ですが支払っていなかきゃいけないとも思っています。
今まで長年の友人という立場で好意に甘えてきましたが、彼女の立場になって考えたときに、若いころならまだしも、今の年齢でこれらの作業をしてもらうことがいかに大変か私自身が身を持って感じます。

見えないものに代金を支払うというのに抵抗がある場合もあるかと思いますが、その人の長年培ってきた経験や知識は「無料」で提供してもらえて当然・・・ではありません。
その人の大切な時間を使い、その人がそれこそ膨大な時間とお金を使って得てきた経験と情報を提供してもらうのですから。

私は手工芸を通して、各地のたくさんのトルコの人たちと接する機会を持ち、またトルコの人たちの優しさや純粋さに、本当に助けられてきています。
私自身には大きな力も背景もありません。
彼女たちの伝統に基づく手工芸や生活文化を日本や外国、トルコの他の地域に直接的または間接的にでも地道に紹介していくことぐらいしかできませんが、少しでも関心を持ってくれる人が増えることを願っています。

さて、やっと楽しかったオヤツアーのご紹介ができるかと思いきや、タウシャンルでのイーネオヤ修行旅がスタートします。
出発までに頑張って予約投稿していきますので、お楽しみにしていてください。

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Last updated  August 8, 2017 07:00:06 PM
August 7, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
糸を紡ぐことから始まって、植物採集、草木染め、経糸を張る・・・・もちろん今回の滞在期間だけでは全行程を熟すことはできませんので、一部は省略していますが、それでも織りが始まるまでの下準備が長かったです。
「絨毯を織る」とか「イーネオヤを編む」と言うことは、ただその作業だけではなく、以前の準備の行程も含めて意味することだというのがよくわかるかと思います。




今回修行の二人がチャレンジしたのはドシェメアルトゥ独特のモチーフを使ったミニ絨毯。
残り2日しかありませんでしたので、その期間に終わるものを・・・と考えました。

2日と言っても、40度近い暑いアンタルヤで、日中は食事の支度を手伝ったり、村の女性たちのお茶会があったり、アイシェが夫婦喧嘩していたり、なかなか集中できなかったそうですが、それも村ならではの絨毯織りの経験です。
村の女性たちは昔から、生活の中で、家事、子育て、農作業、ご近所付き合いなどをしながら、その合間合間に手を動かしていたのですから。



それでも頑張って素敵で可愛らしいドシェメアルトゥ絨毯を完成させることができました。
完成作品はご本人のブログや何かの機会に見せてもらってくださいね。

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Last updated  August 7, 2017 07:00:07 PM
August 6, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
楽しい「織り」の前に、整経とか綜絖とか、機に経糸を張り、組むという作業が待っています。

トルコの絨毯、キリムはシャトルなどを使用せずに手と指で糸を通し、織ります。
まずは地面に2本の金属杭を打ち、そこに経糸を掛けていきます。
この作業にも最低3人が必要です。
糸を掛けていく人、杭のところで糸の順番が入れ替わらないように、糸でチェーンを掛けていく人が両サイドに1人ずつ。
今回は時間の都合上、事前に準備したものを使います。



そしてその経糸を垂直機に組みます。
機は木製や金属製、その形態により、多少の作業内容や困難さが異なりますが、一度コツを覚えてしまえばそれほど難しくはありません。
ただ、上手に張れるかどうかは経験がモノを言います。
経糸の張りは、横糸を作るときのきれいさに影響しますので、絨毯の出来不出来にかかわると言っても過言ではありません。

糸が張れたら、糸が1本おきに交互に前後するように組みます。



掛け間違えると、織るときに糸が正しく出てきませんので、慎重に‥‥と言っても時々間違えてますが・・・・。
それでも途中で直す方法もありますので大丈夫・・・と。



今回は金属製の機を使いましたので、上部についているネジを工具で締めたり緩めたりしながら、張り加減の調整をしていきます。
これで下準備完了です。

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Last updated  August 6, 2017 07:00:05 PM
August 5, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
洗った糸を乾かします。
空気を含んで、色がきれいに発色します。

植物採集からスタートし、日程の都合上、途中、作業の一部を端折りながらも2日かけてなんとか糸を染めることができました。



村での草木染めって本当に手間暇かかるものです。
もしかしたらもっと効率の良いやり方もあるかもしれません。
でもね、村では昔からこんな風にやってきたので、彼女たちにとっては他の方法というのはあり得ないことなんです。
分量も目分量、時間も経験から来る感覚のみ。

だからメモを取ろうと質問しても、数字としての返答は得られません。
分量は両手を抱えて「このくらい」とか、てのひらに乗せてみて「これぐらい」とか、糸の長さだって頭や腰に巻いてみて、これぐらい・・・って感じ。
とっても自然で生活の中で織られてきたことがわかります。

さて2日かけて1色できあがり。



通常、ドシェメアルトでは10色前後の色を使います。
つまり20日間は糸染めにかかるということです。

実は糸紡ぎと草木染めは6月に行なっていました。
この体験のために1色だけ染めずに残しておいてもらったのです。

ということで、色は準備されていますのでいよいよ織りに入ります。

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Last updated  August 5, 2017 07:00:07 PM
August 4, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
アイシェが行った先は、近所の湧き水場。



染めた糸を大量の水で濯がなくてはなりません。
以前は池で洗っていましたが、水が汚れてきていること、この時期キャンプや遊泳に来ている人がいるので、今回は湧き水場で洗うことにしました。



アンタルヤの山の豊富な水がどんどん流れてきますので、濯ぐのには十分です。
水で濯いで、手でギュギュ、トカチュという道具で糸を叩いて、また濯ぎます。
昔の洗濯の方法と同じです。

最初は水貯まりに手だけ入れて濯いでいましたが、最終的には全身浸かりながらの糸洗い。



この水、アイシェの娘が言うには水温4度。
実際、足を入れるのがやっとで、我慢して入れていると感覚がマヒしてきます。
そこにザブン、です。

濯ぎ、トカチュで叩き、再度濯ぎ、水を切ります。
30分は水の中にいたでしょうか・・・・。

どうです?



この満足気なアイシェの笑顔。

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Last updated  August 4, 2017 07:00:04 PM
August 3, 2017
カテゴリ:絨毯・キリムの話
釜に火にかけて、火の番をしながらトロトロと何時間も煮込みましたが、その日は夜遅くなってしまいましたので、糸を出すのは翌日にすることにしました。




一晩置いて釜から植物と糸を出します。

ウール糸は軽く乾かします。
葉っぱとごった煮なので、植物の一部が糸に残っています。



その後、アイシェが糸を抱えてどこかへ出かけていきました。
後をついていってみましょう。

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Last updated  August 3, 2017 07:00:04 PM
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