2008/06/10(火)06:21
一番花の蕾をピンチした枝・その後
6/7のメアリーマクダリンです。一番花の蕾が見えるか見えないか位でピンチすると
10日遅れで花が咲くと、バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック
に書いてあったので実験したのです。
人差し指の先に黒く枯れた所、ピンチした場所です。そこからさらに五枚葉3~4枚分
ステムが伸びて、2本の枝に一つずつ蕾がつきました。
6/8に赤味の強いアプリコットで咲いてきました。一番花が全て終わってから15日目。
今年は寒いし日照不足だし、それで遅れたのかもしれません。
これ花弁脈というのかな? ベーサルになりそうな緑の芽が!
色素がブレンドされていく様子がわかります。
夕方にはここまで咲き進みました。
もう脈は目立たなくなって、全体的にアプリコットです。
この後、相変わらず変な香りだと思いつつくんくんしていたら、スリップスがけっこう
出てきたので、早々にカットしました。
二番花の蕾が上がってきているので、蔓延させたくありません。
部屋の中で白い紙の上で息を吹きかけ、落ちてきたヤツをティッシュで押しつぶすという
とても根気のいる作業をして、やっと抹殺。きぃー
新しく買ってきた草花やハーブの苗にくっついてきたのかもしれません。
ヤツらは葉っぱの裏に潜んでいたり、土の上はサナギでいっぱいだったりするんだって。
うげげげ
6/9部屋の中でゆるいロゼットになり褪色していきます。
レモンシフォンはもう少し色が薄く咲く方が好み。キャサリンモーリーにも少しだけ
スリップスがいたので切りました。
スリップスを退治しようとオルトラン粒剤 200gを撒いていたら、何がどうなったのか
めありの鉢が落下
かなり立派な蕾をつけていた新しいステムが1本折れてしまいました…
受難のマグダラのマリア
無事だった蕾たちが、一斉におじぎしていたのにビックリ
落ちる前はしゃんと伸びていたのに、びっくりしたんだねぇ。
ばんって落ちて根鉢に衝撃かかって、命の危険を感じて「なんだったら花咲かすの
止めますけど」って意思表示だったのだな、きっと。
植物の神秘でした。
あっ、そうそう実験結果のまとめ…メアリーマクダリンの場合、房咲きにならずに
ステムが伸びて切り花にするのには最適。2番花の間を埋めてくれてなかなか良い。
来年も覚えていたら、もう少し早いタイミングで3~4本ピンチしてみよう。
今年もそれくらいやったのだけど、咲いたのは2本。後はブラインドになった。
アンブリッジローズはピンチしたのは全部ブラインドになっちゃった。意味無し。