テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:絵本
最近、絶版になった本の復刊がよくある。個人ではどうにもならないものも、図書館関係が頑張ってくれると実現するようだ。そうして生き返った本には、やはりよいものが多いように思う。
この一年ぐらい、ずっと気になりつつも、なかなか手に取ることがなかった本。 今日は、 「はじめてのかり」 吉田遠志/絵・文 リブリオ出版 (2001年) を紹介しよう。 《絵本 アフリカのどうぶつたち◆第1集 ライオンのかぞく》の第1巻。1980年代に福武書店(現ベネッセ)から刊行されていたものを2001~2002年にかけて復刊したもので、《草原のなかま》《ゾウのかぞく》の3部作で全17巻ほどある。 自然の色とはまさにこれだな~と思わせるような、優しいタッチの絵であるのに、迫力も備え、遠目もきく。文章にも媚びた表現がなく、自然の中のドラマという感じ。野生動物の生態というところまで深く考えて作ってあると思うが、小さな子どもから、小・中学生(大人)まで十分楽しめる内容だ。 一冊ずつの完結なので、どこから読んでも、どれを読んでもいいわけだが、やはり順番に子どもと読んでいきたい。この本は、いずれ学校おはなし会でも使ってみたいと思う。 ◇レスのつけられる掲示板は⇒こちら ◇モンキーバナナもよろしく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.19 08:10:11
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