シルバーロケッツ

2010/11/07(日)14:16

明野駐屯地際 2010

自衛隊基地際(19)

去る11月3日に開催されました明野駐屯地際に行ってきました。 明野駐屯地は陸上自衛隊になりますが、航空学校と実験団が所属し、ヘリコプターが 主に運用されていることで有名です。 明野駐屯地は三重県伊勢市に在り、自宅からは電車で約3時間と結構な距離があるた め行きたくても気軽に行けないところでしたが、今回入念に下調べをして遠征と相成り ました。 自宅を6時前に出て近鉄明野駅に9時半頃、そこから歩いて(およそ1kmくらい)20分程 で明野駐屯地に着きます。 10時から観閲式が始まるのは判っていましたが、すでに準備が進められています。 プログラムを確認すると展示飛行は11時から、式典(あいさつ)が1時間と長いのも調べ た通りです。すでに最前列は埋め尽くされていますし、お目当ては展示飛行なので、 それまで地上展示を見て廻ります。 駐屯地に入場して最初に見えたのはやわらかコブラとブラックホーク(黒くないですが)。 ちびっこへの気配りは忘れられていません。 やわらかコブラ やわらかブラックホーク どっちもローターがオミットされているのは仕方が無いところか。 地上展示ではUS ARMYのUH-60が。機体の前に人だかりがするので見に行くと帽子等 を軍人さんが売ってました。小遣い稼ぎでしょうか。 陸自のUH-60JAの機内見学の列に並びます。 10時半を過ぎたので撮影ポイントを探します。が、初めてなのでどこがいいのか判りま せん。最前列から少し離れたところで待つ事にします。 天気は良いのですが、風が異常に強く、低いところにポツポツと雲があり時々陰ります。 結構寒い。 ようやく長い式典が終わり展示飛行が開始されました。 今回は浜松基地からT-4が2機飛来していました。10分程で来るそうです。 赤白T-4 T-4が去った後ヘリコプターが順次飛び立ち、祝賀編隊飛行の準備に入ります。 UH-60JAブラックホーク(手前)とAH-1Sコブラ(奥) AH-64Dロングボウアパッチ 祝賀編隊飛行 全て収まりません。 編隊で上空を通過した後、単機で目の前を再度通過します。 総機体数28機でしたが、さすがにこれだけの数が一斉に飛行すると迫力があります。 地獄の黙示録を思いだしました。 続いて明野レインボーによる機動飛行が披露されます。 OH-6D×4機、OH-1、AH-1S、AH-64Dの計7機で編成され、他では見ることが出来ま せん。 AH-1Sコブラ OH-6Dカイユースによる編隊飛行 OH-1ニンジャ AH-64Dロングボウアパッチ OH-6D、OH-1は動きが軽快ですね。 攻撃ヘリはやはり若干重いのでしょうか。 明野レインボーによる機動飛行が終了すると、すぐに模擬戦闘展示が開始されます。 OH-1による偵察、地上からの155mm砲による援護(空砲)、AH-64Dの攻撃(射撃はなし) 続いてUH-1とCH-47からの地上部隊の展開、制圧の流れとなります。 UH-1チョッパー 73式ジープとCH-47Jチヌーク 73式ジープの展開後足早に撤収するCH-47チヌーク しかしながら最前列では無い場所からは、地上で何が起きているのか判りません。 場内アナウンスでしか進行を把握できませんが、まあ仕方が無いですね。 模擬戦闘が終了すると、これまたすぐに模擬消火展示が行われます。 UH-1とCH-47による、水の散布です。よく山火事などの消火で観るやつですね。 UH-1による散水 CH-47と大バケツ 実機を見るのは初めてですが、CH-47のバケツはでかいです。 以上にて飛行の展示は終了です。 うろうろしていたら先ほどの模擬戦闘を行ったOH-1とAH-64Dが戻ってきて、少しで すがファンサービスをしてくれました。 AH-64Dロングボウアパッチ こんな気遣いがうれしいですね。 帰りの電車の予定があり地上展示を充分に楽しむことが出来ないのが悔しいです。 CH-47による地上滑走(朝一配布のチケット入手が必要)、吹奏部隊による演奏、 高機動車試乗等もあり、後ろ髪を引かれつつ明野駐屯地を後にします。 来年は電車の時間を考え直そうかな。 これだけのヘリコプターを一堂に見ることができとても楽しく過ごす事ができましたが、 少しばかり雲が出てしまい背景は青空なのに機体だけ陰っている写真が多いのが すこし残念でした。こればかりはどうしようも無いのですが。

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