Youtube【冬のブルサ雪景色】ドライナツメヤシの値段
全く持って時期外れになってしまいましたが、1月中旬に撮影したブルサでの雪景色をYoutubeのikumi nonaka チャンネルで公開しましたので、よかったらご覧ください。↓↓↓↓↓雪のブルサ散策ブルサって冬は寒いイメージがありますが、中心地にそんなに雪が降ることってないんだそうです。私もブルサに通っていますが、過去雪に遭遇したことはなかったと思います。この時はブルサに限らず、トルコ全土に大雪警報が出ていて、ブルサ帰りに取材を予定していたエーゲ海地方のマニサの山村に雪のために入れなかったほどです。アンタルヤっ子としては、10年に一度ぐらい積もることのないチラ雪を見るぐらいしかないので、リアルに降る雪を体験することは貴重なことでした。動画の中でブルサのバザールの様子が映っていますが、フルマ(ナツメヤシ)の値段を見て、ちょっと驚きました。というのも現在、品質の良いフルマの価格は100~200TL/kg、ちょっとお安いものでも70TL前後かと思います。この動画を撮影したのが、12月の急激な値上がりがあった後の1月中旬、今から僅か2か月半前のことなのですが、フルマが30~40TL/kgで売られています。もちろんフルマと一口に言っても品質によりお値段はピンキリですが、物価の高騰は明らかです。4月2日から断食月で、断食をしている人もいるのですが、断食と言えばイフタルの時に最初に口にするのがフルマです。この時期、そういう理由でフルマを購入するのが習慣でもあるのですが、今年はさすがに値段を見て、買い留まる人もいるようです。フルマの代わりにオリーブでもいいのですが、オリーブもフルマと比較をしたら安いというだけで、やはり全体的な物価は相当上がっているような気がします。お買い物をするのに値段を見たことのない私ですが、最近は値札を見てしまいます。それでも我が家は子供が家を離れてからはトマト1個、2個、じゃがいも1個、2個しか買わない生活ですので、影響は少ないですが、ちょっとした買い物で500TL,1000TLとなってしまいます。ちょっと前まで100TLの買い物って相当な分量だったように思うのですが・・・。そう言えば・・・で思い出したのが、日本での小学生の頃の記憶で、母親と一緒に行った家の近所のスーパーで買い物かごいっぱいになる買い物をしても1000円程度の支払いだったのが、何年か経ってある時気が付いたら、10000円分買っても買い物かごにいっぱいになってなかった・・・ということです。今、それに近い感覚です。物価も上がるけど、確かにお給料も上がっています。私も一応社長ですから、毎月社員にお給料を支払い、保険・年金の負担もしているわけです。法定最低賃金で見ると2000年86TL、2010年600TL,そして2022年は4250TLです。リラ上だけで見ると22年間で約50倍になっています。パンの価格は2000年0.20TL、今現在は3TLですので、約15倍です。先日、冷蔵庫を新しく買いたいと思って見たら普通のタイプで18000TL、これって最低賃金の約4か月分ですよね。クルマなんて今乗っているファミリーカーで最低賃金の140か月分です。あくまでリラだけで見た比較なのですが、これを当時のレートで外貨換算すると高くなっているものもあれば、逆に安くなっているものもあります。いずれにしても、現在のトルコで一般的な生活をしようとしたら、サラリーマンの場合夫婦共稼ぎでギリギリなのかなって個人的には思います。昨年以降、家賃が1か月分の給料かそれ以上のところがほとんどですので、ローンのない持ち家があれば、って条件付きですけどね。昔と今の一番の違いって何だろうと考えると、モノが溢れているということがあるかと思います。携帯電話は1人1台、若者だっておしゃれはしたいし、恋人と雰囲気の良いレストランやカフェに行きたい、子供のお稽古事や教育にお金もかかるし、たまには家族や友人と旅行にも・・・。経済面で言えばトルコも日本もあまり変わりない生活になってきた気がします。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka チャンネル------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング[