カテゴリ:経営戦略
若い塾経営者のみなさ~~ん。 なるべく戦略を知らない人でもわかりやすく書いてみるからね? もちろん、塾以外にもあてはまるはずだから、塾以外の方も参考にしてみてね?
自分の創りたい塾をつくろうとしている人は多いはずだ。 一方で、お客さんに合わせた塾をつくろうとしてる人も多いと思う。 いわゆるニーズに応えると言うやつだ。 この2種類のそれぞれのアドバンテージや、違いなんかは今度書きたい。 今日はニーズに応えることに関して、書いてみようと思う。
経営をやっているとよく「市場のニーズに応えている。」つもりになっている。 本当にニーズに応えてるのだろうか? 僕の考える「ニーズに応える」という考え方は、少し違う。 世の中で経営的に流行ったものを見渡して欲しい。 例えば、有名どころでいけば、ワタミフードサービスの考え方である。 居酒屋でありながら、料理や酒を提供するのではなく、居心地を提供するというコンセプトを貫いてブレイクした。 その後、同じようなコンセプトの店が雨後の筍のように出現して、なんだか慣用商標化した。 居酒屋=居心地提供という式が出来上がり、ワタミのオリジナリティが業界に浸透してしまった。 でも、2番煎じの多くの店舗は、真似をしているだけで、その根底の超重要な本当の本当の根幹部分に気づいていないと思う。 ただ単に、いい居心地を提供して、お客さんに来て欲しいと思ってるんじゃないだろうか? だから、本質を忘れて居心地度を上げることに注力したり、スタッフが笑顔で働ける職場作りを目指している。 大事なことに気づかずに… 実は、もっともっと深い部分があって、それが成功の鍵を握ってるんじゃないかって僕は考えている。 現在、居心地を提供しているものすごく多くの飲食店は、それが当たり前になった時代に多く淘汰されるだろう。
話を塾に戻そう。 僕の塾だ。 僕の塾は、スタート時、一気に拡張した。 それには理由がある。 愛をこめて…みかみ塾だったからだ。 ワタミの居心地と同じように、愛を本気で提供しようと考えた(もちろんワタミを参考にしたわけではない。)。 塾生は、すべて自分の子供だと思って接しようと決めたし、心からそう思っている。 一方で多くの他塾も愛を提供しているだろう。 でも、あることに気づいているかどうか? これが重要だ。 例えば、何度も言うが、「無料補習やりまくります。わかるまで付き合います。」って塾があれば基本的に一時的には大成功すると思う。
さて、無料補習をやっている塾は多いと思うが、成功しているだろうか? 愛を提供している塾は多いと思うが、成功しているだろうか?
居心地を提供していて成功しているワタミ。 無料補習を提供して成功している塾。 愛を提供して、今のところ上手くいってる僕らの塾。
あることに気づいているかどうかが重要だ。 それに気づくか気づかないかでは、もう大洋と沼くらいの差があると思う。
そして、その武器はきわめて応用性が高く、経営者の知識としては絶対に必要なものだと僕は考えている。 それはなんだろう…
つづく。
僕がなぜ時々戦略ネタを書くのか? どうして自分の情報を開示するのか?である。 2つ理由がある。 そのうちの1つは、業界を活性化させたいからである。 みんなで勉強して競い合って、高めあって、レベルの高い業界にしたいと考えている。 子供達が勉強するように、大人も成長に向けて勉強し続けるのが地球の幸せだと思う。 みんなで地球を幸せにしませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/31 11:48:08 AM
[経営戦略] カテゴリの最新記事
|
|