*The Millionaire Mind*

2005/12/22(木)19:23

チャンスはどこにでも転がってる。

【起業塾】講義の感想(7)

12/17(土)33期ベーシック第3回講義(12:30~14:30):講師/橋本真由美先生 「壁に当たったら、『壁』とは思わずに『階段』だと自分に言い聞かせる。」 「へこまないこと。社長はへこんでたらやっていけない。気楽に楽観的になる。」 第3回目の講義は、著作「コネなし、金なし、学歴なし。」で有名な、株式会社ハーシーのCEO、橋本真由美さん。 「一体どんな豪傑な方なんだろう??」と思っていたのですが、 ぱっと見は本当に、普通の方でした。 ファッションも、その佇まいそのものも。 ……が、しかし。。。 淡々とした語り口とは裏腹に、次々と語られる驚愕エピソードの数々。 志村けんを居酒屋で偶然みかけて、 「あなたを笑わせることができたら、明日からこの給料で採用して下さい!」 と直談判する勢いと発想、そして"思い立ったら即実行"のスピード感はすばらしい! それらの豪快エピソードに、私はただぽか~んとバカ口を開けて聞き入っておりました…^^; とにかくもう、 「直観&本能、全開!!」なお方なんですね。 彼女のやり方をそのまま真似することは、パーソナリティ上厳しいけれど、 フリーランス時代の仕事のゲットの仕方は、なるほど!と思いました。 これなら真似できるところがありそうです。 ■フリーランス生き残り術(…と勝手に命名) ・名刺の作り方  →やっていないけども「やれそう、やってみたい事」まで書いてしまう ・営業先の探し方  →求人広告をみて、「私のウデを必要としている」と思われる会社を選び出した。   アプローチの時期は、求人広告が出てから約3週間後。   つまり、目的の人員を採用できなかったであろう頃合を選ぶ。 ・アプローチ先は、人事部の電話ではなく、代表電話にかける  →人事部は人を採用する部なので、直接製品を作っている部にまわしてもらう。  →リラックスしている時間、夕方にかけると、話す時間が長くとれる。アポイント率80% このやり方で顧客を得、フリーランスになってから1年後には、 年収1千万になったそうです。 す~~ご~~い~~~! 2年目には、一人では仕事がまわらなくなってきたので、 友達にもデザインの仕事をまわしてみたら、その子の方がデザインが上手なことが判明。 普通の人ならそこでヘコみそうだけれども、橋本さんは違った。 「どうやったら効率的に仕事が回るか?」だけを考えて、自分は営業に徹することに。 「得意な人に任せた方が、クオリティが高くていい仕事ができる。」 そのことにフォーカスを当てて、いちいち固執しないあたり、さすがです。 そうやって、得意な人に仕事をどんどんまかせていくことで、 会社って大きくなっていくんだなぁ~ということを、 実感として感じることができました。 さらに、ヨガの事業を立ち上げた際のエピソード。 ヨガ事業の発想元は、単にカッコいい!って感じたところからきているのだけど、 その後はちゃんと「売れる為の戦略」が、ステップbyステップでなされています。 ■新規事業立ち上げの発想から展開まで 1.カッコいい!憧れちゃう!と感じたことを、ビジネスにつなげてしまう  →NYでヨガマットを持ってのヨガクラスに出る女性達がすごくカッコよかった。   日本でもやりたいと思った。 2.まずネットでヨガの情報を発信しはじめる  →マーケティングツールとしての女性向サイトを立ち上げる 3.オシャレなヨガの本を作り、出版社に営業  →出版社にアポを入れ、飛び込み営業。結果的に3冊出た。   「オシャレでステキな企画がある!保証付きです!」と熱血アプローチ。 4.若い女性に人気のホテル宴会場を取り、ヨガのイベント開催  →カリスマインストラクターで集客したいので、千葉麗子を2時間かけて説得。 5.「マネーの寅」に出演し、本の宣伝、イベント告知してしまう  →結果は「ノーマネー」だったが、本は増刷、イベントにTV取材が入った。 6.「マネーの寅」を見ていた投資家が、プレゼンしないか申し出てきた  →プレゼン10分でOKが出る。5000万円の融資ゲット。   (ホントは1000万円で十分だった…らしい) チャンスを見出す、新規事業のアイディア発想法ですが、橋本さんの場合、 「本屋に言って、『ビジネス書』とは別のところで、  自分がお金を払って買っているものは何?」 というのもポイントだそうです。納得。。 橋本さんの講義で、たーくさんパワーをいただきました! 最後に、 「みなさん、講義に出ているって時点で、考えすぎです!」 「このベーシックコースで、必ず『何かを得た』と思ってください」 というお言葉が、じ~んと身に染みました…^^;

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