2005/10/01(土)23:46
「SAMURAIスピリッツ」参加してきました!
片山右京&道幸武久トークライブ 「SAMURAIスピリッツ」、参加してきました!
F1には興味なかったので、「片山右京とは一体どんな人なのか?」、
一切先入観なしに聴いたのですが…
いやー、かなり楽しい方だったんですね。
体育会系というか、やっぱりアスリート的。
裏表がなさげで、100ワットの裸電球みたいにカラッと明るく、屈託がない。
そして一旦しゃべりだすと止まらない、マシンガントーク。
「ぶっちゃけ言ってこういう場は苦手で、
俺って緊張するとウン○したくなっちゃうんですよ。」
なんてことまで言ってしまう…^^;
ストイックなレーサーのイメージががた崩れだったんですけども(イイ意味で!)、
以前からあーいう感じのお人だったのかな?
「感性」と「直感」タイプかな。論理的な道幸氏とは、好対照だった。
たとえば、
「何かにチャレンジする際に、恐怖をどのように乗り越えているか?」
という質問に対し、
「根拠のない自信です!『自分だけは助かる』と思っているのと一緒です」
これにはウケた。私にもそういうところがあるので…^^;
同じ質問に対して道幸氏は、
「自分の以前の成功体験を思い出して、
『あれを乗り越えた自分ならやれる』と思うこと」
と、あくまで論理的思考。
ただ二人とも根本にあるメッセージは同じ。
「自分の好きなことを見つけて、それを極めること。」
「チャレンジしない人には、順番が回ってこない。挑戦しつづけること。」
「たくさんの人の協力を得て、応援される自分になること。」
そして二人とも、非常に人間的魅力に溢れている。
こう書くと、片山氏って単にノーテンキなお方のような気がしてしまうけど、
やはり幾度も生と死の境を乗り越えた人が語ることというのは、ずしりと重みがあった。
「『こんちきしょー、見返してやる!』って動機ってすごく強力で、
すごいことを成し遂げちゃうことも多いんだけど、
その動機だと一瞬の達成感はあっても、幸せじゃないんですよ。
やっぱり、『自分のしていることが人や社会の役にたってる』とか、
そういうことをするのが、結局自分も幸せを感じられて、いいと思います。」
これって、『非常識な成功法則』でも似たようなことが書いてあった気が…
成功本って様々な観点から書かれているけれど、真実は一つなんだなぁ~。
最後のほう、
「何かを判断するにあたり、自分にどんな『問いかけ』をなさっていますか?」
という質問に対して片山氏は…
「自分も従業員も家族も、みんなハッピーになる判断か?」
「(金や権力に)しっぽを振っていないか?」
2番目の回答がストイックでカッコいい!体育会系ですね。
そして道幸氏は、
「それをする俺って、『カッコいいかどうか?』ですね」
なんかまるでそこらの若いあんちゃんみたいな回答で、ほほえましいというか…^^;
いずれにしても、即答できるほど『自分のスタイル』を持っているというのは、カッコいいよなぁ~。
印象的だったのは、ナビゲーターの島田氏(元スポーツ雑誌「Number」ジャーナリスト)の言…
「片山さんもそうなんですが、イチロー、野茂など世界的舞台で
活躍しているアスリート達は、みなメディアに対しては寡黙だけれど
並々ならぬ『情熱』を持っている。『俺は日本だけでいいや』という
アスリートは、やっぱりそれ以上にはならない」
ただそれほどの情熱を持ち、成功する為には、
自分が大好きで、その為には何度失敗してもへこたれない、
あきらめないと思える、情熱が持てることをやらなければならない
…ということだよね。
ってことはある意味、情熱がすべてを解決するのね…
う~~~~む。
それからそれから、
ウソかホントか誇張か?は分かりませんが、数多くの成功者がそうであるように、片山氏も「やりたいこと」を大学ノートに書いていて、しかもそれが「タウンページ並みの厚さがある」といってました。いやはや。
道幸氏のお話もとてもよかったのですが、
ほとんど『加速成功』に書かれていることの延長のようなものだったので、
つい目新しい片山氏の話ばかり書いてしまいました。
トーク終わってすっかり片山右京のファンになってしまった私…
次読む本は、「負け、のち全開(フルスロットル)」に決まり~(*^^*)