飛びこむ新世界
「企業に行ったらアカデミアにはもどれない」呪文のように何度も聞いた言葉。ポスドクを長くした研究者は企業では嫌煙されるだとか、いろいろ聞いてると、企業って行ったら最後、そこがとっても怖いところだったとして、やっていけないって思ってもアカデミアにはもどれないんだという不安があった。やっぱりアカデミアが好きで、純粋に研究がしたいと思った。でも、気持ちを前向きにしてくれたのは、誘ってくれた知り合いの人に久々にあってお話ししたときのその人の雰囲気だった。会社に入った経緯とか会社でのこととかいろいろ説明してくれてたんだけど、なんか目がキラキラしてて、本当に楽しそうに話をしていたから、つられてワクワクしてしまった。あんなにバリバリのアカデミア研究者の印象だった人が、会社でキラキラ活躍してることがなんだか不思議で、企業って本当はどんなとこなんだろうって興味が湧いて、どんなものか試してみようって思えた。なんかそんな人生もいいかもしれない。ダメだったとしても道はあるはずと思って、思い切って転身することにした。それが、4年前。人事の人との確認面接の時は、長く働いてくれる人がいいけどできますかと聞かれた気がする。何がしたいと聞かれて、感染症を撲滅したいと答えた。今も気持ちは変わらず、もっと現実的になってワクワクしているかも。