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後輩が書いた建築の本を読んでいて、 Q はさみ型方杖とは?
A はさみのようなX字形に方杖を組んで叉首(合掌)を支える架構です。
合掌が曲がらないように斜め下から支える方杖(筋交:すじかい)が、左右両方ではさみの形、X字形になるのがはさみ型方杖(scissor brace)です。 中世イギリスで、小規模な教会や農家などの屋根架構に使われました。はさみ型方杖を右の架構図のように2段に組む、木造アーチの上にはさみ型方杖を付けるなどのバリエーションがあります。 |
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