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2018.08.31
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8月が今日で終わり

明日から本業復帰予定

病気療養中ながら、この夏の間に
本の原稿を50頁近く書いてしまった

家に仕事場があるせいか

寝室の横に仕事場があり、
暇があるとそこにこもる

あまりガリガリやると
心臓に良くない

とわかっていても、
描き始めると止まらない

家に仕事場があるのは長短あるけど、
長所の方が多いように思う


Q ロマネスク、ゴシックでは、ヴォールトはどのように進展する?

 

A 円筒ボールト → 交差ヴォールト → リブヴォールト → 尖頭アーチのリブヴォールト

 

ロマネスクでは円筒ボールトの次に、側面からの採光しやすい、ヴォールトを直行させた交差ヴォールトがつくられます。交差ヴォールトはローマでも使われましたが、中世では対角線の扁平アーチをつくる高度な技術が不足し、ヴォールトは不安定でした。そこでリブという骨をヴォールトの稜線に架け、その上にレンガや石を積むリブヴォールトが開発されます。ゴシックでは尖頭アーチとされ、対角線アーチの頂点と他の頂点の高さを容易にそろえることができるようになります





19世紀の学者ビオレ・ル・デュクは、ゴシックのリブヴォールトは合理的で無駄のない明快な構造と分析しました。しかし後に爆撃でリブが落ちてもヴォールトはそのままであったことから、その解釈は修正を余儀なくされます。「多数の小さな石材を並べたヴォールト天井面は、けっしてそれだけで安定するものではなく、その上面に小割石を混ぜた石灰コンクリートを厚く裏打ちして一体的に固め、天井面にひずみが起こらないようにして初めて安定する。つまり、ゴシックのヴォールト天井は厚い石灰コンクリート・シェルの下面に小さい板石がタイルのように張り付いていると考えてよい。したがって、大規模なヴォールト天井全体は薄いところで数十cm、ヴォールトの四隅部分では厚さ34mにも及ぶのが通例である。」(桐敷真次郎著「西洋建築史」共立出版 2001 p85から引用 下線筆者)天井裏には木造小屋組が隠されていますが、コンクリートシェルも隠されていたことになります。

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Last updated  2018.08.31 11:28:27
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