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私はルイ・ヴィトンのバッグや小物は持っていない。
あの金額の財布を持つくらいなら、安い財布にあの金額の現金が財布にいつも 入っていた方がハッピーだと思っている。 バッグは空の状態でもあれだけ重いのに、あれこれ必要品をつめこむとますます 重くなるので、肩こりの私には不向きなのだ。 だけど、ルイ・ヴィトンのバッグや小物を持っている女性を多く見かける。 日本の直営店がなぜいつもあんなに混んでいるのか。不思議でもあり興味もある。 最近、一緒にいる人の仕事柄か私の興味も高じてか、買いもしないのに ルイ・ヴィトンの店に入っていって、店内の客層を見る。(商品もたまに見る) 店内は結構カップルが多い。 クリスマス前に行った時は、今日はバーゲンか?!と思うほど、店内は混雑していた。 年の暮れにも行ったが、その時もやっぱり人は入っていた。 年明け早々にも行ったが、やはりその時も人は入っていた。 年齢層も若者から中高年まで幅広い。 なぜ混んでいるのだろう?私の興味は高まるばかり。 どこかの店の前で1週間くらい、どの時間帯にどんな客がくるのか、カウンター 持って計ってみたい。(しないけど) そんなこんなで、恐らく一般の人とは違う意味でルイ・ヴィトンに興味を持った私は 六本木ヒルズ森タワー52階にて開催している「ルイ・ヴィトン 時空を超える 意匠の旅展」の招待券が手に入ったので、見にいった。 まずは、ルイ・ヴィトンの歴史に驚く。 (ルイ・ヴィトン 歴史 と検索したら20000件以上ヒットするので歴史については 割愛する) トランク製造業者として創業した、ということは、今回初めて知った。 大切に大切に保管されていた、100年も前の現物を前に恐れ入る。 旅行鞄には、モチーフが手書きされたものもあった。 大きな引出しがついたもの、靴が収納できるもの、などいろいろあった。 中でも驚いたのが、鞄にベッドや机が本棚セットされているもの。 あの鞄があれば、どこでも何でもできると思った。 作りもしっかりしている。頑丈でもなおかつ、細部にまでこだわっている。 キャスターもついていないので、運ぶのは大変だっただろうなぁと思うのは 庶民の考え。 何せ、あのような鞄を持つ人たちは、お金持ちだったに違いないので、自分で鞄を 運ぶわけはなく、運び屋さん(ポーター)がいたであろう。 日本との関わり、ジャポニスムを取り入れていることも知った。 ルイ・ヴィトンの鞄はまさに芸術作品だ。 この品質へのこだわりが、多くの人々を魅了しているのかもしれない、と ほんの少し、ルイ・ヴィトンの良さがわかった気がする。 それにしても。 ルイ・ヴィトンのバッグや小物を持っている世の女性たちは、こういう歴史的背景を 知って、本当いいものだと理解して、手にして使っているのだろうか。 そんなことわかんないけど、いいものはいいものなのよぉ! って、言われそうな気がしてきた… はい。ごもっともです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.15 17:27:29
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