かくの如き語りき

2005/10/24(月)01:01

ふらっと、漢字検定!~バカにならなきゃ出来ないぞ

無謀なことというのは、バカにならなきゃ出来ないのだな。 「そんなもん、やってもトクにならん」 「役に立たないだろう、実生活には」 なんてことを考えてしまっては、たちまち何も出来なくなる。 そんなもんだと、しみじみ感じた約一ヶ月。 漢字検定試験を「複数級」受験してきました。 すなわち、一個だけじゃなくて、二個、受けてきた。 ホントはね、下の級だけにしようと思ってた。 漢字検定の上の級のレベルって、ほんとに、専門家レベル。 実はね、私の受験番号がスゴサを表しているらしい。 下の級は433番台、上の級は19番台。 つまりこの番号、受検する人の人数を表している。 実際の受検者はもっと多い目。 けどチャレンジする人が少ないってことは、 チャレンジできる人がそんなにいないってこと。 つまり、だから、難しいとわかるみたいだ。 受検後、すぐに標準解答がもらえるので、自己採点。 下の級は、ほぼ大丈夫!上の級はあえなく、沈没。 沈没なんだから、黙っておけばいい、普通ならそうする。 でも、今回、スゴクわかったことがある。 無謀なことというのは、バカにならなきゃ出来ないのだな。 受かるはずがないのに、受かるつもりでやったから、 ブスブス死んでいる脳細胞が近頃になく元気だったような気が。 漢字はとっても奥が深くて、意味を調べるたびに、 フムフム頷いたり、イタイところを突かれたり、いろいろ。 意味がわかると、文学の表現は豊かで、キレイで、 巷の小説ばっかり読んでいる私にはなんだか新鮮でもあった。 でも、ふと、疑問に思えてくる。 しかも、私は、文学を本格的に勉強したことがない。。。 バカですね、バカだな。受かるはずがない。 「そんなもん、やってもトクにならん」 「役に立たないだろう、実生活には」 そういう気持ちがあると、出来なかっただろうなあ。 何にも考えないままで、ほとんど思いつきで申し込んで、 若い時に比べると、なかなか覚えられなくて四苦八苦なのに、 エライコッチャでやり始めてみれば、とにかく楽しかった! こういう無茶は、バカにならないと出来ませんね。 いっつも、バカになってばかり、というわけも行かないですが。 漢字検定って、他の検定に比べて受検料が安い!(実は受けた動機!) テレビの番組のクイズみたいなとこもあるし。 ただ、受検級の選択は慎重に。。。 それではまた、映画のお話させてくださいましね。 おつきあいくださり、ありがとうございました。

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