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Love water

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2005年05月24日
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2-3

カテゴリ:カテゴリ未分類

商店街を抜けた暗い道。酔っ払いのおじさんがフラリ、フラリと歩いていく。
前方に人影がうっすらと目に入ってくる。人影が鮮明におじさんの目に映ってきた。
人影は深紅の着流しを来てゆらりと立っている。
「いよっお兄ちゃん、着流しとは風流だねぇ~」
フラフラと深紅の着流しを着た。男に酔っ払いが声を掛ける。
深紅の着流しの男はゆっくりと酔っ払いを見た。茶色の目が金の色へと色を変えていく。
着流しの男は酔っ払いに長い爪を振り下ろそうとしている。
「のけ、酒飲み親父」
酔っ払いを突き飛ばして爪を受け止める黒髪で紫の目の男がいた。
「きゅ~~~!!」
倒れたおじさんは気絶中。
「鬼狩り刃悧・・・参る」
短刀を持って刃悧は言う。
着流しの鬼は刃悧に飛び掛ってきた。
「クッ・・・」
刃悧は鬼の爪を受け流していき、返し刃で左腕を切り落とす。
鬼はその瞬間、血を目隠しに使い姿を消した。
「・・・逃げた・・・??」
刃悧は夜の闇の奥を見るようにして呟く。
「兄貴、無事だったんだな」
青い目を向けて刃悧を見ている屡吏でした。
「屡吏、この酔っ払い鬼狩りの息がかかって警察へ連れて行け」
屡吏にいい刃悧は鬼の消えたところに行く。
刃悧は地面にひざを付いて鬼の腕が落ちたところを見ている。
 灰になった腕のような形をしたものと血のような紫の液体。
「しとめ損なって重傷も負わせてない・・・か」
刃悧は呟く。






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Last updated  2005年05月27日 19時24分53秒
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依津夜

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Comments

どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
依津夜@ こん そしてまだ片付いてないですたい あと…
五條 沙雪@ Re:疲れた・・・(02/23) 私もそのパターンで親に聞かれることがあ…
沙雪です@ Re:御報告。(02/12) 良かったです♪ 依津夜さんの逆転勝ちかな…
ナベっ智@ Re:御報告。(02/12) 沙雪さんて彼氏でけたのかい??

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