プロフィール
華南 文
好きなものを好きなだけ♪マニアックに(?)
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ブロークバック・マウンテン やっと観てきました♪ いやぁ~泣けました。 何と言いましょうか「わ~!」って感じでは無くて「じわ…」って感じで つつつっ~っと頬を涙が伝っていくという感じで泣けました。
感想文の前にちょっとした出来事を。 実は私が座っていた場所の斜め後ろ辺りに 20代半ば位の男性の2人組が座ったんですよね。 もうね…そっちが気になってしょうがない(笑) 耳が斜め後ろ方向にびろ~~~んと大きくなってましたけど。 ボソボソ二人で喋っているのでよく聞こえない!う~んもどかしい。 ってかどんなカンケイ?と、友達?ええ?タダの友達?(爆) その二人以外は男性は居なかったなぁ。 映画が始まってしまえばその二人は気になりませんでしたけど。
腐の私にとって「こういう世界」は日常に目にしたり耳にしたりしているのですが BLはやっぱり気軽に楽しめる作品が多いので こういうズシッと来る感じは久しぶりでした。 時代背景は1960年代前半のアメリカの田舎。 なので特に保守的で多分丁度古い価値観と新しい価値観がぶつかっていた頃なんだと思います。 イニスとジャックは山で出会いカラダを繋げ数ヶ月を過ごした後山を降りる。 それぞれに結婚し家庭を築くのだが二人は時々会い離れられないでいる。 結局イニスは離婚するのだが 一緒に牧場をやろうというジャックに着いて行く事が出来ない。 そんな時 ジャックの妻からの手紙でジャックが亡くなった事を知るイニス。 ジャックの部屋でジャックの本当の強い思いを改めて知らされるイニスなのである。 ざっとこういう話であります。 イニスが中心に描かれているのでジャックの生い立ち等は想像するしかないのですけど恐らく イニスはノンケでジャックはゲイかバイだったのではないかと。 アメリカの強い男=カウボーイ に憧れてというかそれが当たり前に思われている世の中でそれでも自分の思いを抑えきれずにいるジャック。 ジャックは新しい世界新しい価値観をず~っと求めていたけれど イニスは最後まで踏み切ることが出来なかったのですね。 ジャックを失って初めて ジャックの本当の気持ちや 強さや 優しさに気がつく… とってもセツナイんです。 イニスはジャックの実家のクローゼットの中にあった かつて山に居た頃失くしたと思っていた自分の血の付いたシャツを見つけるのです。 ジャックのシャツの中に2枚重ねてハンガーに掛かっている自分のシャツを。 ラストではその2枚のシャツを持ち帰ったイニスのクローゼットの中に ブロークバックマウンテンの写真と共に2枚重なったシャツがあるのです。 でも今度は… イニスのシャツの中にジャックのシャツが掛かっている。 最後はイニスが自分の素直な気持ちもきちんと受け止めたと私はそのシャツの重なりで理解出来ました。 そして「永遠に一緒だよ」と。 傷付けあって傷ついて周りも巻き込む形で皆が辛い思いをするのですが 中でも一番の被害者はイニスの妻であるアルマだったような気がして そこだけがどうしても後味が悪いというか… でもそれだからファンタジーと言うよりは リアリティが出る部分だと思うのです。 最後のシーンで少しだけ救われると言うか。 この物語の作者さんも女性だと聞きました。 女性が描くこういう世界はやっぱり独特なんでしょうね。 ジャックの死因とかジャックの生い立ちとかがエラク気になってもっと深く知りたいと思いました。 なので明日原作を探して読もうかなと思っております。 そしてDVD化したら購入するぞ~!(笑) 脳内変換で「イニス@森川氏」「ジャック@三木氏」で 現在思い出し再生中でございます♪
映画終了後 まだ場内が暗い内に私は席を立ったのですが 私の斜め後ろの男性二人組はピクリとも動かず… この二人がとっても気になる所ではありましたが(笑) 帰宅の途に着きました。 |
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最終更新日
Apr 13, 2006 03:06:14 AM
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