August 2, 2018

パランパルチャ(バラバラやん)

トカットのオリジナルのデザインは、これまでにご紹介したものに加えて、以下のものがあります。
・アイナル・ヤズマ
・トカット・イチ・ボシュ(カイセリ・ケナル)
・プルケット(ピラカ)
・カシュック・サプ
・カイナナ・ユムルウ
・アスマ・ヤプラウ
・トラブゾン・ケナル

本来、トカット以外の地域のデザインですが、トカットでも一般的に製作されたと考えられているものが以下の14種です。多くは名称や好まれたち地域などからもイスタンブルの工房のデザインと想像されます。
・カンデルリ
・チェンゲルキョイ
・キリットリ・ヤズマ
・ラーレリ
・ドラマ
・ケスターネリ
・アラップル
・フリヤール
・パルチャル
・ヤルマル
・ホロズ・クイルウ
・ジンゴロズ
・シャム・ハマーミイェ
・シネッキリ・ハマーミイェ

上の7種と下の14種に関しましては並び順にご紹介していきたいところですが、持っているヤズマの量が膨大なため、探すのが大変です。
というわけで順序が上下しますが、出てきたものからご紹介していきたいと思います。

「パルチャル」
「パルチャ」というのはトルコ語で「部分、部品」を意味する言葉です。
(「パランパルチャ」という言葉がありますが、「バラバラ」のこと。)
いくつかの異なるパーツを使ってデザインしていることからついた名前だと想像されます。




これまでご覧いただいた、「トカット・ヤルム・エルマルス」とか「トカット・イチ・ドルス」とかは、メインの大きな版と、ボーダーの細長い版の2種類のみでしたが、パルチャルの場合は同じように隙間なく押していますが、版の形が同じでないため、入り混じったような、落ち着かないようなデザインです。
それはそれでシンメトリー感が一層ない印象という効果を狙ったのかもしれません。

「パルチャル」に使われる版は(色版を除いてカラカレムだけで)全部で4つです。

メインの大きな版は「キョセ・モチーフ」を呼ばれ、「角のモチーフ」の意味で四隅に1つずつ押されます。
正方形の中にお花と葉が描かれたもので、中央部にリボンのようなものが巻き付けられています。




ヤズマの中央に1つだけ押されるのが「オルタ・モチーフ」で、「真ん中のモチーフ」を意味し、こちらは上下あるデザインであり、なぜこれが中心にふさわしいのか不思議です。




キョセモチーフの間に出来た隙間を埋めるのが「アラ・モチーフ」。「間のモチーフ」です。
4辺の中央部に辺に対して垂直に押されます。茎のある花のデザインで、中心方向が下で外側に向かってのびています。




最後に「ケナル・モチーフ」。これはボーダーに使われる版のことです。




パルチャルは110×110cmを超える大きめのヤズマから、70×70cm前後の普通サイズのヤズマまで観られるデザインです。
版の大きさが違うため、全体的にまとめるためにも、それぞれの版の位置を決めるのに気を遣ったことでしょう。(続く)

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Last updated  August 2, 2018 12:46:43 AM
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