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日経ネット関西版 http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/32317.html
判決など偽造の弁護士に実刑──大阪地裁判決 裁判所の破産宣告書や判決文などを偽造したとして、有印公文書偽造・同行使などの罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、早川敏子被告(54)に対し、大阪地裁(杉田宗久裁判長)は29日、懲役1年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。 杉田裁判長は「責任感の強さから仕事を限界以上に抱え込んで処理しきれなくなり、依頼者を納得させるために偽造を始めた経緯には同情する」としたが、「弁護士が犯罪に手を染めた責任は重く、『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』の心情で実刑を選んだ」と述べた。 判決によると、早川被告は2000年から04年にかけ、破産宣告書や調停申立書、判決文など37通を偽造し、依頼者に渡した。 つい最近も,判決を偽造して懲戒された弁護士がおります,依頼は断れないというある種の義務感や困った人を救いたいということで仕事受けすぎて,忙しくてどうにもならなかったのでしょうね。ほんのわずかですが,偽造してしまう気持ちがわかります。 絡し忘れる,放置する,それで適当な報告や嘘の報告をするなど,これで後戻りが出来なくなって取り返しが付かなくなってしまうのです。 私も処理できないほど事件受けて,訴訟提起しますといいながらあっという間に数ヶ月という経験がすでにあります。 こちらから連絡せず,依頼者から「先生どうなりました?」という電話が入るのはホントいやですよ。 これに懲りて,自分を過信せず,事件を受けすぎず,処理も余裕を持って,早め早めに,報告は逐一する,というようにして事件処理をするようにしています。 (これは,ヤフーに掲載したものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.30 12:30:30
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