ミカオ建築館 日記

2024/04/11(木)11:56

ドメスティック・リバイバル 住宅復興

ドメスティック・リバイバル 住宅復興 Q 1860年代以降のイギリスで中小規模の住宅が多くつくられ、ドメスティック・リバイバル(住宅復興)と呼ばれました。どのような社会的要因があった? A ①農業不況による貴族の没落と中産階級や資本家の勃興、②環境悪化した都市を逃れて郊外に庭付き一戸建てを求める流れ、③都市と郊外をつなぐ鉄道の普及など。 貴族が荘園経営のために建てたカントリーハウス(マナハウス)は、農場(荘園)経営の基地としての役割があり、多くの使用人を使う大邸宅でした。産業革命後に出てきた上層中産階級の人々は、そのような田園生活を多少なりとも実現できる庭付きの専用住宅を、都市近郊に求めました。仕事は都市部で生活は郊外でという、ガーデンサバーブ(田園郊外住宅地)が発達します。ロンドン西郊のベドフォードパークがガーデンサバーブの先駆とされています。このような流れの中で、多くの住宅作家が登場し、そのムーブメントはドメスティック・リバイバル(住宅復興)と呼ばれるようになります。なおガーデンサバーブは、ガーデンシティ(田園都市)とは違う概念です。ガーデンシティは職住一体のひとまとまりの小規模な都市全体を田園の中に置く、その都市どうしを鉄道でつなぐという考え方です。 参考文献 大橋竜太「イングランド住宅史-伝統の形成とその背景」中央公論美術出版、2005 鈴木博之「NHK市民大学 空間を造る-減退建築の招待」日本放送出版協会、1986 スピロ・コストフ 鈴木博之監訳「建築全史 背景と意味」住まいの図書館、1990  ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。  南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 イラストで読む建築史! ゼロからはじめる 建築の[歴史]入門 [ 原口 秀昭 ] 価格:2585円(税込、送料無料) (2021/7/3時点)楽天で購入 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 [ 原口 秀昭 ] 価格:4290円(税込、送料無料) (2021/4/24時点)楽天で購入 ​​​建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分​​​ 建築法規の入門はこれで↓ 第3版をお求めください。 ゼロからはじめる建築の[法規]入門 第3版 [ 原口 秀昭 ] 価格:2530円(税込、送料無料) (2021/5/21時点)楽天で購入 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 1級建築士受験スーパー記憶術 新訂版 [ 原口 秀昭 ] 価格:2860円(税込、送料無料) (2021/4/24時点)楽天で購入 ​​ミカオ建築館​ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます!​ ​​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ろーす

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