テーマ:塾の先生のページ(7613)
カテゴリ:大人に向けて
「はい。覚えてね。」 これを言うのは簡単だ。 僕もよくやる手だ。 どういう時にやるかといえば、銀と塩化物イオンが反応したら、塩化銀の白沈ができる。 というような時である。 でも、できるだけ理由をつけて説明してあげたいと思っている。 理由とともに覚えている語句の方が記憶に残りやすい。 「はい。覚えて。」の右脳に入れる記憶は確かにパワーは強いかもしれないが、次の問題へと発展させにくい。 中学の理科を教えていた頃に、いつも思っていた。 理科のことをあまり知らない先生が、理科を教えると丸暗記みたいになるだろうな~って。 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウム。 どうして炭酸ナトリウムの方が塩基性なのかを説明せずに、「炭酸ナトリウムの方がフェノールフタレインがより赤になるよ。」 ってやってしまうと、子供がきついだろうな… やはり、先生の知識レベルが高い方が、いい授業が出来るだろう。 教え方のスキルと知識量は、次元が違うのはわかるのだが、先生達もいろいろな本を読みながら、自分の知識をよりしっかりしたものにする努力が必要なんじゃないかと思う。
ふと思ったので書いてみた。 さー。授業行って来よー。
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Last updated
2006/12/05 05:28:05 PM
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