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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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トルコの生活・日常

September 23, 2023
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私が住んでいるアパート周囲にはいわゆる野良猫ちゃんたちが暮している。
それは私がここに引っ越してくる前からで、トルコの野良生活する動物たちにも生きる権利を与える制度と一般的なトルコ人の思いやりのある気持ちのおかげとも言える。

アパートでは私以外にも野良ちゃんたちを可愛がり、水や餌を与えたり、中にはアパートの地下に潜りこまなくてもいいように、子猫たちが冬を過ごすための小屋を自費で買って設置する人もいた。隣接のアパートでも住人が建物の裏に子猫たちが隠れられる場所を作り、餌と水を与えている。さすがトルコだ、みんな優しいなあ・・・とか単純に考えていた。その頃は。

私が野良猫たちを気にするようになったきっかけは、まだヨタヨタ歩きの痩せっぽちの小さな子猫が大人の猫たちに混じって、必死に餌を獲得するために右往左往している姿を見かけるようになってからで、その子を何とか手なずけて、優先的に餌を食べられるようにしたことからだった。
その後も同様の小さな子猫がいて、その子にも餌を与えた。
その2匹が無事に成長し、生き延びてこれたことに感謝しつつ、もちろん小さい時から見ていたから懐いている分可愛い。私が餌をあげられない場合でも近所の誰かのところで餌を食べることができていることを知って安心したし、今日は他で食べてきてね、と声をかけることもあった。
ただ私には仕事の都合で動物を飼ってあげる環境がないため、敢えて名前を付けずにいた。



そんな日々の中で、ある時、どうやら猫が嫌いな住人の一人に、誰かが置いたらしい猫小屋を私が置いたと思っていたらしく、この小屋を裏におけとか、これも誰かが置いた子猫の入った段ボール箱をここに置くなどかせとか言われることがあった。もちろん反論したけれどこういうことはなんでもよそ者(外国人)のせいにするのだろうなと感じた。

しばらくして誰かがアパートの地下に蚤やダニが繁殖している、猫のせいだと言い出し、その間も色々あったのだが、どうやら私があちらこちらから野良猫たちを連れ込んで地下で飼育しているという話になっていたようだ。
言っちゃなんだけど、私は建物の中では餌を絶対与えなかったし、建物の中にも入れなかった。小屋を置いたこともないし、餌だって裏の方で誰にも邪魔にならないように与えていた。ゴミも持ち帰った。

それでも猫嫌いの2,3人が敷地内では野良猫に餌を与えないように決めたというので、それに従った。敷地外の道路で与えるようにした。
他の野良猫たちを可愛がっていた住人の一人はこの決定に反論して猫には罪はない、猫だって命あるものだから飢えるのはかわいそうだと話し合いをしたらしく、建物の裏手の庭の1か所で餌を与えてもいいことになり、そこにキャットフードと水を置いていた。
でもその餌や水ですら足で蹴散らす輩もいて、それを見るたびに気持ちが暗くなった。
その住人も同様だったと思う。ある時クルマに設置しているカメラでその現場を撮影したらしく犯人はわかっている。でも人として何も言わないでいたと今日、告白していた。

今日・・・と言うのは、実はある事件があった。
私が朝、出勤しようと思い夫と外に出ると、普段はドイツに暮らす出稼ぎ組のトルコ人の老夫婦と出くわした。そしていきなり「アパートの地下でネコを集めて飼っているのはお前なんだろ!?不衛生で汚い、すぐにやめろ!」と怒鳴られた。
この夫婦は以前も問題があって、自分たちがもしかしたらドイツで犬のような扱いを受けているせいなのか、とにかく外国人である私を標的にして何もこちらにミスのないことでわめく。
あまりにも酷い状況で、弟さんが私に頭を下げに来たこともある。

夫がすかさず「そんなことを誰が言っているんだ、本人を呼んで来い!とやり返すと、「アパートの住人全員がお前がやっているって言っている」と。
いったいどこの全員なのかわからないけれど、これは口から出まかせで事実ではないのが明らかなので、猫はアパ―トのドアの下から勝手に入り込めること、私たちは猫を連れてきていないし、餌はあげるけど、ルールを決めてから一切敷地内では餌を与えていないと反論した。

あとは上げ足取りが始まって「ほらっ!今、餌をあげているって言った!認めたじゃないか」とか始まって、阿保らしくなったけれど、彼らの頭の中では「私が外から猫を集めてきてアパートの地下に連れ込んで飼っている」という前提になっているので、何を説明しても理解しようとしない。

悪いけど、以前のように黙っている私ではない。
「アナタたちは猫が嫌いかもしれないけれど、野良猫にも命があって可愛がっている人たちもいる」
「私は猫が好きで4匹家で飼って面倒みている。獣医にも連れていく」
「それは飼い猫でしょ。でもトルコには野良猫にも生きる権利が保障されている。私も人として病気の子は獣医に連れていく」
「汚い猫が集まるから、餌をあげるな!」
「トルコでは公共の場では野良たちに餌や水をあげてもいいことになっている。私はアパートの敷地外で市の所有地であげているからアナタたちに文句言われる筋合いは一切ない。市は野良猫たちに餌をあげることを認めている。国も法律で認めている」

「関係ない、どこでだって餌を与えるな!」
「私に命令する権利がアナタたちにあるの?」

「私たちは4軒のアパ―トを持っている!」
「だから? 猫と何の関係があるの!? 私も4軒以上の不動産を持ってます!」

さらに女性は私に寄ってきた母猫めがけて、「石をぶつけても何も解決しない」という私の夫の制止を振り切って大きな石の欠片(20×15cm大)を持ち上げて背中に投げつけた。

沸騰した私を抑えて、夫が猫たちが建物にドアの隙間から勝手に入れるという現場を見せて、私が猫を地下に連れ込んでいないことを納得させたけれど、この一件はその後でアパートの共有のSNSに書き込んだ。

内容はあくまでやっていないことをやっているとアパート住人全員が言っていると言われたこと、侮辱的な言葉を投げつけられたこと、この人たちをありもしない嘘で焚きつけて言わせている張本人がいるだろうこと、最後には女性が大きな石を母猫の背中に投げつけて猫が痛がったことなどをお知らせした。

もちろん事情をわかっている人たちは私たちの味方であり、すぐに反論してくれたし、先述のように許可をとった猫の餌場すら荒らしている人がいることを告白していた。

もちろん、ここで言いたいのは猫好きな人たちだけでなく、毛嫌いしている人たちもいるので猫を可愛がれということではない。猫に餌を与えている人たちも住人の意見を聞いて従っているし、決まった以上はそれを邪魔するのはおかしいこと。
しかも全て外国人である私のせいにして済まそうという話。
でも私はそれも許す。それをやっている人は実は可哀そうな人で標的を作って人を見下すことでしか自己を守れないのだろう。

誰も指定の場所以外では餌を与えていないし、私は敷地外でしかあげていない。それで済んだ話でいいじゃない。
何を掘り起こして騒ぎを起こそうとしているのか、そしてどうして人の間を拗らせて不快にさせることに快感を覚える人がいるのか・・・。

こういう人に限って、自分は表には出て来ずに、他人を利用してやるんだよね。
そして状況が悪くなれば私は関係ないですって顔する。お決まりのパターン。

トルコでは新しい法律が出来て、現在でも野良天国なところに加えて、すごく簡単に言えば野良猫、野良犬たちに餌や水を与えてもいい権利が法で守られていて、それを様々な形で邪魔する人たちには罰則がある。ましてや今日のように何もしていない野良猫に大きな石をぶつける行為は訴えるのに該当するし、私たちに吐いた暴言も威圧して心理的な負担を与え権利を邪魔しようとしたことで罪になるそう。

もちろん次に同じことがあったら、普段は温厚派の私とは言え、遠慮なく出るべきところに出て訴えると釘も刺しておいた。
一瞬、興奮して怒り心頭になったけれど、よくよく考えたら(考えなくても)ひとかけらもこちらにミスがある話ではないので、逆に「日本人が地下に猫連れ込んで飼っている」と訴えてくれた方が、本人たちが罪に問われることになって早かったなあ・・・とか、今はあまりにものバカバカしさに笑さえ込み上げてくる。

石をぶつけられた母猫は、その後の様子で得に異常がないようだった。
しかし偉いとバッチリを食わされたものだ。これで人嫌いにならないといいけど・・・。

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オヤマニアの会の新刊本<第3回配本分予約受付け>のお知らせです。

初回、第2回配本分の予約はおかげ様で完売となりました。
お申込みを逃した方に第3回配本分の予約受付をしております。
国際送料負担なしの特典付き配本は今回が最後になります。

アイドゥンエフェオヤ(31点)、アイドゥン(15点)、キュタフュヤ(29点)、カスタモヌ(7点)、ブルサ(29点)、ナウルハン(13点)、エーゲ海地方(22点)など、トルコ各地の貴重なアンティ―クイーネオヤ146点を掲載しています。1目1目が見えるようにに撮影していますので骨董オヤの再現にも参考になるかと思います。

古いイーネオヤはトルコに来ても特定の博物館でしか見ることができません。
博物館レベルの個人所有のイーネオヤコレクションをまとめた世界初無二のトルコのオヤ本です。
1ページに全体画像とモチーフの拡大画像、データとして地域、モチーフ名、素材、サイズが表記されています。トルコのオヤ好きさんはもちろん、レース、手仕事、手芸、民族文化、古いもの、美しいものなどに興味ある人にオススメです。



タイトル:OYA Traditional Turkish Needlelace
(日本語・トルコ語・英語併記)
オヤマニアの会編
サイズ:21.0×29.7×1.4cm A4版
ページ数:160ページ フルカラー
重量:約840g
発行予定日:2023年7月13日
発行部数:初版1000部
ISBN:978-625-99032-0-0
発行元:ミフリ出版

第3回配本分予約特典としてトルコからの送料(4500円)なしで、日本国内のレターパックライト代のみとお得です。
配本日程は7月を予定しています。日本に到着次第順次発送いたします。

お申込み、お問合せ窓口は
◇オヤマニアの会:instagramまたはe-mail
◇イーネオヤロゼット: https://igneoya-rosette.ocnk.net/
◇ミフリ:(下のリンクにある)ミフリ&アクチェのショッピングサイトで予約受付中!

第3回配本分は数量限定です。お早目にご予約よろしくお願いいたします。
お振込み確認でき次第予約確定とさせていただきます。

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Last updated  September 24, 2023 02:03:56 AM


May 11, 2023
先日、弊社での外国人雇用で手続きした就労ビザの更新申請をしました。
内容的には昨年と変わりません。
費用面に違いがあるぐらいでした。

外国籍の人がトルコで就労しようと思ったら就労ビザを取得しなければなりません。
それはトルコ国籍の人と婚姻していようが、トルコ国籍の子供の保護者であろうが同じ条件です。

取得方法はいくつかありますが、今回はトルコ国内で特定の企業に雇用される条件での取得方法を簡単に説明します。自分の会社で自分に就労ビザを取る場合も同様です。

まず特定の企業に雇用されるケースでは、申請を行うのは就労者本人ではなく企業の代表者になります。もしくは代表者から委任された個人です。

これには就労許可のUygulama(アプリ)を使って申請することができます。
トップページからe-imza、もしくはe-devlet のどちらかで入ります。



e-imzaは電子署名で、これは申請をするときに必ず必要ですので、事前に取得しておきます。

e-imzaを扱っている事業所またはPTTで、個人の場合は身分証明書のコピーで申請をすることができます。法人名で申請をする時はimza surkuleriとTicaret sicil gazetesiを用意します。一部の事業所で即日発行してくれますが、たいてい2週間ぐらいかかりますので期日が迫っている場合は早めの申請が必要です。

企業サイドが用意する書類は
Faliiyet belgisi (商工会議所発行の事業内容が記載されている証明書)
最新の事業資金と事業主がわかるTicaret sicil gazetesi(商工会議所発行)
Bilanco(YMMまたは税務署が発行する最新年の企業の収支状況)
e-imza
社会保険登録番号などです。

就労者が用意する書類は
証明写真(Biometrik)1枚
noterで証明してもらったパスポートのトルコ語翻訳
noterで証明してもらった最終学歴の卒業証明書のトルコ語翻訳
企業との就労契約書
外国人身分証明番号などです。

就労者の立場によっては納税の未払い金がない証明書(税務署発行)

などになります。
これはあくまで一例で、状況により追加書類を請求される場合があります。

現在、外国人1名を雇用する場合、5名のトルコ国籍者の雇用が絶対です。
企業の資本金や売上の最低ラインもあります。
また外国人を雇用する明確な理由も必要になります。
ただし就労者本人の条件(トルコ国籍の人と婚姻関係が3年以上続いている場合など、いくつかの特例があります)により免除される場合もあります。

これらをPDFとして用意した上でアプリでの入力をしていきます。
こちらは特に難しいことはありません。

最後に確認をして問題がなければe-imza で署名をして送付します。

途中でやめた場合はまた最初から入力しなおします。
新規ではなく、ビザ延長の場合は基本データはそのまま残されますので、途中からの入力になります。

審査状況や追加書類については同じアプリ内の項目に表示されますので、時々確認します。
もしくはメールに細かく連絡がありますので、メールが届くようにしておくことも必要です。
最終的に期間ごとによるビザ取得料金の支払いを指示されます。
2023年現在、1年当たり3090.20TL(約21300円)、永久就労ビザはその10倍の30902TL(21万3000円)です。それ以外にカード代金356TL(約2450円)を税務署、HALK、ZiRAAT、Vakıf銀行のいずれかの窓口に納めます。税務署の場合は当人のe-devletで入ると金額などが出ていてカードで支払いができます。

ちなみに1年前の2022年の費用は以下の通りです。
1年当たり1386.20TL(約12600円)、永久就労ビザは13862TL(12万6000円)、カード代金160TL(約1450円)。日本円に換算しても値上がりしていることがわかるかと思います。

支払いを済ませると銀行からオンラインで通知されますので、1時間も経たないうちに許可がおり、カードを郵送する旨の通知がメールと電話のメッセージに届きます。

今回はアプリから申請をしてから2週間後に追加書類のお知らせが来ました。
追加書類は就労者本人の社会保険の未払い金がないかどうかの確認書類でした。
今回はSGKに行かず本人のe-devletから支払い状況に関する書類をダウンロードしました。
これをアプリの追加書類の項目にPDFで添付します。

その後、10日後に、代金の支払い指示が来て、当日支払いと共に就労ビザの許可の通知。
そのメッセージから2日後にPTTからカードがアンカラから発送された連絡、そして翌日には申請者である企業の住所に届けられます。
申請からカードの入手までに約1か月間かかった計算です。

この後、アプリから仕事をスタートさせたことに関する書類の添付(契約書など)、もしくは嘆願書、付け加えたい書類の添付をします。
仕事を辞めた場合もこのアプリから知らせます。と同時に就労ビザの期間も終了します。

これ以外にトルコ国外で取得する方法や、トルコ国内でも個人宅でベビーシッターや看護をする場合や、特定企業での就労許可ではなく、個人に与えられる就労許可、つまり不特定企業で就労することも可能なビザなどがあります。
この場合は用意する書類も異なります。

ここで気をつけなければならないのが、UAVTから探す住所の公式表記です。
この住所、意外と見落としがちなのですが、大家さんから聞いたものや水道局や電力会社の請求書
に書いてあるものと一致しない場合があります。
正確に知りたい場合はTAPU(不動産登記)コピーを持参し、市役所または区役所のnumaratajiで証明書を発行してもらうことです。所有者または法人であればそこに住所を置く企業の代表者が入手することができます。
何年か前にトルコ全土で住所の大きな変更があり、番地だけでなく部屋番号なども変わっているところも少なくありません。市役所が壁に貼っていく青い色の番地プレートも何の証明力もないそうです。
公式書類はこのnumaratajiで証明されている住所に届きますので、昔の部屋番号だったり、通り名が変ったままだと届かないこともあります。もしくは虚偽の住所の申告をしたことになりトラブルになることもあり得ます。

これに関しては公式住所がDからBになっていたり、部屋番号が3だったのが2になってしまい、以前の住所が登録されているままだと隣の部屋に郵便が届いてしまったり、もしくは古いビルの場合ドアや郵便ポストに昔のままの番号が残っているので、やはり間違って届けられてしまったり、混乱します。

今回、面倒だったのが会社の所在地が昨年は問題がなかったのに、今回なぜか表示される住所が途中から半分だけになっていたことです。これを訂正するにはSGKの基本台帳を修正してもらうしかありません。(そこから会社のデータが引き出されるため)
たらいまわしされた上に、やっとやってくれる人を見つけ、直してもらいました。
SGKでのデータの更新などで切り取り、貼り付けの際に半分だけ切り取ったのが明らかでしたので、こちらのミスではありませんが、住所を変更したいのかとか(違う)とか、引っ越ししたのか(それも違う)とかで、かなり手間取りました。

またこれらのやり取りにKEPを用意しておく必要もあります。
KEPは Kayıtlı Elektronik Postaシステムの略称で、2014年頃に開始された電子郵便の登録システムです。
PTTで申し込みが出来、プリペイド方式です。使った分だけ減額していきます。
実際はあまり使うことはありませんが、動作しているか、時々確認した方が良さそうです。
また今回の就労ビザ申請に関してはKEPにメールが来ることはありませんでした。

就労する側は必要書類を提出するだけであとはお任せになるので、あまり必要のない内容かと思います。今回、外国籍の人の就労を更新することになり、企業の代表者としての立場での覚書として残します。

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Last updated  May 11, 2023 09:45:40 PM
April 7, 2023
トルコに戻ってきて数日後に始まった断食月。
家族やスタッフは断食しているのだけれど、私自身は普段と変わりない生活を送っています。
朝6時頃に朝食を取り、9時に出社し、18時に帰宅しています。
今年のイフタル(食事を取れる時間)時間は19時台なので家に戻って夕食の支度をしていると、出来上がった頃にはちょうどイフタル時間になるので、家族と一緒に食事をします。
準備が出来ているときは私だけ先にいただくこともあります。
家族は明け方のサフル(日の出前の最後の食事)時間に特に起きませんので、普通に睡眠、そして起床。
とその繰り返しです。
お昼はスタッフが食べないので、私は一人でパン食べたり、家で作ってきたおにぎりを食べたり、適当です。普段もランチをしっかり食べるわけではないので特別困ることもありません。


(オヤフェス準備、ラベル付けも終わっていない上にアイロンもかけていない・・・)

30年間の断食月の記憶は少しずつ緩やかになり、現在は私にとってはストレスがない状態になっていますが、昔は外で食べ歩く人とか皆無だったし、飲食店は閉まっていることも多く、食事を取ることは宗教に関係なく個人の自由ではありますが、断食している人に気を遣ってなんとなく食べにくいとか、カーテンを引いた店内でこっそりいただくという感じがありました。
それが徐々に断食月でも普通に飲食店が開くようになり、目に見える場所に食べ物が陳列され、外で歩きながら飲食する人も出てきて、あまり気にせずにいられるようになった気がします。
今は全く気にせず普通に過ごせています。
断食は信仰上での自主的行動で、例えムスリムであっても強制されることではなく、それぞれの考え方を尊重し、お互い干渉しないというのがトルコ式なんだと思います。
断食をやっている人たちに敬意を、しない人にも敬意を。

そして断食月になるといつも思い出すのが1993年の3月末にイスタンブールに滞在していたのですが、ちょうど断食月と断食が終わってのラマザンバイラムの頃だったなということです。
調べてみると1993年3月24日~26日がラマザンバイラムで、私にはその時にスルタンアフメットでトゥーバという名前の女子中学生に声をかけられて一緒に父親が運転するクルマでイスタンブール観光をしたという思い出があります。その女の子は黒海地方から父母、弟と共にバイラムを利用してイスタンブールに遊びに来ていたとのことでした。

あれから30年が経ち、今年のラマザンバイラムは4月21日~23日です。
毎年11日間前倒しにズレて行きますので、あと3年経つと、1993年と同じ頃にバイラムを体験することになり、33年でちょうと1周することになります。
あの時の私はギリ20代(29歳と10か月)。
それがあと1か月ほどで還暦を迎え、今年はトルコで年金受給者になります。

ありきたりな言葉ではありますが、まさに光陰矢の如し。
私にとっての断食月は、30年前にトゥーバ家族と訪れたイスタンブールのチャムルジャの丘の想い出と共に始まったのでした。

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内田英恵監督ドキュメンタリー作品「絨毯の成る果樹の庭~トルコある村の手仕事」
マラシュ地震(トルコ・シリア地震)チャリティー上映会
3月・4月の予定

2/25(土)西荻窪 18:00~  オヤマニアの会(内田監督、野中幾美)
3/4(土)広島 19:30~ メンバー限定(内田監督、野中幾美)
3/5(日)門前仲町 牡丹町商店会館1F 18:00~ watari様 (内田監督)
3/8(水)水道橋 ヴォーグ学園東京校 13:00~14:00 ビーズの縁飾り研究会様(内田監督、野中幾美)
3/11(土)仙川 18:30~20:00 ツォモリリ文庫様(内田監督)
都内 メンバー限定 kilim koyun様
3/18(土)大磯 SALO 2F 13:00~14:30 kilim koyun様(内田監督)
3/19(日)松江 ステックビル チャリティー上映会実行委員会様(内田監督)
3/24(金)上野 19:00~ 宋雲院様 (内田監督)
3/25(土)都内 メンバー限定 kilim koyun様
3/26(日)大倉山 喫茶ありをり様(内田監督)
     京都 アトリエパッチワーク様 14:00~
3/28(火)長野 シャンティクティ様 15:00~
4/8(土)甲府 山梨県立大学飯田キャンパス講堂 11:00~(内田監督)、13:00~、15:00~ 予約不要
赤坂 13:00~、15:00~ バスク屋さん様(内田監督)
4/9(日)和歌山 田並劇場様 10:00~(内田監督)、13:00~、15:00~
4/13(木) 松江 インマヌエル松江教会 チャリティー上映会実行委員会様 13:30~14:30
4/14(金)長野 ロングヒルズエコゲストハウス&カフェ様 14:00~、17:30~
4/16(日)たまプラーザ 3丁目カフェ 17:00~(内田監督)
和歌山 ふたかわ超学校様 11:15~、14:15~、17:15~
4/22(土)京都 ボンジュール現代文明様
4/29(土)神戸 (内田監督)
4/30(日)名古屋

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Last updated  April 7, 2023 09:18:40 PM
February 8, 2023
被災地の状況はニュース映像、SNS、ハタイ北部の親戚からのリアルな声で伝わってくる。
色んな情報が入り混じって、インターネット上には人々を混乱させる話も上がり、今こそ冷静な判断と行動が必要になっている時だと思う。



何よりもまずはひとつでも多くの命を救うこと、そして被災地の人たちの安全と健康を確保すること。そのために多くの人が支援のため走り、義援金が集まり、支援物資が寄せられている。

2日目の昨日はアンタルヤでも市庁舎や街角に設置された支援物資の受付窓口に、企業や個人からの食料、水、医療品、毛布、衣類、衛生用品などの箱が積み重なっている光景が目に入った。
ホテルも部屋を開放し、被災地から住居を失った人たちの避難場所を提供している様子。

身近ではアンタルヤの小中学校が10県を分担して生徒の父兄から提供された支援物資をクルマに積んで出発した。店の近所にある甥っ子の中学校でもハタイ県への支援ということで、義弟が食品を学校へ持っていった。親戚がいたり、支援のために人々が動きやすいようにと、全国の学校が終わったばかりの2週間のソメスティル休暇を1週間延長している。

夫の勤務先では一等親内(両親、子供)の親族が被災地にいる人を対象に、救援のためバスを用意し、家族をアンタルヤに連れて来れるように手配。我が家のハタイに暮らす近親者には幸い死傷者はなく、家屋や職場が倒壊したものの、取り敢えず避難する場所もあり、緊急の経済的支援が必要ではないため、現場が落ち着くのを待っているところ。
アンタルヤに避難してくればいいのにとの義弟の言葉に、ここ(被災地の家のそば)にいたいと。倒壊したとは言え、家や店、会社に残された家財、資財が気になって離れられないというのもあるだろう。もし自分だったら同じことを考えると思う。

現在、個人的なクルマや人の出入りが制限されているが、当日にマラティアにホテルの内部に閉じ込められた親戚の救助にクルマを飛ばして向かった知人男性の話では、マラティアの町中には人の姿が見えず、助けを求める親戚の声に応じる人がいないほど、ゴーストタウン化していたらしい。
国内外の救助隊が時間を惜しんで活動しているのだが、被害の規模が大きすぎて手が回らないのは安易に想像できる。

地震の当日にたまたまアンタルヤで手術を受けた親戚が病院に入院中であるが、今後の手術予定は緊急の場合を除き全てキャンセルになったそう。
病床を被災者のために確保するためだそう。加えて約半数の医師たちが被災地に派遣されることになったため、医師、看護師不足が予測されるからだ。

息子の大学では被災地に関連する学生に対しては、授業への出席の自由、試験の免除などが通達されたとのこと。昨日の時点では大学が休みになるかどうかはまだ連絡がないらしかった。

日本の友人たちもトルコへの義援金活動に積極的に協力してくれているようで本当にありがたい。

一般的なニュースはご覧になっていると思うので、今回は私の身の周りの動きを書いてみた。

ところでトルコが地震国とは知らなかったとの声を聞く。
トルコも日本同様地震大国のひとつ。

地形を見るとトルコはアナトリアプレート、その北部のユーラシアプレート、南東部のアラビアプレート、南西部のアフリカプレ―トの4つのプレートが合わさるところにある。
アラビアプレートはアフリカプレートの横ずれで北へ移動し、ユーラシアプレートに衝突、アナトリアプレートはその圧縮力で西へ移動しているため、そのそれぞれの狭間で大きな力が蓄えられていて、それが地震に繋がっている。専門的にはもっと色々あるのだろうけれど、簡単に理解できる範囲での話。

トルコ内務省のAFAD(災害および緊急事態管理部門)のサイトにある地図を見ると、トルコには東西に1200kmに渡り走る北アナトリア断層、そして今回の地震の原因であるアナトリアの東から南に走る東アナトリア断層と言う2つの大きな断層がある。それ以外にもエーゲ海地方などに小さな断層が無数に走っている。



上記の地図の黒いラインが断層である。
ちょうど東アナトリア断層の南部分が今回、地震が起きた地域である。

他の情報も含めて製作されている地震リスク度別に色分けされている地図がこちら。



赤い色がレベル1で最もリスクの高い地域、その次がピンクである。
これらを見ると内陸部のコンヤ周辺には断層もなく、リスク度も低いのがわかる。

そして過去の大地震を見ていくと、ほぼ赤い色の断層に沿って起きている。
特に北アナトリア断層上では長いスパンで西へと移動しており、1999年のギョルジュック地震(マルマラ地震)からさらに西でリスクを負っていることは周知の事実。
つまりトルコ最大の都市であるイスタンブール、第4の都市ブルサを含む地域である。
日本でも南海トラフ、東京直下型地震などのリスクがあり、それに対しての心構えや対策が練られていると思うが、トルコに置いても同レベルでのリスクを抱えている。
トルコに暮らす私たちにとっても地震に対する備えは必須である。
自然災害はいつどんな形でやってくるか想像もつかない。
ただ怖がるのではなく、そして各所からの情報に振り回されるのでもなく、被害を最小限度に食い止めるための大きな対策、個々の家族との話し合いなど普段からの準備をしておくなど、自分たちでできることをしていくしかないのである。

色んな意味で完全に安全な場所というのは存在しないし、自然災害は人間が抗えないものである。
そして誰の身の上にも起こり得る。
必死の救出作業が継続中であるが、本当に大変なのはこれからで、長い長い復興への道が続く。
被災地、被災者のために今何ができるのか、自分なりに考えたい。

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Last updated  February 9, 2023 03:12:01 AM
February 7, 2023
トルコ時間2月6日(月)4時17分に、トルコの南東部カフラマンマラシュ県パザルジュック市を震源地としてマグニチュード7.7の地震が発生しました。
私は当日朝5時頃に起床した時にスマホでそのニュースを知りました。
瞬時にかなり大きな地震であることは予測できましたが、その規模は誰もが想像する以上で、現在もなお救出作業が続いていますが被害は拡大する一方のようです。



カフラマンマラシュに留まらず、周辺のガジアンテップ、オスマニエ、キリス、ディヤルバクル、アダナ、シャンルウルファ、アディヤマン、マラティア、ハタイの10県が大きな被害があった県として認定されていますが、それ以外にも建物の破損、断水などが続いている地域もあるようです。

そしてその混乱の中、13時24分に同じくカフラマンマラシュ県のエルビスタン市を震源としたマグニチュード7.6の地震が起こりました。隣り合っている場所ですが、余震ではなく、別の地震という見解でした。
この時は震源地から約800km離れたアンタルヤの一部でも揺れを感じたようです。
私は店におりましたが、全く何も感じなかったのですが、高層ビルに勤務する夫から机が動いたり、電灯が揺れていたと報せが来ました。

地震のニュースを見た日本のみなさまからは安否確認やお見舞いのメッセージをいただきました。
大変ご心配をおかけしました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
アンタルヤでは特に影響がなく、私たち家族も友人たちも無事に過ごしております。
しかし、被災地の様子は時間が経過するごとに状況が明らかになり、政府を始め、各市町村、救助隊も支援グループも尽力されていますが、被害規模の大きさに追いつくことが困難のようです。

私事ではありますが、親族の一部がハタイ県の北部に暮らしています。
当日の朝から義弟たちが電話連絡を取って状況を把握しようとしましたが、電話やインターネットがつながりにくかったりで不安を抱えておりました。各所からの連絡で近戚者たちには大きな怪我などはなく、無事であることが確認できております。ただ遠戚を含めると数名が亡くなったようです。親戚たちが暮す町内は50軒ほどを残し、ほとんどの家屋が倒壊し、夫の生家も全壊したとのこと。長い間空き家で誰もいなかったことが救いでした。
さらに中心部で暮らす親戚によると家や店舗は倒壊したりしたようで、年寄りたちは高原にある倉庫に取り敢えず避難できたようですが、まだ崩壊した建物の下に残されている人たちがいて、声が聞こえてくるそうです。救助隊も追いつかず、その助けを待っている状態とのこと。

マラシュ地震の様子は各局が生中継で追っていて、現場の様子がリアルに伝わってきます。
小さな子供や妊婦さんが救出されたニュースを聴けば良かったとホッとしますが、犠牲になった一人一人のことを考えるとただただ心が痛いです。
2011年のあの日、遠く離れたトルコで見た母国の映像がフラッシュバックして涙が出てきます。
トルコも日本も地震大国です。
地震被害は他人ごとではありません。
この寒空の下、暖が取れますように、お腹を空かせていませんように、そして少しでも多くの人が救出されますように、祈るばかりです。
負傷された方が一刻も早く心身共に回復されますように。
お亡くなりになられた方のご冥福を祈り、遺族へのお悔やみを心より申し上げます。

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Last updated  February 7, 2023 07:38:11 PM
February 2, 2023
家族の誕生日のお祝いで、アンタルヤの外れにあるケバブ料理の店に行った。
平日にも関わらず店内は家族連れなどでいっぱいであった。
それぞれ1品ずつとソフトドリンクで約4500円。
私はナスのケバブを頼んで美味しかったので満足なのだけれど、肉部分は食べないのでナスに177リラ(約1260円)を支払ったことになる。普段はスーパーの野菜が高くて容易に買えないでいるのになんてことだと心から思った。



このところ、仕事の都合で(仕方がなく)外食続きなのであるが、チェーン店やファーストフード店でも家族で行くと普通に1回300~500リラ(約2140~3570円)を支払う。
これを毎夕食にやっていると平日の20日間行ったとして6000~10000リラ。
これはほぼトルコの最低賃金(現在8500リラ)の金額である。

もちろん夕食だけでなく、日中働いているので昼食も外食。
安いところを探して食べてはいるけれど、1食100リラが相場の現在、無頓着な私も物価の高さに嘆く日々である。意識的でないにしろ、なんとなくお昼抜きやパンだけ食べて過ごす日も少なくない。号泣 

もちろん家計の出費は外食だけでなく、食材や飲み物などの嗜好品も買うし、日用品、消耗品などもあるし、最低限の買い物をしているつもりでも数百リラ、うっかりすると4桁リラが飛んで行く。それが毎月、何度が繰り返されるわけだし、ガソリン代や保険代、年金代、税金などの支払いもある。子供への仕送りもある。
家賃の支払いがないことだけが救い。

家賃と言えば、日ごろの会話に話題として必ずあがるほど、その高騰ぶりには驚かされる。
イスタンブールは既に桁違いであると想像するが、アンタルヤでも建物が古かったり、交通が不便だったり、地区として評判があまり良くなく今まで安かったところが軒並み10000リラ前後になっていたりする。つまり最低賃金を越える家賃が普通になっているのだ。
もちろん最低賃金以上のお給料をもらっている人たちが住む中級~高級地区になるとそれでは済まないだろう。海が見えるマンションなどそれ1年分の家賃ですか? という月額だったりする。
それでもいくらでも借り手がいるためになかなか下がらないらしい。

貸している立場として言えば、地方都市ではあるが4年半前に新築で購入したマンションの家賃収入があって家賃を相場より安く設定しているので空くことはないが、困ったのはアイダット(共益費)の高騰ぶり。
マンションの共益費はトルコでは慣習的には住んでいる人が払っているはずだし、過去は自分もそうだったし、周囲の人からもそういう話を聞いていた。
ところが私が貸しているマンションは基本的に大家が共益費を支払う。
法的にもそうなっているのか私にはわからないが80軒いずれも基本的に大家が支払っているので私もそれに倣っている。
昨年は135リラだった。
管理人の給料、保険代、天然ガス代(セントラルヒーティングシステム、お風呂やキッチンの給湯設備、コンロなど)、wifi代、共同部分の電気代、水道代などが含まれている。
それ以外に地下駐車場の自動ゲートやエレベーターに故障個所があったり、追加の設備が必要な場合は別途支払っている。
毎月の共益費の中身を見れば、それらを利用しているのは住んでいる人なんだから実際に暮らしている人が払えばいいのになあと思わないわけでもないが、気にしないでいた。
ところが今年の決定で共益費が1月から505リラに上がった。
(ちなみに私が暮している築30年の持ちマンションの今年の共益費は月額50リラである。)
いただいている家賃から、納税額(不動産税、家賃収入税)、家具などの設備、修理代、不動産管理人への手数料の他に、共益費の505リラを差し引いたら、はっきり言って家賃収入の利がない状態である。
かと言って共益費が上がったからと、契約期間中は家賃も上げるとは言えない。

我が家は高給取りではないにしても、両翼で家計を支えている状態なのでありがたいことに経済的に困窮することはないけれど、そんなことを考えていたら冒頭のケバブ屋さんでの食事の後に購入した誕生日ケーキがいつもより小さくなってしまった。



このケーキが280リラ(約2000円)。
最近1カットが65~70リラが相場なので、そんなものかと思うけれど、このところの世界情勢による共通の物価高に加えて、いろんなものを手に入れて便利になり、進化し、変化して来たこの国は、もう以前のように私たち外国人にとっても安く過ごせる場所ではない気がする。

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Last updated  February 3, 2023 05:34:31 AM
January 28, 2023
年末にミュゼカート(ミュージアムパス)を新しく購入しました。
前回のが期限が切れていたので、新年になる前にと。
(新年になって値上げされるかと思ったのですが、現在1月末でも2年前と同じ料金でした。)
トルコの歴史的建造物、遺跡など世界遺産を含み主なところはほとんど行っていますので、あんまり行くところはないのですが、行けば何度でも見たくなります。



今回はサイトからの購入で、カードを発行してもらうつもりでいたのですが、どうやら項目にチェックをし忘れたためカードは待てど暮せど届かず、アプリをインストールして使うことになりました。

カードを送ってもらうと75リラ、e-カードだと60リラのようでしたので、ブルートゥ―スが利用できるスマホがあればe-カードでも問題なく、しかもカード送料分がお得です。
※料金はトルコ国籍がある人、トルコの滞在許可と外国人身分証明番号を所持している人向けです。

e-カードはアプリを起動して、IDとパスワードを入れ、ブルートゥ―スを開いてQRコードを作成する。
それを入り口で読み込ませるだけです。
いつどこへ入場したかなどの履歴もアプリで確認できます。



今回は初めてのe-ミュゼカートだったので、どんな風に使うのかお試しに地元のアンタルヤ考古学博物館へ行ってみました。
入場は上に書いたように簡単。
ゲート付近でスマホにQRコードを用意しておけばダイレクトに入場できます。



アンタルヤの考古学博物館は見応えのある博物館で、アスペンドス、ぺルゲ、カライン洞窟など近郊の遺跡から発掘されたものが展示されています。事前に遺跡などを見てから博物館に行くと、様子もわかってさらに面白いです。

以前はオスマン帝国時代の衣装やオヤスカーフなども展示されていた民族学コーナーもあったのですが、カレイチのヨットハーバーに新しくできた民俗学博物館に移されたようで、今回は見ることができませんでした。

博物館はフラッシュ使用は禁止ですが、撮影などは自由です。
またスマホ撮影に合った照明の設定がされていますので、どの写真も綺麗に写ります。
ミュゼカートは旅行者向けにも発行されていて、トルコ全土、地域が限定されているものなど、旅行スケジュールに合わせたカードを購入することができます。カッパドキアやイスタンブール、エーゲ海地方、地中海地方で何か所か遺跡や博物館を訪れる予定があれば、ミュゼカートを購入した方が断然お得になるかもしれません。

↓↓↓↓↓
ミュゼカート(ミュージアムパス)

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Last updated  January 28, 2023 10:04:50 PM
January 8, 2023
トルコの食生活に欠かせない存在であるスープ。
朝食に、メイン料理の前に、お酒の後になど、時には味噌汁的な、時にはラーメン的な立ち位置にあるのかもしれない。メルジメッキ、タウックスユ、イシケンべなど色々あるが、「エゾゲリン」もそのひとつ。
レシピは場所や家庭により少しずつ異なるが、基本的にはトマト、米、赤いレンズ豆などが入ったポピュラーなスープである。



このエゾゲリンはトルコ語ではエゾという名の花嫁と言う意味になる。
トルコに来た当初、スープになぜこの名前が付いているのか不思議になって、調べたことがあった。
それはエゾゲリンという同じ名前のクラシック映画を観たことがきっかけだったかもしれない。



前述のボシュ・ベシックと同じファットマ・ギリック主演の1973年の作品である。
その美しさで知らないものはいないと言われるエゾが同じ村の若者アリと結ばれる。妬むものにより色々事件が起こるが、幸せな結婚生活が続いた。やがてアリは徴兵され朝鮮戦争へ。そこで戦死したと思われたアリの代わりに、義父はアリの弟とエゾを結婚させる。そんなある日、アリは無事に生還。しかし既に愛するエゾは自分の弟の妻となっていた・・・。

これは映画の内容であるが、エゾゲリン伝説からヒントを得て製作されたシナリオなので、伝えられている話とは異なっている。



エゾは本名をゾフレと言い、トルコの南東部ガジアンテップのウルシュ村(現在のドクズヨル村)にボズゲイックリ一族のエミルデデの娘として1909年に生まれた。とても美しい娘でギュゼル(美しい)の意味で周囲からは「エゾ」と呼ばれていた。
年頃になりベレディン村のシットというサズ奏者の青年と結婚した。
ところが様々な出来事によりシットと不仲になりやがて離婚。
その後、6年は誰とも結婚しなかったものの、1936年に親戚にあたるメメイと再婚しメメイが暮すシリアのコズバシュ村で、二人の娘にも恵まれ、1956年に47歳で結核で亡くなるまで幸せな生活を送る。

ただエゾはシリアの村での生活の中で、自分が生まれ育ったトルコに思いを馳せていたと言う。
トルコへの郷愁の思いに、自分が死んだらトルコが見える丘に埋めて欲しいと遺言を残したそうだ。

そんなエゾの一生であったが、彼女とエゾゲリンスープの間にどういう関係があったのか・・・が知りたいわけだよね。
最初の夫と離婚して貧しい生活を送っていた時期、もしくは戦時下のためまともな食材が手に入らない生活の中で、エゾが作る家にあるもの麦、野菜の欠片などなんでも使って作ったスープがとても美味しかったという評判が広がって、その名前がついたという説がある。

シリア国境の村に暮らし、生まれ故郷のトルコを見つめ続けていた美しい花嫁エゾゲリンが作ったスープがエゾゲリンというわけのようである。

そう言えば、映画の中でも家族で食卓を囲んで鍋から直接木製の匙でスープをすくい飲んでいるシーンがあった。スープはエゾゲリンスープではなかったかもしれないけれど、ゲリンのエゾが作っていれば確かにエゾゲリンスープウィンク



このシーンを観て、思い出すのはひと昔前は皿にスープをよそって飲むなんてことはなく、こんな風にみんなで鍋に自分のスプーンを突っ込んでいた。

そして食事中の飲み物と言えば水で、それもコップ1つをみんなで回し飲み。と言ってもコップに注がれた水を全部飲みほして次の人に回すスタイルであった。
そう言えば、最近はそういうのも村以外ではあんまり見なくなったよねえ。

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Last updated  January 8, 2023 09:14:29 PM
November 27, 2022
断捨離はまだまだ続いているのだけど、さすが出勤しないとヤバいので先週の金曜日はお試し出勤してみた。
で、週休二日制の弊社は土日の休みに入ったので、あと数か所残った棚や引き出しをお片付けしているところです。

出てきたのは帰国した際に日本で作った国際免許証。
2007年9月に発行してもらったものである。



私はアンタルヤに住み始めた1995年以降、クルマを運転していた。
最初のうちは知らなかったので帰国の際に日本で国際免許証を取得していたかが、外国の免許でも
トルコではそのまま使えると聞いて、その方法で運転をしていた。
ただし日本の免許証のようにローマ字表記でないものは大使館や領事館が発行する抜粋証明(翻訳)を添付すること。それがあれば日本の免許の有効期間内は使えたのである。

では、なぜこの年に国際免許証が必要だったかと言うと、日本で免許証を更新したため、アンカラで新しい抜粋証明を製作してもらわなければならなかったので、アンカラに行けるまではとりあえず国際免許証で対処しておこうと思ったからである。

イスタンブルやアンカラ近郊にお住まいの方には日帰りコースになるが、アンタルヤから行くのには費用的にも日数的にも覚悟がいった。一度発行してもらえば5年は使えるけれど、免許を更新するごとに新たな抜粋証明を製作してもらわなければならない。

滞在期間も長くなったし、これを繰り返すのは辛い。
他に方法はないのだろうかと思っていたところ、外国免許からの切り替えができるという話を地元の交通課で聞いて、その手続きを取り、翌年の2008年7月にはトルコで日本の免許から「切り替え」をしてもらって、トルコの運転免許証を手に入れた。
だからそれ以降は抜粋証明も国際免許証も必要なくなった。

この日本の免許からの切り替えシステム、2016年1月以降はなくなり、トルコの免許証を取得するためにはトルコでゼロから教習所に通いテストをパスしなくてはならなくなっている。

現在も日本の運転免許証を持っている人は渡航後、6か月間は大使館や領事館が発行する抜粋証明があれば、日本の免許証がそのまま使える。ただし6か月を越えて使用する場合はトルコで新たに免許証を取得しなければならない。
トルコの運転免許は今のところ、日本ほど時間も費用もかからないけれど、いずれは難しくなるかもしれないので、取れる人は先に取っておくのも手だと思う。

2016年までは運転免許証は永久免許で一度手に入れたら更新はなく、死ぬまで使える免許としてもらえた。私も2008年にトルコの免許証を手渡された時、有効期限が書いていないので、交通課の人にそれを尋ねると、「死ぬまで使えるよ!」と言われたのが印象的でよく覚えている。
顔写真も60歳になっても70歳になってもこのままでいいんかい? と喜んだけれど、2016年の法改正でそうはいかずに、10年ごとに更新する制度に変った。

古い免許からの切り替え時にはデコ出し、耳出しで笑ってはいけない怖い顔したおばあさん顔の写真が使われた免許証が送られてきてショックを受けたが、次回は2030年の更新で、70歳近い自分の写真がそこに添付されるわけで、どんなにあがいても事実は事実で仕方がない。現実の自分を受け入れるしかないのだと最近は開き直っているけどね。

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Last updated  November 27, 2022 10:35:45 PM
November 24, 2022
断捨離がまだ終わりません・・・。明日から通常出勤しようとは思っているのですが。
過去にニュースにしてもらった新聞記事を整理していたら、2012年8月26日付けの新聞にスーパーの広告が入っていたのを見つけてそこで手が止まってしまった。

2012年と言えば、円高で1ドルが77~78円だった年。
日本人にとっては海外旅行がしやすく、輸入品が安く手に入っていた頃だよね。
私には世田谷区の生活工房さんで地中海とイーネオヤの展示会をさせてもらい、前年に毛糸だまで記事を書かせていただいたご縁で毛糸だま主催のイーネオヤツアーに講師として同行するというイーネオヤ日本メジャーデビュー大笑いの年でした。

さて本題に戻すとする。



表裏4面の大きな広告で商品価格が書いてあったので10年前はいくらだったのか・・・現在の価格と比べてみた。
額面だけ見るとえーっ、今の10分の1! とかで終わってしまうので当時の為替レートでドルと日本円に計算し直してみる。あと、当時の最低賃金に対してどれぐらいの割合だったのか。

まずはTCMB(トルコ共和国中央銀行)の為替レートと最低賃金(手取り)。
新聞発行の2012年8月26日は日曜日のため、8月24日のレートを記載。

2012年8月24日 1ドル=1.7930TL 100円=2.2818TL 
         最低賃金=740TL=413ドル=32431円
2022年11月23日 1ドル=18.6797TL 100円=13.2200TL 
         最低賃金=5500TL=294ドル=41604円

これを前提に商品価格を見てみる。

水5ℓ(damla)
2012年 1.39TL=0.78ドル=61円 最低賃金に対する割合0.19%
2022年 13.00TL=0.70ドル=98円 最低賃金に対する割合0.24%

コカ・コーラ1.5ℓ
2012年 1.70TL=0.95ドル=75円 最低賃金に対する割合0.23%
2022年 17.75TL=0.95ドル=134円 最低賃金に対する割合0.32%

牛乳1ℓ(icim)
2012年 1.79TL=1.00ドル=78円 最低賃金に対する割合0.24%
2022年 21.90TL=1.17ドル=166円 最低賃金に対する割合0.40%
 
砂糖5kg
2012年 13.99TL=7.80ドル=613円 最低賃金に対する割合1.90%
2022年 115.90TL=6.20ドル=877円 最低賃金に対する割合2.11%

サルチャ(トマトの発酵調味料)1700g(tat)
2012年 9.10TL=5.08ドル=399円 最低賃金に対する割合1.23%
2022年 139.90TL=7.49ドル=1058円 最低賃金に対する割合2.54%

洗剤7kg(persil)※2022年は5kgの価格を7kgに換算して計算
2012年 21.90TL=12.21ドル=960円 最低賃金に対する割合2.96%
2022年 159.46TL=8.54ドル=1206円 最低賃金に対する割合2.90%

トイレットペーパー40ロール(solo)※2022年は32ロールを40ロールに換算して計算
2012年 18.95TL=10.57ドル=830円 最低賃金に対する割合2.56%
2022年 247.38TL=13.24ドル=1871円 最低賃金に対する割合4.50%

日本円で見ると今年は円安の影響モロ受けているので円高だった2012年と比べるとどうしても負担が大きくなっているのは仕方がない。円が少しでも戻ることを祈る。
だけど一般的には外貨を持つ外国人にとっては決して物価高騰の2022年現在も、めちゃくちゃ高いわけではないのだということ。

今、アンタルヤでララやコンヤアルトゥの大型スーパーに行くと客の外国人率が非常に高い。
そして価格に驚いて牛乳1本、トマト3個とかチマチマ買っている私の横で大量買いして数千リラもの支払いをしている。一瞬目がクルクルしちゃうけれど外貨に直すとそれでも大した金額ではないのもわかる。

とは言えども、トルコリラで収入を得て生活する人によっては最低賃金に対する価格の割合を見てもわかる通り、軒並み負担が増えているのも確か。
給料は額面だけ見るとこの10年で7.43倍にも増えているのだけれど、出費額はそれ以上に増えているということ。

これらはたまたま見た2012年の新聞広告に掲載されていた生活最低必需品の例であるけれど、住居費、光熱費、家電、交通費、被服費などはもしかしたらもっと負担が増えているのかもしれない。最低賃金はインフレに合わせて賃上げされてきているようだが、2023年1月には現在の5500TLから7500TL前後になるという予測がある。2022年の1月が4250TLだったので、1年で2倍近くになるわけ。物価がこれ以上上がらない前提であれば生活も少し楽になるとは思うけれど、人件費が上がれば当然、物価にも影響があるから追いかけっこになっちゃうんだろうな。
一部の高給取りの家庭を除けば、共働きでなんとか支えていけるレベルで、女性も働く人が増えたし、子供はいても1人、2人が普通になっている・・・この国も生活スタイルが変わらざる負えなくなっているってことなのだろう。

これらは専門的な計算や数値によるものではなく、あくまで自分の生活ベースでの考察。
トルコで暮らす日本人の立場の素人目線でこの10年で物価はどんな風に変わってきたのかの目安の話でした。

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