原作・イラスト 新田祐克 発売元(株)インターコニュニケーションズ
CAST
岩城京介 森川智之 香籐洋二 三木眞一郎
浅野伸之 森久保祥太郎 清水 小菅真美
金子 野島裕史 柴田 百々麻子
監督 目黒光祐 助監督 久保田隆
カメラマン 小原雅一 記者 安元洋貴
1 イクァリティー・ラヴァー 2 クロスゲーム
3 インサイド・レポート 4 ヒズ・ベスト
4 サイレントキラー
岩城と香籐はそれぞれに新番組のドラマの主役が決まり 忙しくすれ違う日々が続く。 無理やり岩城を抱いてしまう香籐を岩城が優しく諌める。 そんな中 岩城のマネージャーの清水が産休でかわりに新しく浅野と言う俳優志望の若い青年が岩城の元に着く事になる。 香籐はそんな浅野を直感で危険な人物と判断し 岩城に警告をするのだが岩城はそんな香籐の言葉を意に介さず 浅野を信用していく。 浅野は完全に岩城の信頼をかち得た所で 計画通りに週刊誌の記者に自分と岩城のスキャンダル写真を取らせる。 岩城と香籐 二人の間に重大な局面が訪れる。
■華南 文のつぼ♪
全部の作品の中で 私が一番好きな場面がこのCDの中にあります。 ひとつは初めて岩城が香籐を抱くシーン。 もうひとつは岩城と香籐の同時記者会見の後 駆けつけた香籐が浅野と対峙するシーンです。 作品を通してこの二つはとても重要なファクターでもあります。 リバは苦手な方にはどうにも受け付けられないかもしれませんが 私はなんでも来い!なので大丈夫です。 この「4」は香籐の魅力が満載♪な感じです。
またこの作中のドラマ「インサイド・レポート」は後に一枚のCDになる事に。 FTで三木氏がやりたいと仰っていたのが実現する事になったのでしょうかね。
春を抱いていた 3
CAST
岩城京介 森川智之 香籐洋二 三木眞一郎
岩城雅彦 田中秀幸 佐和渚 井上和彦
清水 小菅真美 冬美 山口由里子
久子 松尾佳子 金子 野島裕史
柴田 百々麻子 司会者 内田大加宏
看護婦 相川真美子 レポーター矢部雅史
岩城の父 飯塚昭三
蜜月の二人は微妙な気持ちのすれ違いを埋めつつ 二人で住む新居に無事移り住む事になる。 平穏で幸せな日々を過ごせると思っていた矢先 岩城の母が急逝する。
実家とは勘当絶縁状態であった岩城は母の死も知らされず 死に目にも会えなかった事を悔やみ香籐の前で泣き崩れる。 香籐はそんな岩城を連れ岩城の実家を訪れる。 岩城の兄と対峙する二人は説得を試みるが…
■華南 文のつぼ♪
実は岩城兄弟は似たもの兄弟でした。 お互いに頑なで意固地だったりするので結局互いに顔を見合わせて和解すると言うことはないのですが。 でも最後には密かに見送りに来る兄にちょっとほっとします。 香籐という存在がなければ岩城もずっと和解することも出来ずにいたかと思うと 本当に岩城にとっての香籐という存在は大きいのだなと思います。 ストレートで真っ直ぐな香籐にきっとこれからも岩城は救われていくのでしょうねぇ。
FTでは岩城の兄役の田中氏が「森川君を叱り飛ばせて気持ちよかった」と仰っていました。
冬の蝉 春を抱いていた__前世編
CAST
秋月景一郎・岩城京介/森川智之 草加十馬・香籐洋二/三木眞一郎
相沢正之進/森久保祥太郎 他
春を抱いていたシリーズの中でも異色の1作にして傑作というこのCDです。 劇中劇でもあり岩城と香籐の前世でもあるという設定で展開される 幕末の幕臣秋月と長州藩攘夷派の草加の 哀しくも美しい二人の愛を描いた作品です。
幕末の混乱の中 英国大使館焼き討ちの夜 逃げる草加と相沢に出会った秋月。 秋月はこの時自分の開国に対する思いを告白し二人を逃がす。 長州藩に身を置きながら開国派だった草加は逃げながら 秋月の事を気にかけていた。 数年後 再び江戸で出会った二人は呼び合うように接近する。 そして草加は英語を秋月から習うことになり 二人の心はますます近づく事になる。 そんな中 草加にロンドン行きの話が密かに持ち上がり決意する。 ロンドンに行く前に自分の秋月に対する思いを告白する草加。 そして二人は愛を確かめ合うことになる。 敵対する二人は将来 身分や藩を越えてまた再び一緒に過ごせる事を願って それぞれの道を行くことになる。 しかし時代は彼らの思うようには進まなかった。 再び二人が出会うのは函館戦争の戦場であった。
■華南 文のつぼ♪
全てが好きです つぼです。 個人的に幕末好きと言う事もあります。 時代背景と二人の関係が悲し過ぎますが。 森川三木両氏の熱演に脱帽。 ラストシーンの切々と語る秋月の台詞と秋月を追いかけてその姿に嗚咽し絶叫する草加。 特筆すべきものだと思います。 お二人のファンでなくとも是非、聴いて欲しいと思います。
最後のトラックは現代の岩城と香籐が 秋月と草加を祀った空蝉寺にお参りに行くというショートストーリーが入っています。 このトラックが不要と思っている方もいらっしゃるようですが私はこのトラックがあって良かったと思っています。 あのままでは秋月と草加があまりにも辛すぎる…と思うのです。 最後のトラックでホッと出来ます。
春を抱いていた 2
CAST
岩城京介 森川智之 香籐洋二 三木眞一郎
香籐父 正宗一成 菊池克也 鈴置洋孝
漆崎一成 伊藤健太郎 柴田キャスター 百々麻子
香籐洋子 ゆかな 古達キャスター 橋本昌也
清水 小菅真美 司会者 高橋利幸
金子 野島裕史 スタッフ 津川悟
末広 若林直美
1・ワンナイト・ジゴロ 2・ファミリー・ツリー
3・レーゾン・デートル 4・ヌード・ダンサー
同居しそれぞれの仕事も忙しくなり二人の人気も急上昇で順調な二人。
少しずつではあるが岩城も自分の気持ちを認めざるを得なくなっていた。
香籐の妹の結婚式に家族と疎遠な岩城を無理やり連れて参加する事にしハワイまで出向いたが 香籐の父に岩城の参加を拒否される。が妹の洋子の尽力で香籐の父と岩城は和解し事なきを得 無事に洋子の結婚式に二人揃って参加する。
そんな中 突然香籐のスキャンダルが持ち上がり家までマスコミが押しかける。動揺し仕事にも影響を及ぼす岩城。それは岩城の中で香籐の存在が大きくなっていると言うことを改めて認識させる出来事になる。 もう終わりにしようとする岩城 言い訳さえも聞いてもらえない香籐は落ち込むのだった。がそんな二人の間を香籐の父が助ける事になる。
香籐と共演することになった菊池克也という俳優を 岩城は尊敬していた。バーティーで出会い誘われるままついて行ってしまう岩城。しかしそれは菊池の罠でもあった。
■華南 文のつぼ♪
岩城と香籐の二人の気持ちが固まるエピソードがいくつか入っているCDです。 自分の気持ちに気がついて涙する岩城と 岩城が菊池に傷つけられた事を知って逆上する香籐。 この二人の迫真の演技が聴きどころです。 ちなみにフリートークは無しです。
春を抱いていた
CAST
岩城京介 森川智之 香籐洋二 三木眞一郎
佐和渚 井上和彦 沢雪人 鈴木千尋
浅井P 千葉一伸 末広涼子 若林直美
清水 小菅真美 監督 中村伸一
1 春を抱いていた 2 フォーカスフラッシュ
3 フレッシュ・フルート 4 ワンクール・ポルノ
5 セルフィッシュ・ジーン 6 Talk
AV男優である岩城の元に一冊の本が届く。
それはベストセラーになっている「春を抱いていた」という同性愛を描いた作品と作品の映画化に伴い行われるオーディションの案内であった。
オーディション場所のホテルには同じくAV男優である香籐も来ていた。
原作者でありこの映画の監督である佐和からオーディションは二人で絡んでみて欲しいという要求だった。
映画のオーディションには岩城が勝ち残り そして映画は大成功を収めるのだか 次のTVドラマ化にあたり主役にオーディションで蹴落とした筈の香籐が起用される事になる。
念願の俳優デビューを果たした岩城であったが AV上がりと言うこともあり常に自分のスキャンダルを狙うマスコミに周囲を嗅ぎまわられ また主役を香籐に奪われてイライラを募らせる。酔っ払った勢いで香籐を自分の部屋に呼び出し「主役」を賭けて勝負をしようという岩城に香籐は平手打ちを食らわせる。
■華南文のつぼ♪
今でも忘れられないこの一枚!です。
何故ならこのCDを某メイトで購入し近くのカフェで封を切りCDプレーヤーに入れ 帰りの電車内で電源ON♪ 「!!!」いきなり女性の喘ぎで始まったもんで… 慌てて電源切りました(笑) 隣の人に音漏れで聞こえてなかっただろうかと 勝手に1人で恥ずかしくなってしまい思わず隣の車両に移った私でありました。
岩城役の森川氏と香籐役の三木氏 このコンビは安心して聴けます。 BLではこの二人の代表作とも言えるでしょう。 フリートークでは三木氏の意外な過去話も語られています。
華南文 拝