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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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ミフリ社長の独り言

March 27, 2023
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マラシュ地震の被災地への義援金が日本各地で様々な形で集められています。

私の周囲ではオヤマニアの会さんのイベントでチャリティー販売会が行われ、売上金の全額が駐日トルコ大使館を通して被災地支援に送られました。

また内田英恵監督のご厚意により、トルコの手仕事を記録した監督のドキュメンタリー作品「絨毯の成る果樹の庭先」が無償提供され、2月下旬より現在も各地で全額募金のチャリティー上映会が続いています。
監督も各地へ赴き、お話されその様子をinstagramやFacebookでご報告してくださっているので、参加できない私もまるでその場にいるように感じることができ、人々の温かさを実感することができています。
(スケジュールについてはこのブログの下部をご覧ください)

そしてさらに輪は広がり、この作品で素敵な挿絵を手掛けられたサイトウナオコさんが柘榴の絵をチャリティー販売され、3月25日にたくさんの応募者の中から抽選結果が発表となりました。
その売上金全額を駐日トルコ大使館に寄付してくださるそうです。



柘榴の絵は「絨毯の成る果樹の庭先」のタイトルバックにもなっていて、ドシェメアルトゥ絨毯の隣にたわわになる柘榴の樹を描いたもの。
どなたが手に入れたかは私は知ることができないですが、その方も主旨を知り、優しく温かい気持ちで購入してくれたのだと想像します。

先日の喫茶ありをり様で開催されたチャリティー上映会での様子をお知らせくださった内田監督の文面の中に、災害地で医療支援を行う国際NGOにいらっしゃるみやはらさんが参加者のみなさんにされたお話が紹介されていました。
「被災した当事者の方たちに対して何ができるかと言えば何もできないけれど、人々の関心がなくなってしまうことにとても寂しい思いをされるから、今日はこの映画からちょっとトルコの空気を、お土産に持って帰っていただけたら‥‥」という内容です。

本当にこの言葉通りだと思います。
時間の経過と共に人々から関心が薄れていく。
仕方がないことではありますが、被災された人たちはまだ渦中であり、苦しい生活を強いられています。それに対して私たちが何ができるかというのは本当にわかりません。
何かしたいと言う気持ちがあっても小さすぎて役に立てないのじゃないのかと私自身も感じることがあります。
でもそうじゃないんですね。
個人でできる支援には限界がありますが、それでも何かのおりにトルコを思い出してみること。
私たちは忘れていないよ、と伝えること。
柘榴を手にした際に、サイトウナオコさんの絵を思い出し、ドシェメアルトゥ絨毯を思い出し、被災地、被災者のことを思い出していただけること。
どうしているのかなと気に掛けること。

これだけでは被災者のお腹は満たされないし、生活の上での何の支援にもならないかもしれませんが、心を寄せる、人に寄り添うというのはそういうことなのではないかと思います。
もちろん、余裕があれば今後も彼らを思い寄付してくださることはとても意味あることだと思います。

人の心って本当に温かい。
誰かとのご縁を大切にすれば、次のご縁に繋がることを実感いたしました。
今回の一連のチャリティーイベントで、私自身もたくさんのことを学ばせていただきました。

上映会はまだまだ続きますが、今ここで改めて関係者各位様、ご協力、ご参加くださったみなさま、心より御礼申し上げます。
全てのご縁に感謝します。

地震に関しましては緊急の段階はひと段落したと思いますが、被災地での衛生用品の不足、他県に避難してきた被災者家族が新生活をスタートさせるための、昨今の家賃、家電の高騰による経済的困窮など耳にします。
少し様子を見ながらになると思いますが、微力ながら私に今後何ができるのか考えていきたいと思います。

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内田英恵監督ドキュメンタリー作品「絨毯の成る果樹の庭~トルコある村の手仕事」
マラシュ地震(トルコ・シリア地震)チャリティー上映会
3月・4月の予定

2/25(土)西荻窪 18:00~  オヤマニアの会(内田監督、野中幾美)
3/4(土)広島 19:30~ メンバー限定(内田監督、野中幾美)
3/5(日)門前仲町 牡丹町商店会館1F 18:00~ watari様 (内田監督)
3/8(水)水道橋 ヴォーグ学園東京校 13:00~14:00 ビーズの縁飾り研究会様(内田監督、野中幾美)
3/11(土)仙川 18:30~20:00 ツォモリリ文庫様(内田監督)
3/18(土)大磯 SALO 2F 13:00~14:30 旅とテキスタイル様(内田監督)
3/19(日)松江 ステックビル チャリティー上映会実行委員会様(内田監督)
3/24(金)上野 19:00~ 宋雲院様 (内田監督)
3/25(土)メンバー限定
3/26(日)大倉山 喫茶ありをり様(内田監督)
京都 アトリエパッチワーク様 14:00~
3/28(火)長野 シャンティクティ様 15:00~
4/8(土)山梨県立大学飯田キャンパス講堂 11:00~、13:00~、15:00~ 予約不要
4/9(日)和歌山 田並劇場様 10:00~、13:00~、15:00~
4/13(木) 松江 インマヌエル松江教会 チャリティー上映会実行委員会様 13:30~14:30
4/14(金)長野 ロングヒルズエコゲストハウス&カフェ様
4/16(日)和歌山 ふたかわ超学校様
4/22(土)京都 ボンジュール現代文明様
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Last updated  March 27, 2023 09:03:30 PM


January 2, 2023
明けましておめでとうございます。

みなさま新年をどんな風に過ごされているのでしょう。

我が家は今年は自宅で静かな年越しをしました。
大晦日まで仕事がありましたので、定時に帰宅して年越しうどんを用意して食べたぐらいで、他に何か特別なことをしたわけではなく、もう寝ようかなと思ったら、あと数分で0時になるのでそれまで頑張って起きておりました。

0時になる瞬間に外で大きな打ち上げ花火の音がしました。
温かい日でしたので、もしかしたらカレイチ側の広場などに人が集まっていたのかもしれません。
テレビもないので状況わからず、離れたところに住んでいる息子にビデオ通話をして眠りました。



元旦は都内も陽気の良い一日だったようですが、アンタルヤも晴天で1月と思えないほどの温かい日でした。
混雑しているだろうとは思ったのですが、コンヤアルトゥビーチに赴き、1時間ほど日光浴をして過ごしました。
半袖で歩いている人も少なくなく、アンタルヤと言えどもここまで温かいお正月は私にとって初めてのことでした。これならヨーロッパの人は泳ぐだろうなと思っていたら、ビーチには海に入っている人の姿がチラホラ。

今年の元旦は日曜日に当たり、しかもトルコは振替休日がありませんので、普通の日曜日になりました。本日2日からは会社も学校もあります。
私も朝一番に大晦日に用意しておいた荷物を発送し、店でチャルパナの続きをしています。

そんなこんなで無事に2023年を迎えることが出来ました。

アンタルヤの元日に見た晴天の空のような日々がこれからも続いていきますように。
今年も皆様がご多幸でありますように心からお祈り申し上げております。

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Last updated  January 2, 2023 04:46:37 PM
December 30, 2022
今年は感染症の余波を残したまま、世界情勢も色々あり、私にとっては混沌とした中で見えない未来に戸惑いながら、変わらず辛抱することがあったり、それでも少しずつできるようになったことにささやかな幸せを感じられる1年でした。

個人的な話をすれば、定年を間近に控え、数年前からその準備に入っていたところでしたがくしくも先の事情により、思うように動けないことが続いて、何をどうしていいのやら、の状態でしたが、それが逆に開き直れる機会にもなり、焦る気持ちもなく、定年退職(状態)が少し早くなっただけの話と考えていました。

実際は年金をもらえるまでもう少しあるので、会社は継続していますし、様々なことと共存しながら経済活動を通常に続けるこの国の方針に従い、私にできることはやっています。それでも以前のような状況とはほど遠く、30年間のトルコ暮らしで体験したことのないレベルの物価の高騰ぶりもあって、予定していたことの一部は保留状態です。

今になって気が付きます。
あとでとか、そのうちとか、じゃなくて、あの時やっておけばよかったと思うことがあります。
当時はその時の状態がずっと続くと信じて疑っていなかったから、もう少ししてからやろうとか、仕事が落ち着いてからとか思っていたわけですが、それがいつでも許されるわけではないということ。改めて感じます。



もちろん何でも計画通りにいかないのが人生ですが、できる機会があって、状況が許されるなら、その時が行動を起こすタイミングなんだと思います。
と言いつつ、やらずに後悔したり、やって良かったと満足したり、そういうことの繰り返しで生きていくわけですね。

振り返れば後悔と反省はあれど、あの時に戻りたいとか、人生やり直したいとか考えることがなかった気がします。
敢えて言えば、もう少し若い肉体が欲しいかな。
先日もクルマを避けて走っているつもりが、その場で足踏みしている自分がいました。
椅子から立ち上がると腰が伸びるまで時間がかかります。
鍛錬し続けていない私は開脚もブリッジも逆立ちも、今やったら病院送りです。たぶん。
老いは誰にでもやってきます。
見た目とか気持ちだけじゃなくて、実際逆らえないものがある気がします。

それでもその年齢だからこそ考えられること、できることがあるのでしょうから、過去の自分を基準にしないで、これからは無理をせず今の自分にできることをやるというのが目標です。

長きに渡るトルコ生活、そして零細企業ではありますが弊社ミフリのオーナー社長として仕事を続けてこられたのも、支えてくれる友人、知人、家族がいてのことだと痛感いたします。
トルコの手仕事を通じて知り合えた皆様に心より感謝します。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして皆様にとっても世界中の人々にとっても平穏で幸せな1年でありますように。

2022年末日の前日ぽっ
ミフリ 野中幾美

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Last updated  December 30, 2022 07:44:56 PM
May 26, 2022
先日の遠出の帰路に久しぶりにアイシェの村に行った。
突然だったのにも関わらず、夕食を用意して待っていてくれた。

アイシェの自宅は見るごとに進化している。
今回はバルコニーに絨毯織りのアトリエ部屋が出来ていた。
外に1台、中に2台の織機が置いてあった。
まだ整理されていない状態だったけれど、これなら寒くなっても絨毯織れちゃうね。
普段は夏はバルコニーに、寒くなると家の中に大きくて重たい機をいちいち移動させていたけれど、今後はそれも必要なくなる。

アイシェは今年、絨毯織りの師匠認証を公式に得て、フェスティバルなどに駆り出されたり、学校などで指導したりの機会ができた。
50代になって、中学卒業資格、高校卒業資格、さらには運転免許も取得したり、女性が迎える大変な時期を乗り越えて、今は以前のように自分のために絨毯を仕上げることはほとんどないけれど、デモや指導などを通して織ること自体は続けている。

アイシェと言えば、アイシェの外猫の初代ミンノシュの子供の4匹のミンノシュたち。
確かコロナ前だったから2019年の春の話だったと覚えているけれど、母ミンノシュが事故で亡くなり、まだ小さな4匹のミンノシュたちは母親の乳を十分に吸うこともなく、それでも必死に大きくなったのに、3匹が事故で亡くなり、最後に残ったミンノシュは1匹だけだった。

そのミンノシュがさらに子供を何回か産み、うち3匹が現在、アイシェの外猫として家の納屋を寝ぐらに暮らしていた。
今回行った時には、ミンノシュが新たに4匹の子供を産んで、その子たちがヨタヨタと足元にまとわりついてきた。



ミンノシュは腹部にキズがあるらしく、乳を与えたがらない。
子供たちは乳を飲めないままお腹をすかしていた。

アイシェの旦那さんがパンをちぎって与えると、すごい勢いで食らいついてくる。
こんなに小さいのにただのパンを食べるの・・・と驚いたが、お腹が空いていたらなんでも食べるものなのだろう。



最近、アンタルヤやトルコの他の都市で野良猫を見かけても、彼らはパンなど見向きもしない。
肉やレバー以外はしらんぷりである。
猫好きなトルコの人たちや、町が野良猫や野良犬たちのために餌場を用意して、常にペットフードを与えているからお腹が空いて困ることもないのだろう。
それは都市部の話。

田舎では行政区がペットフードを用意しなくても、誰かが何かを与えるだろうけど、逆に言うとペットフードは与えらえないのである。
アイシェの家でも、パンのみか、家人の食べ残りの汁に浸したパンぐらい。
量も十分でない時もあるだろう。
栄養面では問題あるかもしれないけれど、昔は猫まんまってそんなもんだったと思う。
あとは鳥でも爬虫類でも自分で狩って食べるんだよって。

町や近所の野良猫ちゃんたちの贅沢な食生活を見ていたから、アイシェの小さな子猫たちが夢中でパンに噛り付いているのを見て、軽くショックを受けた。
見方によっては可哀そう・・・と思うかもしれないけれど、そういう話ではないんだよね。
それぞれの生まれ育ちの環境があって、それに適応しながらそれぞれの生活や人生(猫生)があるってこと。

ミンノシュの娘も子供を産んでいた。
まだ2週間経っていないと言う。

子猫たちがどこにいるかと思ったら、なんと庭に置いてあったアイシェの藍染めの発酵用の甕の中・・・。



母猫の許可を取って、そっと覗くと小さいのが3匹。
藍甕、割れずに残っていて良かったね。



この村では絨毯織りで使う糸を自分たちで染めていた。
たいていの色は村の周辺で自生する草木や庭の野菜や果樹の実を乾燥させた染材で煮て染めることができる。

唯一、青色だけは材料をお金で購入しなければならない。
インディゴ、トルコ語ではチビットと呼ばれる還元藍を甕で発酵させて染める。
お金も手間もかかる作業のため、いつしか村ではやる人がいなくなり、かつては各家庭に1つはあった藍甕も庭に捨て置かれて割れているのを見ることだろう。
アイシェが藍染めをやったのですら、私と一緒にやったのが最後と言うから、本当にえいっ!やるぞ!とならない限り、この村でも必要があって草木染めが行われることはないのかもしれない。



子猫たちの安全な隠れ家となった藍甕を見て、過去の想い出と共にそんなことが脳裏を横切った。

今年はアイシェと最後になると思うけれど、絨毯織りの全行程を教わり、一緒にやりながらきちんとした記録を残そうと思っている。いつまでも同じ環境が続くわけじゃない。
できる時に、やれる人がいる時に。
伝統手工芸の世界に共通して言えることだろう。

そして自分自身にも同じことが言える。
できる環境がある時に、やれる体力と気力がある時に。

ちなみにミンノシュの子供たちも、孫たちも全部名前はミンノシュである。

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Last updated  May 26, 2022 05:27:20 PM
January 1, 2022
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



トルコの年末年始は日本と違って、ごく普通に過ぎていきます。
今年はカレンダーの都合で大晦日の金曜日まで仕事、元旦の今日は休日であり土曜日なのでお休み、明日2日は日曜日ですので2連休ですが、トルコには振替休日というのがありませんので、月曜日からは通常出勤です。

何だか新年2連休で得をしたのか、元旦分のお休みが減って損をしたのかよくわからない状況ですよね。

今年も昨年同様、特にイベントは予定していませんでしたが、ホテルやレストランでの年越しパーティーや大勢で集まることは得に禁止されていませんでしたので、家族や友人とお出かけされて楽しまれた方もいたと思います。

私はと言うと、仕事を17時の定時に終え、立ち寄り先で夕食をいただき、0時になる前に帰宅しました。
そしてキッチンに残っていた洗いものを慌ててかたずけ、終わったところで23時57分。
2021年の汚れものを残さずに済んでホッとして座ることができました。

アンタルヤはあいにくのどんより曇り天気だったのですが、深夜には新年を祝う打ち上げ花火が上がっていました。
そんなこんなで鳴り響く花火の音だけを聞いて自宅で静かに年を越しました。

2022年はどんな年になるのでしょうね。
何がいつどうなるか読めなくて、予定を立てにくい昨今ですが、かと言って何もしないのも寂しいですね。
だからこそ、目の前にできることがあれば迷わずやっていかなきゃって思う今日この頃です。
いつかのための今できること。

2022年もよろしくお願いいたします!
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Last updated  January 1, 2022 11:38:36 PM
April 16, 2021
日本からの郵便というのはいつ受け取っても嬉しいものです。
公益財団法人せたがや文化財団・生活工房さんの2020年度のアニュアルレポートが手元に届きました。

生活工房さんには2012年に地中海とイーネオヤ展、2019年にはトルコの木版バスク展でお世話になりました。そのご縁でコロナ禍の生活についてのアンケートに答えました。



その特集の中で今回、自分の顔のイラストというのを、たぶん初めて見ることになりました。
私、中学の頃は高校には進学せずに漫画家になるのを夢見ていた乙女でしたので、人様の似顔絵はよく書いていたのですが、そう言えば自分の顔って描いてないなあ・・・って改めて思いました。
なんか嬉しい。良い記念になりました。



名前も自筆でということでしたが、アンケートに参加された皆様の文字を見ていると、名前の文字って本当にそれぞれで面白いなあと思います。
文字を見ればこの人、誠実そうとか、面白そうだなとか、几帳面な人なんだなとか、何か感じることがありますね。もちろんそれで人を判断するのは違うのかもしれませんが、改めて文字自体にも(その人の人格とは別に)性格があることがわかります。

コロナ禍でどんな生活をされていたのか、共感できたり、意外だったり、内容も興味深いので、生活工房さんのアニュアルレポートご覧ください。

生活工房さんのサイトからダウンロードもできます。⇒ 生活工房アニュアルレポート2020

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Last updated  April 16, 2021 05:20:29 PM
March 10, 2021
毎年、どういうわけかトルコや日本の大学生の卒論のテーマの相談があります。
主にトルコの手工芸について、またはトルコに暮らす外国人として。
研究テーマの現物資料として私のコレクションの撮影許可や資料提供をお願いされることもあります。もちろん可能な範囲での協力は厭いません。

今年も昨年末から年明けにかけて5、6件ほど問い合わせがありました。
日数を要するドキュメンタリー撮影など内容的に難しいものもありますが、写真資料を送るとか、zoomを通してのインタビューなどは応じてきました。
小さなことですが、それぞれのプロジェクトやトルコの手工芸を知ってもらうお手伝いになっていたら嬉しいなと思います。

間接的な知り合いで地元国立アクデニズ大学で学ぶ男性の卒論テーマは、何かに打ち込んでいる女性をモノクロ写真で撮影した作品集で、これにも協力しました。
背景は白のスクリーン、そしてモノクロで撮影することにより、余計なものを排除してその人物の飾り立てない素の表情を撮りたいとのこと。
私以外にもパンを焼く村の女性、医師という職業の傍ら陶芸家でもある女性など、様々な年齢の様々な立場の人たちが登場するそうです。



後に撮影したモノクロ画像を送ってくれたので、自分の姿を見ることになりました。
普段は見た目にも実物より修正されて映るスマホの自撮りモードでごまかして、本当の姿を見ることから逃げていますが、モノクロで映し出された自分は逃げようもない今の自分でした。
それは鏡で見る自分でもないし、自撮りの自分でもない。

なんか太ったおばさん(おばあさん?)がいるなというのが率直な感想です。
実際の私はこんな風に見えているのだ、いや、これが私なんだというのを実感させられました。
顔は洗うか洗わないか、好きな食べ物はペヤングというレベルの美容にも健康にも注意しないズボラな生活していますから、当然ですけれど。
ただ、歳はとっていくものだなとショックと共にガッカリしながらも、嫌な気分はしませんでした。

それは言葉にするのは難しいですが、目のシワも垂れ下がった頬もだらしがない体型も含めて、全て私だからというのが簡潔かな。
トルコに初めてきてからそろそろ30年近くなりますが、良いこと嫌なこと嬉しかったこと辛かったこと全ての積み重ねで今の自分があります。
それはもしかしたら若いころ描いた理想の自分や未来とはかけ離れているかもしれないけれど。そして歳をとってシワもシミも増えたけれど、よく頑張ったね、と自分を認めてあげたい。

50代になっても60代になっても美しい美魔女たちもいますね。すごいなとは思いますが、それは私にはとてもできない努力と厳しい制限の成果でもあるだろうし、称賛しこそするけれど、自分もそのために同じ努力と時間をかけられるのかというとたぶんやらないです。
その分、自分にはこれがある、私はこれを頑張ってきたと心から思えることがある。
生きてきた意味や証は他人からの評価ではなく、自分の基準でそれぞれの心の中にあればいい。

そんなことを1枚のモノクロ写真が私に改めて語り掛けてくれました。

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Last updated  March 11, 2021 06:38:28 AM
January 1, 2021
新年明けましておめでとうございます。
今年はいよいよ待ちに待ったマンダ年。
やったー!ぽっぽっぽっ



日本や中国の十二支では丑年ですが、世界の十二支を調べてみるとベトナムでは本当にマンダ年とのことです。(ちなみに私にとってもマンダ年です。)
そしてベトナムでは人生の3大イベントはマンダを飼うこと、結婚すること、家を建てること、なんですって。
マンダを飼うことは飼育環境が整っていませんので現実的に難しいけれど、今年はまだ行っていない残りのマンダの聖地を制覇してみたいものです。

2021年になり年金退職まであと残り2年と4か月になりました。
マンダへの愛を叫びつつ、今年も自分にできることをできる時に悔いのないように精一杯やっていきたいと思っています。



ヴィンテージ、アンティークのオヤスカーフの2021年初売りをやっています。
オンライン販売会を見逃された方もぜひご覧ください。
ただでさえお安かった貴重なオヤスカーフの数々がさらにお求めやすいお値段になっています。
期間限定(1月15日までの予定)ですので、どうぞお見逃しのないように~。

今年は近づく退職日を前に在庫整理のためにキリム、絨毯の投げ売りをしていく予定です。
キリム、絨毯好きな方はぜひチェックしてくださいね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにとって、世界中の人たちにとって安心して暮らせる世の中になりますように!

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Last updated  January 1, 2021 06:54:32 PM
December 28, 2020
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

2020年はオンラインによるセミナー、勉強会、販売会と離れたトルコにいながら、みなさまといつも以上に濃厚に過ごせた年になりました。
個人的には国間の行き来が制限されたり、流通が停止したり、行動制限が敷かれたり、いろんなものを失った(かもしれない)年でしたが、それ以上に得たものも多かったように思います。

zoomのおかげで日本の友人たちとも週に1度~2度はお会いできたし、今年最後のイベントとなった先日のオンラインセミナー、オヤマニアの会井戸端会議、イーネオヤ親睦会やイーネオヤコレクション鑑賞会にもたくさんの方にお集りいただき、寂しい思いをすることもなく、日本に居る時よりもむしろ多くの方と知り合う機会になりました。



私たちが同じように感じていることだと思いますが、まさか昨年のこの時期にはこんな風になるなんて想像すらしなかったです。
活動内容や生活が一転し、見えない行き先、いつどうなるのか不安な日々、特に具体的な理由はないのにストレスを抱えずにはいられませんでした。
でもどうでしょう、順応していくしかないって決めたときから、許される範囲でできることをやっていこうと心し、なんとか日々前向きに来れています。

まだまだ不安材料はあります。
幸いなことに日本とトルコ間の行き来は可能な状態ですが、以前のようにはいかないのは仕方がないことかもしれません。
当たり前だったことが当たり前でなくなっただけ、ですね。

家族ともに健康でいられること、温かい部屋で眠れること、お腹いっぱいご飯が食べられること、たくさんの友人がいること、それらがなんてラッキーで幸せなことであるかを噛みしめながら、2020年の締めくくりを迎えられること、みなさまに感謝しつつ、新年もみなさまにとって素晴らしい年になることを心よりお祈り申し上げます。

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Last updated  December 28, 2020 07:43:46 PM
August 12, 2020
本日8月12日(水)21時~。
zoomを使ってのオンライン「エラズーのオヤを見る会」を開催します。
既にたくさんの方にお申込みいただいていますが、あと数名なら大丈夫そう。
きっとinstagramのエラズー祭りをご覧になって興味を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
初めての方も大歓迎の気軽な会ですので、この機会に参加してみてくださいね。

お申込みはinstagramのオヤを編む会さんoya_amukai のDMへ。
オヤを見たい方ならどなたでも参加OKです。初めて参加する方のみお名前とzoomで入室するときのIDをお知らせください。
開催3時間後だから、そろそろ締め切りかな。



不定期に行われているオヤを見る会では、毎回テーマを決めてオヤの特徴やモチーフ名やその由来などをご紹介しながら、ひたすらオヤを愛でるという集まりです。
質問してもよし、ただ黙って見ているだけでもよし。
オヤに興味がある、オヤ好きが集まる無料の勉強会です。

昨日、久しぶりに自分でzoomを立ち上げてもうひとつのオヤを見る会を催しました。
参加される方はオヤの作り手さんが多いのですが、トルコの各地の伝統柄にも興味があったり、地域的な違いを見ていられたりして、お話するのもみんなでワイワイ楽しく過ごさせていただいています。同じオヤを見ても、10人いれば10人なりの感想や好みがあります。
自分が好きなものが人が好きじゃなかったり、自分がそうでもないものにとても興味を持ってくれたり、モノの見方、感じ方って人それぞれなんだと改めて思いました。

その後に途中参加になってしまいましたが、定例のトルコzoomへ。
zoom以降の人との交流をお話されていました。
確かに今まではSNS上でつながっていたり、メッセージやメールのやり取りで交流することはありましたが、やはりその人の顔を見て話を直接聞けると言うのはその人を知る早道かもしれません。もちろんリアルでお会いするのが一番いいのでしょうが、なかなか機会がなかったり、接点がないとわざわざ乗り出していくのもなんです。
zoomはそれに一番近い方法で交流できる手段のような気がします。そしてなんと言っても1対1でないことも意味があるような気がします。

おかげさまでトルコ関係の人たちともたくさん知り合うことができました。
これは主催者さんの人柄も影響しています。

そして話題はUFOに。
私、超常現象とかあまり信じない質ですが、実はアンタルヤでそれらしきものを見たことがあります。
1回は海岸沿いで南の海の方から向かってくる3つの光。
それは飛行機にしたら、あんなに接近して危ないなあ・・・という気持ちで見ていたら、途中で3方に光が分離して消えていったというもの。
動きがゆっくりからいきなり瞬足で飛び散った感じでした。一緒に観ていた人たちもいて、あれはなんだ、なんだという話になりましたが、その少し前にも暗くなってからでしたが、突然隣の林に閃光が走り、何かが空から斜めに飛び込んできたというのを窓越しに家族が見たということでした。
誰かが飛ばした爆竹? とか隕石? って思いましたが、いやそんなものじゃない。でもなんだかわからない、これも未確認飛行物体です。

そして最後に店の前で近所の人たちと雑談しているときに、上空にかすかに動くものを見ました。
飛行機ではないし、気球のようでもない。
ドローンの可能性もあり。それにしてはかなり上空でしかも飛行機並みにデカくない?

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アンタルヤ上空で未確認飛行物体

トルコはUFO目撃証言が多いらしいですが、古代の謎多き遺跡などを考えたら、そういうことがあってもおかしくないなと、個人的にはあんまり信じていないけれど、夢を持つのはまた別の話で楽しいかも。

そして今晩はUFOじゃないけれど流星群が見れそうです。

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Last updated  August 12, 2020 05:48:45 PM

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