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ミースによる初期の3つのオフィスビル案
Q 1910年代、20年代のミースによるオフィスビル計画案は、どのようなデザイン的な特徴を持つ? A 表皮をカーテンショールのガラスか壁にしていること、スラブの積層を表出させていること、周囲を圧倒する高さを持つことなど。 3つのオフィスビル案は、ガラス面を波打たり鋭角に尖らせた2つのガラスのタワーと、横長窓を付けたRCの直方体のオフィスです。そのオフィスビル案に共通するのは、重さを支えないカーテンウォールの表皮、水平スラブの積層、古い街並みに不似合いな高さです。建物を覆う表皮は、石やテラコッタなどの壁面に比べて存在感、重量感がなく、また上下を逆にしても成り立つような抽象性を有しています。 参考文献 David Spaeth “Mies van der Rohe” The Architectual Press, 1985 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 2級建築士受験スーパー記憶術新訂版が出来ました! 2級では木造を多くして80頁強にし、RC、Sなどは基本事項に絞り、1級で載せられなかったような積算用語、建築史用語、都市計画用語なども数多く載せました! アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版第2刷をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
去年先生のYou Tubeみながら勉強して二級受かりました!
ブログもやられてたんですね! (2022.05.13 09:59:51)
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